ストーブリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ストーブリーグ: hot stove league)とは、プロ野球のオフシーズンである[1]。実際のリーグではなく、の寒い時期にファンが暖かいストーブの周りに集まって好きな野球チームや選手について語りあうイメージからこのように呼ばれるようになった[2][3]。ストーブリーグ期間中は、選手の移籍がより活発になり、ファンは移籍のニュースなどで来シーズンへの期待を高める。

また、シーズンとシーズンの間に相次いで行われる大リーグの選手の取引(契約更改トレードフリーエージェントなど)を意味する言葉としても用いられるようになった。フリーエージェント契約やトレードのほとんどはオフシーズンに行われるため、この時期に盛んに行われる選手の取引(トレードに関する噂や臆測を含む)を「ストーブリーグ(hot stove league)」や「ストーブ(hot stove)」と呼ぶことがある。

元々はプロ野球用語だが、他のスポーツでも用いられる。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Kirksey, George (1938年1月10日). “Hot stove baseball”. Pittsburgh Press. United Press: p. 23. https://news.google.com/newspapers?id=e1IbAAAAIBAJ&pg=4133%2C3190887 
  2. ^ Rielly, Edward J. (2005). Baseball: An Encyclopedia of Popular Culture. University of Nebraska Press. p. 261. ISBN 0803290055. https://archive.org/details/baseballencyclop00riel 
  3. ^ Martinez, David H. (2000). The Book of Baseball Literacy. iUniverse. p. 284. ISBN 0595129927. https://books.google.com/books?id=4kmF_1ciW94C&pg=PA284 

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]