セントビンセント島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
セントビンセント島

セントビンセント島(セントビンセントとう、Saint Vincent)は、カリブ海ウィンドワード諸島にある肥沃な火山島

概要[編集]

面積は344km2、人口約11万人。最高峰は標高1,234mのスフリエール山。セントビンセント島の海岸黒色浜辺がほとんどで、良質の海綿の産地である。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』はセントビンセント島で撮影された。

バナナコプラココア砂糖香水アロールートを産出。

歴史[編集]

1498年コロンブスが望見、1667年以来、イギリスがしばしば領有し、1763年パリ条約でイギリスの植民地として確定した。1979年グレナディーン諸島と共にセントビンセント・グレナディーンとして、イギリスから独立。首都キングスタウンがある。

西インド諸島で最初にパンノキを持ち込まれた島として知られる。1789年太平洋上で、西インド諸島の奴隷達のための安い食料としてパンノキを手に入れた後、バウンティ号の反乱が起きた。反乱者達は隠れ家として南太平洋にある無人の孤島、ピトケアン島に住み着いた。反乱の後、1792年に153本のパンノキがセントビンセント島とジャマイカに持ち込まれた。

1902年5月7日、スフリエール山が噴火して火砕流が発生し、1680人が死亡している(その翌日には島の北に位置するマルティニークプレー山が三万人の命を奪う大噴火を起こしている)。

2021年4月9日、スフリエール火山が1979年4月以来となる噴火活動を開始。島内は火山灰に覆われ、停電状態が続いた[1]

脚注[編集]