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スリランカ陸軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スリランカ陸軍
陸軍旗
活動期間 1881年4月1日 - 現在[1]
国籍 スリランカ
軍種 スリランカ軍
兵科 陸軍
任務 国土の防衛治安維持
兵力 276,700人[2]
上級部隊 国防省
司令部 コロンボ
標語 ラテン語: Pro Patria
"For Country"
記念日 10月9日
主な戦歴 第二次世界大戦
1971年スリランカ人民解放戦線反乱英語版
1987年-1989年スリランカ人民解放戦線反乱英語版
スリランカ内戦
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スリランカ陸軍シンハラ語: ශ්‍රී ලංකා යුද්ධ හමුදාව; Sri Lanka Yuddha Hamudawa、タミル語: இலங்கை படைத்துறை英語: Sri Lanka Army)は、スリランカ陸軍

概要

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スリランカ陸軍はスリランカ軍の中で最も古い歴史を持っており、その起源は1881年のCeylon Light Infantry Volunteer (CLIV) まで遡ることが出来る。1949年セイロン陸軍として発足した後、1972年の共和制移行に伴う国名の変更により現在の名前となった。2010年現在、陸軍は約20万人の人員と約2万~4万人の予備役、1万8千人のナショナル・ガード英語版を有しており[3][4]、1空中機動旅団コマンド旅団、1特殊部隊旅団、1独立機甲旅団、3機械化歩兵旅団、それに40歩兵旅団の計13師団から構成される[5]1980年代から2009年において、陸軍は主にスリランカ内戦に投入された。

装備

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T-55AM2戦車

装甲車両

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型式 開発国 保有数 ノート
主力戦車
アル・ハーリド戦車[6][7] パキスタンの旗 パキスタン 22
T-55/T-55AM2[8] ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 140+
69式戦車[9] 中華人民共和国の旗 中国 20+
59式戦車 中華人民共和国の旗 中国 80+
軽戦車
63式水陸両用戦車 中華人民共和国の旗 中国 水陸両用
歩兵戦闘車
BMP-3[10] ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 45
BMP-2 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 240
BMP-1 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 13
装甲兵員輸送車
89式装甲兵員輸送車 (YW534)[11] 中華人民共和国の旗 中国 装軌
85式装甲兵員輸送車 (YW531H) 中華人民共和国の旗 中国 装軌, 水陸両用
63式装甲兵員輸送車 (YW531)[12] 中華人民共和国の旗 中国 装軌
BTR-80 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 45 装輪
BTR-80A ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1+ 装輪
92式装輪装甲車 (WZ551) 中華人民共和国の旗 中国 200 装輪
ユニブッフェル装甲兵員輸送車 スリランカの旗 スリランカ 53+ ブッフェルMk.1のスリランカ派生形
ユニコーン装甲兵員輸送車 スリランカの旗 スリランカ 60+ ブッフェル初期型のスリランカ派生形
ブッフェル装甲兵員輸送車 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ 対地雷防御能力を備えた装甲兵員輸送車
BTR-152 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 装輪, 退役済
Hotspur Hussar英語版[13] イギリスの旗 イギリス 装輪, 退役済
ショーランドS55英語版 イギリスの旗 イギリス 装輪, 退役済
Hotspur英語版[13] イギリスの旗 イギリス 装輪, 退役済
偵察戦闘車
FV601 サラディン イギリスの旗 イギリス 装輪, 退役済
FV603 サラセン イギリスの旗 イギリス 装輪, 退役済
デイムラー フェレット イギリスの旗 イギリス 1+ 装輪
戦闘工兵車
VT-55[14] ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 16 装甲回収車
MT-55A英語版[15] ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 8 架橋戦車
BREM-K ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 不明 装甲回収車

火砲

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型式 開発元 保有数 ノート
ロケット砲
RM-70[14] チェコスロバキアの旗 チェコスロバキア 30+ 122.4 mm多連装ロケット砲
KRL-122 パキスタンの旗 パキスタン 6+ 122.4 mm多連装ロケット砲
BM-21[14] ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 5 122.4 mm多連装ロケット砲
牽引砲
66式152mm榴弾砲 中華人民共和国の旗 中国 36 152 mm榴弾砲
59式130mm野砲 中華人民共和国の旗 中国 12 130 mm野砲
60式122mm加農砲 中華人民共和国の旗 中国 122 mmカノン砲
QF 25ポンド砲 イギリスの旗 イギリス 6+ 野砲, 儀礼用
QF 75mm砲 イギリスの旗 イギリス 野砲, 儀礼用
迫撃砲
86式 (W86) 中華人民共和国の旗 中国 55 120 mm牽引式迫撃砲
84式 (W84) 中華人民共和国の旗 中国 82 mm迫撃砲
89式 中華人民共和国の旗 中国 60 mm軽迫撃砲
対砲兵レーダー
AN/TPQ-36対砲兵レーダー英語版 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 対砲兵レーダー
SLC-2レーダー英語版 中華人民共和国の旗 中国 対砲兵レーダー

歩兵装備

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参考文献

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  1. ^ en:Sri_Lanka_Light_Infantry
  2. ^ http://www.sundayobserver.lk/2010/07/25/sec04.asp
  3. ^ Country Reports on Human Rights Practices - 2000”. U.S. State Department (February 23, 2001). 2007年3月23日閲覧。
  4. ^ Army now 150,000 strong recruits more, readies for big battles on the Vanni front. The Island
  5. ^ “Deadly arsenals dot Sri Lanka”. Richard M Bennett (Asia Times Online). (5 August 2006). http://www.atimes.com/atimes/South_Asia/HH05Df02.html 
  6. ^ Redefining Sri Lanka - Pakistan Ties an Indian Perspective”. 2013年3月19日閲覧。
  7. ^ Sri Lanka Buying Al-Khalid Tanks from Pakistan”. 2013年3月19日閲覧。
  8. ^ Sri Lanka Asks Pakistan For USD60 Million in Defence Assistance”. Jane's Information Group (2006年6月8日). 2006年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月15日閲覧。
  9. ^ Type 69 Main Battle Tank”. GlobalSecurity.org (July 31, 2005). 2007年3月15日閲覧。
  10. ^ Sri Lanka (LTTE)”. International Institute For Strategic Studies (2007年3月15日). 2012年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月15日閲覧。
  11. ^ ZSD89 Armoured Personnel Carrier”. sinodefence.com (2007年). 2007年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月2日閲覧。
  12. ^ Type 63”. nation.lk. 2012年5月22日閲覧。
  13. ^ a b Military Balance, Sri Lanka”. Institute of Peace and Conflict Studies. 2006年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月14日閲覧。
  14. ^ a b c United Nations Register of Conventional Arms” (PDF). United Nations (August 21, 2003). 2007年3月16日閲覧。
  15. ^ Saferworld's research project on arms and security in EU Associate Countries, Czech Republic Archived 2008年10月2日, at the Wayback Machine.
  16. ^ a b c d e f g h i j Smith, Chris (October 2003) (PDF). In the Shadow of a Cease-fire: The Impacts of Small Arms Availability and Misuse in Sri Lanka. Small Arms Survey. http://www.smallarmssurvey.org/files/sas/publications/o_papers_pdf/2003-op11-sri_lanka.pdf 
  17. ^ T 81 Assault Rifle”. SinoDefence. 2007年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月14日閲覧。
  18. ^ International, Amnesty; International Secretariat, AI Ireland, Omega Foundation (PDF). Undermining Global Security: the European Union’s arms exports (1st Edition ed.). Amnesty International. ISBN 0-86210-356-8. http://www.smallarmssurvey.org/files/portal/spotlight/ammunition/ammun_pdf/2004_amnesty_international.pdf 14 March 2007閲覧。 
  19. ^ Profiling the Small Arms Industry”. Arms Trade Resource Center. World Policy Institute (2000年11月). 2007年3月15日閲覧。
  20. ^ Accuracy International L96A1”. www.MilitaryFactory.com (January 16, 2009). 2009年1月20日閲覧。
  21. ^ Trans-National Crime and Light Weapons Proliferation: Security Implications for the State”. Tara Kartha. IDSA (2002年8月15日). 2006年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月15日閲覧。
  22. ^ [1]
  23. ^ Biography of Mikhail Kalashnikov”. VRQ International, Inc. (January 14, 2004). 2007年3月15日閲覧。
  24. ^ a b Sri Lanka, The Army”. Photius Coutsoukis. 2007年3月14日閲覧。
  25. ^ If You're Involved in Resolving the”. ibiblio.org (January 5, 1999). 2007年3月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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