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スルファミン酸ニッケル(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スルファミン酸ニッケル(II) (:Nickel bis(sulfamate))は、ニッケルスルファミン酸塩である。

スルファミン酸ニッケル(II)
物質名
識別情報
ECHA InfoCard 100.033.982 ウィキデータを編集
性質
Ni(SO3NH2)2
モル質量 250.85 g mol-1(無水物)
外観 緑色固体
融点 125℃(3水和物)[1]
水に可溶
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

合成

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ニッケル粉末または炭酸ニッケル(II)をスルファミン酸と酸性条件下で反応させると生成する。[2]

性質

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粉末は緑色の固体で、水に溶けやすい。日本国内では四水和物の粉末のほか、水溶液の形で流通する。[3][4]

用途

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電解ニッケルめっき(スルファミン浴)の電解液の主成分として、少量のホウ酸等と共に用いられる[5]

脚注

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  1. ^ 職場のあんぜんサイト:ビス(スルファミン酸)ニッケル(II)”. 厚生労働省. 2022年11月22日閲覧。
  2. ^ US3620669A "Production of nickel sulfamate"”. 米国特許(Google patent). 2022年11月22日閲覧。
  3. ^ 薬品事業 製品検索”. 日本化学産業株式会社. 2022年11月22日閲覧。
  4. ^ 電気ニッケルめっき薬品”. 昭和化学株式会社. 2022年11月22日閲覧。
  5. ^ スルファミン酸ニッケル浴の建て方と使い方」『金属表面技術 現場パンフレット』第14巻第11号、表面技術協会、1967年、10-14頁、doi:10.4139/sfj1954.14.11_102022年12月12日閲覧