スペアミント (バンド)

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スペアミント
Spearmint
出身地 イングランドの旗 イングランド, ロンドン
ジャンル インディー・ポップ
ポスト・ブリットポップ
ソフトロック
活動期間 1995年 - 現在
レーベル hitBack
メンバー シャーリー・リー (Shirley Lee)
サイモン・カルナン (Simon Calnan)
ジェームズ・パーソンズ (James Parsons)
ローナン・ラーヴァー (Ronan Larvor)
アンディー・ルイス (Andy Lewis)
旧メンバー マーティン・タルボット (Martin Talbot)
ディコン・エドワーズ (Dickon Edwards)

スペアミント: Spearmint)はイングランドロンドン出身のインディー・ポップバンド1995年に結成された。NME[1]Time OutMelody MakerUncutといった音楽雑誌にて取り上げられるなどしている[2]

概要[編集]

1995年、シャーリー・リーがロンドンにて結成。当初のメンバーはギター・ボーカルのリーに加え、キーボードおよびコーラスのサイモン・カルナン、ドラムのローナン・ラーヴァー、ベースのマーティン・タルボットの4人。彼らはhitBackという個人レーベルを立ち上げ、最初期の音源を白ラベルのレコード盤形式でリリースした。その後、ベースのタルボットが脱退し、後任のジェームス・パーソンズが加入する。彼は同時にアルバムカバーのデザインも務めていたと言われる。

1998年に自身初のアルバム「ソングス・フォー・ザ・カラー・イエロー」をリリース。翌年1999年に「ア・ウィーク・アウェイ」、2000年にミニアルバム「オクラホマ!」を立て続けにリリース。2001年にリリースされた「ア・ディファレント・ライフタイム」ではディコン・エドワーズがゲストギタリストとして参加している。程なくしてパーソンズがギターに転向、ベーシストとしてアンディー・ルイスが加入しツインギター構成になる。2003年にコンピレーション盤の「ア・レパード・アンド・アザー・ストーリーズ」をリリース。翌年2004年にアコースティック演奏によるドイツツアーを敢行し、ツアー限定盤の「ザ・ボーイ・アンド・ザ・ガール・ザット・ガット・アウェイ」もリリースされた。その後は2006年に「パリス・イン・ア・ボトル」、2014年に「ニュース・フロム・ノーホエア」、2016年に「イッツ・タイム・トゥ・ヴァニッシュ」をリリースし、現在に至る。

余談だが、映画「(500)日のサマー」において、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット演じるトム・ハンセンが「It pains me we live in a world where nobody's heard of Spearmint.(誰もスペアミントを聴いてない世界で生きるのは辛いよ)」と発言するシーンがある[3]

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

  • ソングス・フォー・ザ・カラー・イエロー Songs for the Colour Yellow (1998年) ※コンピレーション盤
  • ア・ウィーク・アウェイ A Week Away (1999年)
  • オクラホマ! Oklahoma! (2000年)
  • ア・ディファレント・ライフタイム A Different Lifetime (2001年)
  • マイ・ミッシング・デイズ My Missing Days (2003年)
  • ア・レパード・アンド・アザー・ストーリーズ A Leopard and Other Stories (2004年) ※コンピレーション盤
  • ザ・ボーイ・アンド・ザ・ガール・ザット・ガット・アウェイ The Boy and the Girl That Got Away (2005年)
  • パリス・イン・ア・ボトル Paris in a Bottle (2006年)
  • ニュース・フロム・ノーホエア News from Nowhere (2014年)
  • イッツ・タイム・トゥ・ヴァニッシュ It's Time to Vanish (2016年)

脚注[編集]

外部リンク[編集]