セシリア・ボー

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セシリア・ボー(自画像:1894)

セシリア・ボー(Cecilia Beaux、1855年5月1日 - 1942年9月7日)はアメリカ合衆国の肖像画家である。上流階級の出身で、同じ階級の人々の肖像画を残した。

略歴[編集]

フィラデルフィアに生まれた[1]。父親はフランス人の絹織物業者で母方の祖父のリーヴィット(John Wheeler Leavitt)はニューヨークの有力な企業家であった[2]。母親はボーが生まれて12日目に産褥熱で没し[3]、姉とともに祖父の家やおばの家で育てられた。父親は娘たちを残してフランスの戻り、ボーが2歳の時にフィラデルフィアに帰るが、仕事がうまくゆかず4年後フランスに去った。1871年におばから絵の訓練を受けて、絵の才能を見出され、1877年にペンシルベニア美術アカデミーで学んだ[4][5][6] 。1885年にフィラデルフィアの展覧会に出展し、高い評価を得た。1888年にヨーロッパに渡り、パリの私立美術学校のアカデミー・ジュリアンアカデミー・コラロッシで学び、イギリスやイタリアも訪れ、美術館の巨匠の絵画に学んだ。教えを受けた画家にはローベル=フルーリーやウィリアム・アドルフ・ブグローがいる。

1900年からニューヨークに住み,上流階級の人々の肖像がを描いた。彼女が描いた肖像画には、フランスの政治家、ジョルジュ・クレマンソーやセオドア・ルーズベルト大統領夫人、エディス、イギリスの海軍提督デイヴィッド・ビーティー (初代ビーティー伯爵)初代ビーティー伯爵の肖像画があり、彼女の展覧会は上流階級の集まるイベントのようになった。

作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Kuiper, Kathleen. "Cecilia Beaux", Encyclopædia Britannica Online, Retrieved 22 May 2015.
  2. ^ John Austin Stevens; Benjamin Franklin DeCosta; Henry Phelps Johnston; Martha Joanna Lamb; Nathan Gillett Pond; William Abbatt (1890). The Magazine of American History with Notes and Queries. A.S. Barnes. https://books.google.com/books?id=yLobGlNAZE8C&pg=RA1-PA197-IA16&lpg=RA1-PA197. 
  3. ^ Tappert, page 1.
  4. ^ Wadsworth Atheneum; Elizabeth Mankin Kornhauser; Elizabeth R. McClintock; Amy Ellis (1996). American Paintings Before 1945 in the Wadsworth Atheneum. Yale University Press. ISBN 0-300-06672-4. https://books.google.com/books?id=Yl0MqWsBxDQC&pg=PA84&lpg=PA84&dq=%22cecilia+kent+leavitt%22. 
  5. ^ Who's Who in Pennsylvania. (1908). https://books.google.com/books?id=V08DAAAAYAAJ&pg=PA66&lpg=PA66&dq=%22john+w.+leavitt%22+new+york. 
  6. ^ Alice A. Carter, Cecilia Beaux, Rizzoli, New York, 2005, p. 11, 0-8478-2708-9

参考文献[編集]

  • Alice A. Carter: Cecilia Beaux. A Modern Painter in the Gilded Age. Rizzoli Books, New York 2005, ISBN 0-8478-2708-9.