スマホを落としただけなのに

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スマホを落としただけなのに
著者 志駕晃
発行日 2017年4月
発行元 宝島社文庫
ジャンル 推理小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫本
ページ数 285
次作 スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
コード ISBN 978-4-8002-5749-9
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スマホを落としただけなのに』(すまほをおとしただけなのに)は、志駕晃による日本小説

概要[編集]

2016年の第15回『このミステリーがすごい!』大賞で、最終候補に残るも落選。しかし、隠し玉(編集部推薦)[1]として、加筆修正を加えた後に2017年4月宝島社文庫より刊行された。

2018年に中田秀夫監督、北川景子主演で実写映画化、11月2日に公開[2]

続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が2018年11月6日に発売となった

あらすじ[編集]

男はある日タクシーで拾ったスマートフォンの着信で稲葉麻美と会話をする。待ち受けに映った男とのツーショットには美しい様相で男は興味を持つようになる。


稲葉麻美はスマホを無くした富田の代わりに男にあってスマホを返してもらうべく自由が丘で待ち合わせをするが、男は現れずスマホだけが返ってきた。



神奈川の山中で30メートル掘られた土の中から白骨死体が発見される。刑事の毒島は若い女性の遺体として調査を始める。

三者の物語が同時進行で進む中、次第に狂気に満ちた惨劇へと発展していくことへとなる。

登場人物[編集]

物語は男、麻美、刑事二人の三者の視点で展開され、A、B、Cとそれぞれの視点でパートが分かれている。

男(おとこ)
Aパートの主人公。見た目や様相については作中語られておらず年齢も不詳で、ただと作中呼ばれている。幼少の頃に母親に育てられたが母がネグレクトとなった事が性格に影響を与えた。たまたまタクシーで拾ったスマホを拾ったことで待ち受け画面に映っていた麻美に興味を持つようになるが、物語が進行していくごとに連続殺人犯であることが明かされていく、黒髪のストレートヘアの女性に異常な執着を持ち、頭脳犯で家族と疎遠になっている女性をターゲットに犯行を重ねてきた。
稲葉 麻美(いなば あさみ)
Bパートの主人公。祐天寺に住む派遣社員。黒髪のストレートヘアで見た目や様相は誰もが認める美女。30歳となり結婚に焦りを感じている。現在富田誠と付き合ってるが、富田の杜撰で馬鹿な性格に振り回されており、富田のスマホを代わりに探すために電話を掛けたことが発端となりに狙われることへとなっていく。同時期にFacebookも本格的に始め、友達申請も慎重に選んでいたが男の巧妙な罠に引っかかっていく。
毒島 徹(ぶすじま とおる)
Cパートの主人公。神奈川県警捜査一課警部補。中年でメタボ体系となり運動は苦手。神奈川県丹沢山地で動物によって掘り起こされた白骨死体をもとに調査する。人気のない沢山地だが環境破壊によって土砂が崩れていくことにより白骨死体が新たに見つかったことで連続殺人であることと少なからず10対近く死体が埋まっているのではないかと推理する。
加賀谷 学(かがや まなぶ)
神奈川県警捜査一課巡査部長。若く体力もあり、毒島をサポートする。
富田 誠(とみた まこと)]
稲葉麻美の彼氏でスマホをタクシーで落とした張本人。にやついた表情をしており軽薄な性格。麻美より年上ながら杜撰でスマホを探す後始末を全て麻美にまかせていた。しかしスマホにもしもの時のためにパソコンで場所が確認できるように追跡アプリを入れていたにもかかわらず、それを使うことを考えもしなかった為、麻美から「真正の馬鹿」とあきれられる、しかもそのアプリのせいで男に麻美の住所がばれてしまう。
武井 雄哉(たけい ゆうや)
一流企業に勤めるエリート会社員。容姿端麗で申し分のないイケメン。麻美の大学の先輩であり付き合っていた過去がある。無類の女好き。Facebookを通じて麻美と再び再開する。
小柳 守(こやなぎ まもる)
かつて麻美の派遣を担当していた会社員で現在は誠と同じ会社で勤務している。作中Facebookの肥満気味の写真のみしか作中登場しないが、度重なるしつこい求愛メールに麻美はうっとおしくなっていくが次第に個人情報を晒すといった脅迫行為メールが送信されるようになる。
浦野 善治(うらの よしはる)
セキュリティ会社に勤める男性。銀縁のメガネにワイシャツにネクタイとちゃんとしたフォーマルな服装で知性を思わせる風格がある。次第にエスカレートしていく麻美への度重なる脅迫行為やFacebookの乗っ取りによって追い詰められていく中で富田による仲介でと退治していく。
宮本 まゆ(みやもと まゆ)
連続殺人事件の最初の犠牲者。長くて綺麗な黒髪の持ち主。風俗店に勤務しており、ネグレクトのトラウマからを開放して唯一「ママ」と呼ぶほどの仲へとなったが、あくまで営業意識でやっており、金がなくなった男をぞんざいに扱ったことで監禁、拷問の末に殺害される。
池上 聡子(いけがみ さとこ)
連続殺人事件の被害者の1人。長くて綺麗な黒髪の持ち主。北海道から上京してきた後、池袋の風俗店で働いていた。しかし、彼女の母親が仕送りと留守電を根拠に「生きている」と主張しており、捜査は暗礁に乗り上げている。
山本 美奈代(やまもと みなよ)
かつて麻美とルームメイトしていた女性。茶髪のギャルで、5年前に自殺しており、物語当時は故人である。過去に何か秘密があるらしい・・・
加奈子(かなこ)
麻美の友人。麻美にSNSを教えた。Facebookがきっかけで東大卒のエリートの男とデートをしたが、彼がアスペルガー障害でモラルのないことでも平気で口に出してきたが、そんな欠点を理解しながら正式に交際する。
山田 宏(やまだ ひろし)
関東テレビで勤務する男性、富田の大学時代の同期。作中名前のみ登場。Facebookの成りすましによっての仲介でコンサートチケットを根回しする。

映画[編集]

スマホを落としただけなのに
監督 中田秀夫
脚本 大石哲也
原作 志駕晃『スマホを落としただけなのに』
製作 平野隆(企画プロデュース)
刀根鉄太
下田淳行
辻本珠子
出演者 北川景子
千葉雄大
バカリズム
要潤
高橋メアリージュン
酒井健太 (アルコ&ピース)
筧美和子
原田泰造
成田凌
田中圭
音楽 大間々昴
兼松衆
主題歌 ポルカドットスティングレイ「ヒミツ」
撮影 月永雄太
編集 青野直子
制作会社 ツインズジャパン
製作会社 映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
配給 東宝
公開 2018年11月2日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 受賞には及ばなかったが、将来性を感じた作品を編集部推薦"隠し玉"として刊行している。
  2. ^ 北川景子主演で「スマホを落としただけなのに」映画化、監督は中田秀夫”. 映画ナタリー (2018年6月4日). 2018年6月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 映画『スマホを落としただけなのに』千葉雄大・成田凌・田中圭ら出演”. ORICON NEWS (2018年7月28日). 2018年8月9日閲覧。

外部リンク[編集]