ゼネコン汚職事件

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ゼネコン汚職事件(ゼネコンおしょくじけん)は1993年に発覚したゼネコン絡みの政財癒着の汚職事件

概要[編集]

金丸信自民党副総裁の巨額脱税事件の押収資料から、ゼネコン各社から中央政界や地方政界に多額の賄賂が送られている実態が判明する。東京地方検察庁特別捜査部(東京地検特捜部)による捜査の結果、1993年から1994年にかけ、建設相、宮城県知事、茨城県知事、仙台市長が逮捕される事態に発展した。

一連の事件では計32人が起訴されたが、収賄罪の一審公判中に死亡した竹内藤男元茨城県知事を除き、全員の有罪が確定した。

事件一覧[編集]

茨城県汚職事件
茨城県が発注する県庁舎移転新築工事や県立植物園温室新築工事、茨城県立医療大学新築工事に絡む汚職事件。
宮城県汚職事件
宮城県の開発事業に絡む汚職事件。
仙台市汚職事件
梅田川第一雨水幹線工事やJR仙台駅前再開発事業に絡む汚職事件。
埼玉土曜会事件
談合をしていた埼玉土曜会について告発を見合わせるように公正取引委員会に働きかけた事件。

刑事訴追一覧[編集]

贈賄側[編集]

収賄側[編集]

その他[編集]

  • 静岡地検浜松支部から応援で駆けつけた検事が1993年10月に参考人として事情聴取していた元宮城県幹部や贈賄企業幹部に対して暴行を加えてけがを負わせる事件が発生した。検事は特別公務員暴行凌虐致傷罪で立件され1994年6月に懲役2年執行猶予4年の判決を受けた。

関連項目[編集]