ストーブリーグ
ストーブリーグ(英: hot stove league)とは、プロ野球のオフシーズンである[1]。実際のリーグではなく、冬の寒い時期にファンが暖かいストーブの周りに集まって好きな野球チームや選手について語りあうイメージからこのように呼ばれるようになった[2][3]。ストーブリーグ期間中は、選手の移籍がより活発になり、ファンは移籍のニュースなどで来シーズンへの期待を高める。
また、シーズンとシーズンの間に相次いで行われる大リーグの選手の取引(契約更改、トレード、フリーエージェントなど)を意味する言葉としても用いられるようになった。フリーエージェント契約やトレードのほとんどはオフシーズンに行われるため、この時期に盛んに行われる選手の取引(トレードに関する噂や臆測を含む)を「ストーブリーグ(hot stove league)」や「ストーブ(hot stove)」と呼ぶことがある。
元々はプロ野球用語だが、他のスポーツでも用いられる。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ Kirksey, George (1938年1月10日). “Hot stove baseball”. Pittsburgh Press. United Press: p. 23
- ^ Rielly, Edward J. (2005). Baseball: An Encyclopedia of Popular Culture. University of Nebraska Press. p. 261. ISBN 0803290055
- ^ Martinez, David H. (2000). The Book of Baseball Literacy. iUniverse. p. 284. ISBN 0595129927
参考文献[編集]
- Allen, Lee (2000). The Hot Stove League: Raking the embers of baseball's golden age. Total/Sports Illustrated. ISBN 1892129442 (reprinted from 1955 edition)
- Bradbury, J.C. (2010). Hot Stove Economics: Understanding baseball's second season. Springer Science & Business Media. ISBN 978-1441962690
関連項目[編集]
- 契約更改
- ストーブリーグ (テレビドラマ) - ストーブリーグ期間中の球団を舞台にしたテレビドラマ。