ステムターン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ステムクリスティを用いて回転の旗門を通過するスキーヤー

シュテムターン英語: Stem turn)はスキーのターン技術の一つで、両足を閉じた斜滑降で進んだのち、テールだけを開き出してハの字を作り、制動を掛けたら外足加重を行い、プルークボーゲンの要領で向きを変えたら、内足を引き寄せて閉じると言う方法である。

シュテムはドイツ語で、「制動」という意味である。[1] ステムクリスティーのクリスティーはクリスチャニアの略で、この技術が始まったノルウェーオスロ市の旧称であるクリスチャニアから来ている。

ステップターン[編集]

ステップターンはステッピングターンとも呼ばれ、踏み蹴りと踏み出しの二つがある。シュテムターンは踏み出すターン。

踏み蹴り 
ターンの切り替え時に外スキーを踏み蹴って内スキー(次の外スキー)に乗り込んで行き、減速せずにターンすることができる。
踏み出し 
切り替え時に内スキー(次の外スキー)を山側に踏み出し(重心は外スキーと内スキーの間)、乗り込んでスキーを押しずらしていく。シュテムターンとは、この踏み出しでスタンスを「ハの字」(プルーク)にするターンのことである。

前者の踏み蹴りはかつてアルペンレースでポールをクリアしていく時に多用されたが、サイドカーブのあるカービングスキーの普及により、踏み蹴らなくともエッジ角度を強めるだけでスキーが切れ上がるようになったため軌道を変える必要がなくなり、以前よりは使わなくなってきている。後者の踏み出しにおけるシュテムターンの場合は初級者が外スキーの踏み換えを覚える際やレベルに関わらず斜面状況が悪い場合に安全に滑り降りるための技術として多用される。

参照項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ シュテムボーゲン(Kotobank.jp)