ズー

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単頭のライオン頭の鷲「ズー(アンズー)」。紀元前2550年~2500年。ルーブル美術館蔵

ズー)は、メソポタミア神話に登場する怪物。現在ではアンズーAnzū)がより正確な呼称であるとされる。ライオンの頭を持つワシの姿で表されることがある(グリフォンを参照)。

ズーは天の主神エンリルに仕えていたが、主神権の簒奪を目論み、主神権の象徴である「天命の書板」を盗み出してしまう。この話はいくつかバージョンがあり、あるバージョンでは、「天命の書板」を取り返すために神々がルガルバンダを送り込み、彼がズーを殺したことになっており、また別のバージョンでは、エアとベレト・イリニヌルタを書板の奪還に向かわせたという。また、アッシュールバニパルの讃歌では、マルドゥクがズーの討伐を命じられている。

関連項目[編集]