セントーサ島

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セントーサ島
Sentosa locator map.png
面積 4.71 km²
所属国・地域 シンガポールの旗 シンガポール
地図
セントーサ島の位置(シンガポール内)
セントーサ島
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セントーサ島
1 sentosa aerial 2016.jpg
セントーサ島の空中写真、2016年
中国語
繁体字 聖淘沙
簡体字 圣淘沙
マレー語
マレー語 Sentosa
タミル語
タミル語 செந்தோசா

セントーサ島(セントーサとう)は、シンガポール島の南にある島。レジャー施設が多数開発されており、シンガポールにおける重要な観光スポットとなっている。島の北側は遊園地や水族館が並び、島の南側はビーチが続いている。

概要[編集]

マラリアの流行により多数の死者が出たことから、かつてはブラカンマティ島マレー語: Pulau Blakang Mati、「背後の死者の島」の意味)とよばれていた[1]1880年代イギリスシンガポール港防御のためシロソ砦を建造[2]。シロソ砦は1942年2月のシンガポールの戦いで陥落し、ブラカンマティ島は1945年9月まで日本占領下に置かれた。戦後イギリスから返還され、シンガポール政府は「静けさ」を意味する現在の名称に改称しセントーサ・デベロップメント・コーポレーション(セントーサ開発公社)を設立[1]1970年代以降、保養地として観光開発が進められた[3]2018年6月12日、カペラホテル(Capella Singapore位置)でドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領金正恩朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談が開催された[4]

観光[編集]

マーライオン

マーライオンタワー、「アンダー・ウォーター・ワールド」と名付けられた水族館、2000羽の蝶が放たれている昆虫館、リング状に設えられた座席が、地上110mまで上昇して回転するカールスバーグ・スカイタワー、シンガポールの歴史を展示したイメージ・オブ・シンガポールImages of Singapore)という博物館蝋人形[5])、第二次世界大戦でも使用されたシロソ砦などがある。

ピンクのイルカのショーを見て、イルカにタッチできるドルフィン・ラグーンもある。夜には、レーザー光線と、花火噴水などを使ったショー「ソング・オブ・ザ・シー」もある(21:30より毎日開催)。

パラワン・ビーチには「アジア大陸最南端」の碑が建っているが、その場所は島の最南端からはかなり北に外れた位置にある。

また、2010年ユニバーサル・スタジオ・シンガポールがオープンし、さらに多くの観光客を引きつけている。付近にはホテル、フードコートやレストラン、水族館、土産店などが多数隣接している。島の中央部には巨大なマーライオン像が立ち、内部に入ることも可能としている。

2010年2月14日にはシンガポール初となる、大型カジノ施設がオープンした[6]

なお北部リゾートワールドにおいては、Wi-Fiが有料となっており、ホテルなどでもS$20を徴収するところがほとんどである。このため、無料でWi-Fi環境を提供するスターバックスは観光客に重宝される。一部のレストランなどではWi-Fi環境を整えている場所もある。

交通[編集]

島へ入るセントーサ・ゲートウェイ
セントーサ島のモノレール
「セントーサ・エキスプレス」

シンガポール島から、公共交通機関、自動車や徒歩で島に入ることが可能。いずれの場合も、入島料を払わなければならない。2015年現在、休日は7S$(17〜19時は3S$)、平日は6S$(12〜14時は2S$、17〜19時は無料)である。

モノレール[編集]

シンガポール本島のセントーサ駅からセントーサ島のビーチ駅までセントーサ・エキスプレスで、約8分。

ケーブルカー(ロープウェイ)[編集]

シンガポール島のハーバー・フロント駅からセントーサ島のセントーサ駅までシンガポール・ケーブルカーで、5分30秒。

バス[編集]

シンガポール島のハーバー・フロント・バス・インターチェンジからセントーサ・バス

自動車・タクシー・徒歩[編集]

セントーサ・ゲートウェイの橋を渡って、自動車・バス・タクシー・徒歩で入島することも可能である。

リゾートワールドの地下には、巨大な駐車場が広がっており、各レジャー施設やホテルなどに繋がる構造になっている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 遠藤英樹 (2016年3月). “ダークツーリズム試論―「ダークネス」へのまなざし―”. 立命館大学人文科学研究所紀要110号. 立命館大学人文科学研究所. p. 16. 2018年6月13日閲覧。
  2. ^ シロソ‐とりで【シロソ砦】”. デジタル大辞泉. 小学館. 2018年6月13日閲覧。
  3. ^ セントーサ‐とう〔‐タウ〕【セントーサ島】”. デジタル大辞泉. 小学館. 2018年6月13日閲覧。
  4. ^ “Capella Sentosa: inside the Singapore hotel hosting the Trump-Kim summit”. The Week. (2018年6月11日). http://www.theweek.co.uk/94189/capella-sentosa-inside-the-singapore-hotel-hosting-the-trump-kim-summit 2018年6月12日閲覧。 
  5. ^ イメージ・オブ・シンガポール
  6. ^ 読売新聞 (2010), シンガポール初のカジノ、セントーサ島に, http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100215-OYT1T00390.htm 2010年2月15日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯1度14分53秒 東経103度49分48秒 / 北緯1.248度 東経103.830度 / 1.248; 103.830