スリーマイル島原子力発電所
座標: 北緯40度09分14秒 西経76度43分30秒 / 北緯40.153971度 西経76.724990度 スリーマイル島原子力発電所(スリーマイルとうげんしりょくはつでんしょ、英:Three Mile Island Nuclear Generating Station、略称はTMI)は、アメリカの原子力発電所である。ペンシルベニア州ハリスバーグ近くのサスケハナ川の中州であるスリーマイル島に建設された。
1979年に、2号機が炉心溶融事故を起こし世界的に名前が知られるようになった。
概要[編集]
スリーマイル島原子力発電所は、ゼネラルパブリックユーティリティ社(後にGPUと改名)によって建設された。建設開始は1968年であり、発電開始は1974年9月2日である。実際の運転はGPU社の子会社であるメトロポリタンエジソン社によって行われた。
2号機で事故が発生した1979年3月28日の段階では、運転メトロポリタンエジソン社からGPUの新しい子会社、GPUニュークリア社(GPUN)に変更されていた。
GPUN社は1998年まで1号機を運転したが、その後、フィラデルフィア電力エネルギー社(Philadelphia Electric Company Energy:PECO Energy)とブリティッシュエネルギーグループのジョイントベンチャーであるアメジェンエネルギー社(AmerGen Energy Company)に売却した。
その後、PECOはユニコム社(Unicom Corporation)と合併、2000年にエクセロン社(Exelon Corporation)がPECOの出資分を取得した。エクセロン社は2003年にブリティッシュエネルギーグループの出資分も取得し、2017年の段階では、エクセロン社の原子力部門が所有している。
2017年5月30日(現地時間)、エクセロン社が、2019年9月に閉鎖を予定していると発表[1]。主な閉鎖の原因はシェールガスによるエネルギー価格の低下と福島第一原子力発電所事故による運営コストの上昇による採算性の悪化としている。
設備[編集]
1号機[編集]
- 炉形式 加圧水型(PWR)
- 電気出力 837MW
- 運転開始 1974年6月19日
2号機[編集]
- 炉形式 加圧水型(PWR)
- 電気出力 959 MW
- 運転開始 1978年12月30日
- 事故発生 1979年3月28日
関連項目[編集]
出典[編集]
- ^ 『米 スリーマイル島原発 採算性悪化から閉鎖へ』 2017年5月31日 NHK