ストライプブルー

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ストライプブルー
ジャンル 高校野球漫画
漫画:ストライプブルー
作者 森高夕次松島幸太朗
出版社 秋田書店
掲載誌 週刊少年チャンピオン
レーベル 少年チャンピオンコミックス
発表期間 2007年20号 - 2009年20号
巻数 全11巻
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ストライプブルー』は、原作:森高夕次、作画:松島幸太朗による日本漫画。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2007年20号から2009年20号まで連載された。


あらすじ[編集]

ショー☆バン』の続編。前作の5年後が舞台で、ショー・バンの弟である小沢亜穂は物語開始時点で中学3年生。甲子園を目指すため、どこの高校に進学するか迷っていたが、縞青高校の見学中に野球部のマネージャー・縞青空を負傷させたことをきっかけに、縞青高校への入学を決意する。中学時代までは左右両刀投げ故に活躍することはなかったが、縞青高校でその才能を開花させていく。

前作とは対照的にラブコメ要素を前面に押し出した作風。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

小沢 亜穂(おざわ あぼ)/アー坊
投手(左右両投げ)
中学野球では花にエースを譲り涼山中の第2投手に甘んじていたが、高校では甲子園を目指すと熱く語る。精密な制球力の左、ノーコンだが剛速球の右の両投げ投手。
縞青高入学後、両投げ投手として開花する。彼のために専用グローブを自作した主将・海のことを尊敬するが、皮肉にもアー坊との相性が悪く、海の不調をきっかけにレギュラーから追いやってしまうことになる。背番号1を得た夏の大会では、主将のため・裏方の花のため甲子園出場を深く決意して臨む。しかし、花と海の親密な様子が気がかりで複雑な感情を抱きつつある。
実家は青果店。
江口 花(えぐち はな)/花ちゃん
打撃投手
アー坊と幼馴染の少女。活発な性格の美少女で学校の成績もいい。中学野球では涼山中のエースピッチャーで、その実力と美貌はマスコミにも注目されている。
男子の大会である甲子園大会(全国高等学校野球選手権大会など)に女子は出場できないが、アー坊とともに野球を続けるため打撃投手として縞青高野球部に入部する。抜群の野球センスで、ライバル校の投手の癖を真似るなどチームに貢献している。
朝井 紀子(あさい のりこ)/のりっぺ
アー坊・花とは幼なじみ。アー坊らを追って縞青高へ入学。アー坊をめぐるライバル、花や空を過剰に意識している節がある。
実家は酒屋で、アー坊とは隣同士。将来の夢はソムリエ

縞青高校[編集]

生徒[編集]

縞青 海(しまお かい)
主将・捕手
アー坊達の2年先輩にあたる。縞青高校の理事長の息子であり野球部の主将にして捕手。優れた打者でもあるが、捕手以外の守備を非常に苦手としている。学年トップの成績を誇る。
自他に厳しい努力家で、部員からの人望も厚い。部員に対しては隅々まで配慮を怠らず、アー坊のために両投げ様のグローブを作ったり、また練習試合で落球した際には誠実に申し出るなど、人格者である。
理事長とは血が繋がっていないが、幼い頃から二人三脚で甲子園出場の夢を叶えるために努力して来た。高校3年時の夏の大会直前、実の両親と面会した際、実父からかけられた言葉をきっかけに精神が乱れ、スランプに陥ってしまう。その結果、正捕手の座を後輩・関口平太に譲り渡すことになるが、本人はそれでも試合中の正選手たちに声をかけ、チームを盛り上げている。
縞青 空(しまお そら)/"お嬢"さん
マネージャー
縞青高校の理事長の娘であり野球部のマネージャー。アー坊達の1年先輩にあたる。
協調性の無さに加え、練習にぬけぬけと口出しをする無責任さから部員たちからは「野球部のガン」とまで呼ばれることもあった。しかし、事故により額に大きなキズを負い、自信の根拠であった美貌が損なわれてからは鬱屈し、マネージャーの仕事をしっかりこなすようになったため部員たちは空を見直し同情したが、彼女自身はその同情を苦々しく思っていた。
怪我の原因を作ったアー坊と八五郎にベンチ入りと同時にチームの足を引っ張ることを命令した。しかし喫煙を咎められた腹いせにアー坊の両投げ用グローブを切り刻もうとし、激昂したアー坊から平手打ちを左頬に受ける。だが自分を痛烈に批判した事がきっかけになり、アー坊に異様なまでの好意を寄せる様になった。
優れた兄の存在によって屈折していたが、本心では兄を誇りに思っており、アー坊に批判されたことをきっかけに、今度は心からチームのために熱心に働くようになる。
肝尾 多面(きもお ためん)
内野手
縞青高校の三塁手。1年生時は縞青高校で唯一のレギュラーだったという経歴を持ち、守備は「名手」と名高い。俊足。縞青高校2年生学年トップの成績を誇る。
風貌と名前から一見キモオタのように見られがちだが、その類の行動は全て演技で花をからかったこともあり、本人は至って普通の人間であると思われる。ただし口癖は「モエ」。「キモオタ」「肝面(キモメン)」など本名をいじられると怒る。
関口 平太(せきぐち へいた)
捕手
六大学野球経験者の叔父に野球をみっちり教え込まれた野球エリートで、中学時代に世界大会に出場した他、強豪校から相次いでスカウトを受ける。そのためやや天狗になっている面もあった。アー坊が両投げである事に驚愕し、その過去と動向に注目する様になる。
頭脳派であり、縞青高を見学に来た際、花を打撃投手として縞青高野球部に入部させる確約を取り付ける策謀をめぐらせた。
捕手としては膝が柔軟で、アー坊との相性が非常に良い。後に不調に陥った主将・海に代わり、1年生ながら夏の大会では正捕手の座を得る。
実家は喫茶店Champ。
段田 八五郎(だんだ はちごろう)
投手→外野手、身長180cm
アー坊と同い年の大男。中学時代は投手として平太とバッテリーを組み、シニアの日本代表エースとして世界大会に出場した野球エリート。平太が自分を差し置いてアー坊とバッテリーを組みたがっている事を聞きつけ、アー坊に勝負をもちかける。結果、ピッチャーフライに討ち取られ、アー坊の実力を知ると甘く見ていた事を恥じ、高く評価した。
縞青高を見学した際、空に怪我を負わせた一因が自分にあると感じ縞青高に入学した。空にパシリ同然の扱いを受けていたが女っ気がない生活を送っていたのか、むしろ女と話せて嬉しかったらしい。
直木 庄次(なおき しょうじ)
内野手
アー坊と同年で、涼山中野球部のキャプテンだった。花に強引な思いを寄せ続けているが、空回りしている。花・紀子から好意を寄せられるアー坊に嫉妬していた。
花を追って縞青高へ入学するが、野球部はスカウト以外の入部を許可していないため、熱心な働きかけで入部テストを受け「練習補助員」として入部。練習中に気付いたことのメモを部員に渡し自分をアピールし、部活終了後もアー坊と熱心に練習を続けたことが評価され、紅白戦で選手に抜擢。そこでの活躍を経て正部員となり、それがきっかけで急速に才能を開花させていく。夏の大会では正選手に選ばれた。

学校関係者[編集]

縞青
縞青高校理事長にして野球部部長。海と空の父。
長らく子に恵まれなかったため海を養子とするが、翌年に実娘の空が誕生した。血は繋がっていなくとも、文武に優れた海との絆は強い。
盤角
野球部監督。縞青理事長とは高校時代の師弟。亜細亜大学に進学も、怪我のため野球を断念。遊ぶくらいならコーチをしろと諭され、その後は都内の高校で野球部監督を務めていたが、縞青の理事長就任に際して縞青高校に呼ばれる。
妻と娘がいたが、野球に情熱を傾けるあまり離別している。
高鍋 剛士
野球部コーチ。八五郎をマークしていたが、アー坊の両投げに興味を持ち、縞青高への見学を促す手紙を送る。

家族・友人など[編集]

小沢 番太郎(おざわ ばんたろう)
涼山中学→東京神学高校→東京ヤクルトスワローズ
前作『ショー☆バン』の主人公でアー坊の兄。現在はヤクルトの抑え投手。背番号は99。
プロ3年目にして活躍を見せ、注目されている。佐藤由規(*実在の野球選手)とも親しいという設定。
関口 照雄
平太の叔父で、芸能プロダクション・アキタ芸能のディレクター。元高校球児で、6大学野球経験者。法政大学出身。
花をスカウトしに行ったのがきっかけで、両投げのアー坊の存在を知り、甥の平太と引き合わせる。

真直高校[編集]

坂上 欽一(さかがみ きんいち)
真直高校野球部の監督。アー坊の両刀投げの才能を買い、積極的なスカウトを行う。濃いヒゲと垂れ目がチャームポイント。
余談だが、『浦安鉄筋家族』に同姓同名のキャラが存在する。
都並(つなみ)
投手
持ち球はアンダースローの遅球。普通の速さの球と交互に投げることで、打者のリズムを狂わせる。

繁森高校[編集]

穴尾 梅参(ししお ばいざん)
捕手、身長185cm、体重80kg
平太・八五郎のシニア時代からのライバル。入学早々、レギュラーに抜擢される。速球打ちを得意にしている。
アー坊との最初の対戦で3ランホームランを放つが、同じ試合で平太の巧みなリードによって「デッドボールを空振り」し優越感が払拭されてしまう。
三島(みしま)
投手
海と同年。サイドスローのキレの良さが特徴。西東京大会準決勝(対縞青戦)では、3点差で9回裏2アウトまで追い込んだが、縞青側の予想だにしない代打起用に動揺し、逆転負けを喫した。
入間(いるま)
控え投手
球自体は三島より打ちやすいが、甲子園にかける気迫は相当なもの。西東京大会準決勝(対縞青戦)では、ライナーが顔面に直撃し出血するが、無失点のまま三島と交代する。

検大付属高校[編集]

浅木 広高(あさぎ ひろたか)
主将・外野手
強肩を誇る。
三野(みつの)
投手
大柄でがっしりした体格の豪腕。

登場高校[編集]

西東京[編集]

私立縞青高校
吉祥寺にある私立校。(物語開始の)5年前から、部長・コーチと監督を分業し、時間に無駄のない能率的な練習システムを構築した。
都立真直高校
国分寺にある都立校。坂上が(物語開始の)前年に野球部監督に就任し、以来力を伸ばしている。生徒とのスキンシップを重視した熱血指導が功を奏し、アー坊1年時の春の都大会で優勝した。
都立繁森高校
八王子にある都立校。スポーツに力を入れており、野球部はベスト16以上の強さ。過去2回甲子園に出ているが、最後は46年前である。
アー坊の父の出身校でもある。
検大付属 美鈴ヶ丘高校
強豪校として名高い。
私立東京神学高校
番太郎の母校。

関連項目[編集]