スピードワールド

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スピードワールド
欧字表記 Speed World
品種 サラブレッド
性別
毛色 芦毛
生誕 1994年5月7日(25歳)
死没 (存命)
Woodman
Gray Tab
母の父 Zulu Tom
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ケンタッキー州
生産 Grousemont Farm
馬主 市川不動産
調教師 小西一男美浦北
競走成績
生涯成績 21戦4勝
獲得賞金 1億4941万0000円
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スピードワールドとはアメリカ合衆国で生産され、日本で調教を受けた競走馬である。1997年京成杯優勝馬。白に近い芦毛の馬体、追い込み脚質[1]と分かりやすい特徴を持っており、その勝ちっぷりとともに一時話題となった馬である。(旧)4歳時には芦毛の怪物とも言われた。

馬齢は旧表記にて統一する。

戦績[編集]

1996年10月の新馬戦でデビューし、圧倒的1番人気に応え快勝。続く府中3歳ステークスでは5着に敗れるものの、その後ひいらぎ賞、京成杯、クロッカスステークスと3連勝。なかでも京成杯では出遅れ気味のスタートながら馬なりのままで先頭に立ち、そのまま6馬身差をつけて圧勝するというレースを見せている。その後NHKマイルカップへ向け調整されていたが捻挫のため回避し、4歳馬でありながら安田記念に出走、単勝3番人気で3着と好走した。

休養をはさんで毎日王冠に出走し3着に入り、次走マイルチャンピオンシップでは1番人気に支持されたが、人気を大きく裏切り12着と大敗を喫した。なお、マイルチャンピオンシップで掲示板を外したのは創設以来本馬が史上初めてであった。

その後は慢性的な爪の弱さもあって成績は振るわず、1勝もできないまま1999年11月のオーロカップ11着を最後に引退した。引退後は日高スタリオンステーション種牡馬となったが、活躍馬を出せず、その後スピードファームへ移動した。

エピソード[編集]

1997年の日本ダービーの直前には、皐月賞馬・サニーブライアンの調教パートナーとして、同馬と併せ馬を行う(サニーブライアンが先着)。その後、サニーブライアンはダービーを優勝。翌年(1998年)の皐月賞の直前には、弥生賞2着の3歳馬・セイウンスカイの調教パートナーとして、やはり併せ馬の相手をつとめる。そして、そのセイウンスカイも皐月賞を優勝したことで、美浦トレセン内で「スピードワールドはたいへん縁起の良い馬」と言われるようになったという。

代表産駒[編集]

母の父としての主な産駒[編集]

血統表[編集]

スピードワールド (Speed World)血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系
[§ 2]

Woodman
1983 栗毛
父の父
Mr.Prospector
1970 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
父の母
* プレイメイト
Playmate
1975 栗毛
Buckpasser Tom Fool
Busanda
Intriguing Swaps
Glamour

Gray Tab
1982 芦毛
Zulu Tom
1969 芦毛
Tom Rolfe Ribot
Pocahontas
Zulu Dancer Native Dancer
Navira
母の母
Pro Tab
1973 芦毛
Al Hattab The Axe
Abyssinia
Prologue Prince John
Drama
母系(F-No.) 22号族(FN:22-d) [§ 3]
5代内の近親交配 Native Dancer 4×4=12.50%、Nasrullah5・5×5=9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ スピードワールド 5代血統表2017年9月11日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com スピードワールド 5代血統表2017年9月11日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ スピードワールド 5代血統表2017年9月11日閲覧。
  4. ^ netkeiba.com スピードワールド 5代血統表2017年9月11日閲覧。


脚注[編集]

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  1. ^ 酷い出遅れ癖があり、追い込みという戦法を取らざるを得なかった、いわゆる出遅れ追い込み型の馬である。

外部リンク[編集]