スピリット・オブ・エクスタシー

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ロールス・ロイス
スピリット・オブ・エクスタシー

スピリット・オブ・エクスタシーThe spirit of Ecstasy )はロールス・ロイスの公式マスコットである。一般には「フライング・レディ」とも呼ばれる[1]

概要[編集]

1910年頃自動車雑誌「The Car」の編集者であったジョン・ダグラス・スコット・モンタギューJohn Douglas-Scott-Montagu, 2nd Baron Montagu of Beaulieu )が自分のロールス・ロイス・シルヴァーゴーストの高性能にふさわしいマスコットを装着しようと考え、友人の彫刻家チャールズ・ロビンソン・サイクスCharles Robinson Sykes )に製作を依頼した[1]。サイクスは過去に手がけていた『シルバー・ファンシー』という作品を元にイメージを膨らませ、モンタギューの秘書[1]もしくはモンタギューの父の秘書[2]であったエレノア・ヴェラスコ・ソーントンEleanor Velasco Thornton )をモデルとし、ニーケーに似た女性のマスコットを完成させ、『スピリット・オブ・エクスタシー』と名付けた[1]。その後モンタギューとクロード・ジョンソンの話し合いの結果、1911年[1]もしくは1912年[2]からロールス・ロイスの正式なマスコットとなった[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』p.61。
  2. ^ a b 『世界の自動車-21 ロールス・ロイス - 戦前』p.34。

参考文献[編集]