ステファノ4世・コロンナの肖像

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『ステファノ4世・コロンナの肖像』
作者ブロンズィーノ
製作年1546年ごろ
寸法125 cm × 95 cm (49 in × 37 in)
所蔵バルベリーニ宮国立古典絵画館ローマ
ブロンズィーノグイドバルド2世・デッラ・ローヴェレの肖像』(1530年)、パラティーナ美術館

ステファノ4世・コロンナの肖像』(ステファノよんせい・コロンナのしょうぞう、英: Portrait of Stefano IV Colonna)は、イタリアマニエリスム期の画家ブロンズィーノによるカンヴァス上の油彩画である。ローマにある、バルベリーニ宮国立古典絵画館に所蔵されている。

概要[編集]

モデルである傭兵隊長 (コンドッティエーレ) の肖像画は、柱の下部に1546年の制作年が記されている。ステファノはローマのコロンナ家の一員であり、フィレンツェコジモ1世の軍隊の傭兵中尉を務めた。

本作は、パラティーナ美術館に所蔵されている絵画、グイドバルド2世・デッラ・ローヴェレを描いたブロンズィーノの1530年の肖像画に類似している。コロンナは暗色の鎧と剣で身を包み、兜に手を当て、柱と赤いカーテンの前に立っている。コロンナは1548年に亡くなった[1]

脚注[編集]

  1. ^ Entry at Gallerie Nazionali di Arte Antica