スービック経済特別区

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スービック経済特別区(スービックけいざいとくべつく, Subic Bay Freeport Zone)は、フィリピンルソン島サンバレス州にある。1991年アメリカ海軍スービック海軍基地が返還された後、経済特別区と指定され、大統領直轄のスービック湾都市開発庁(SBMA)の管轄下に置かれている。 自由貿易港(フリーポート)をはじめ、スービック・ベイ国際空港ホテルゴルフ場ショッピングセンター免税店病院などがある。

2010年代に入り中華人民共和国の軍事的圧力が強まり、冷戦時代を通じてこの地域の平和を保ってきたアメリカ軍の軍事的抑止力の意義を正しく理解せぬまま、安易に撤退させたフィリピン政府は中国人民解放軍海軍の軍事侵攻に対して、有効な反撃手段を持たなかった為、それまで自国領であった西沙諸島の一部領土を中国人民解放軍に軍事侵略され、あっけなく喪失した。その後同じ第一列島線上に存在する西側同盟国中華民国台湾)からの武器輸入なども検討したが、中国からの強い政治的圧力もあり中華民国との取引はうまく纏まらなかった。その結果、アメリカ軍が再度フィリピン国内に駐留する事を認める合意文書が、2015年に米比両政府で取り交わされた為、今後の展開によりスービック経済特別区が軍港として再利用される可能性も高い。

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