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セグロカッコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セグロカッコウ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: カッコウ目 Cuculiformes
: カッコウ科 Cuculidae
: カッコウ属 Cuculus
: セグロカッコウ
C. micropterus
学名
Cuculus micropterus
Gould, 1837
和名
セグロカッコウ
英名
Short-winged Cuckoo

セグロカッコウ(背黒郭公、学名:Cuculus micropterus、英名:Short-winged Cuckoo または Indian Cuckoo)は、カッコウ目カッコウ科鳥類の一種である。

形態

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全長:約33cm、 大きさ、姿はハトを細身にしたシルエットでカッコウツツドリに似るが、背中は褐色味が強く(これが和名の由来である)尾は灰褐色で先端部分に黒帯がある。雌雄はほぼ同色である。

分布

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インドから東はアムール川、南はジャワボルネオにかけて分布する。北方のものは、期は南へ移動する。

日本では数少ない旅鳥として、主に春の渡りの際記録される。本州九州の各地で記録されているが、特に日本海側の島嶼部(飛島舳倉島対馬)での記録が多い。繁殖期にさえずりが聞かれることもまれにある。しかし国内での繁殖記録は確認されていない。

生態

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平地から山地の林の中で生活し、林内から出ることは少ない。

さえずりは、ホトトギスの声をずっと太くした感じで、ホトトギスの場合6声ひと区切りだが、それを4声にしテンポを遅くした印象となる。特徴のある鳴き声のため、さえずりのみが記録されることも多い。日本で初めて本種が記録されたのも、鳴き声だけの記録であった。

卵は青緑色で無斑。オウチュウ類の巣に一つずつ托卵する。

関連項目

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