スティーブン・ジョーンズ

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スティーブン・ジョーンズ英語: Steven Earl Jones1949年3月25日 - )は、アメリカ合衆国物理学者ミューオン触媒核融合の研究者である。

1973年ブリガムヤング大学で学位を得たのち、1974年-1977年SLAC国立加速器研究所で研究を続け、1978年にはヴァンダービルト大学の物理学の博士号を取得した。1979年-1985年、アイダホ国立研究所(en:Idaho National Laboratory)に勤務。1985年、ブリガムヤング大学物理天文学部に移った[1]

1989年3月23日マーティン・フライシュマンスタンレー・ポンズによる常温核融合現象発見の記者発表ののち、パラジウムチタンとを電極に用いた重水液の電解実験についての論文を科学雑誌『ネイチャー』同年4月27日号に発表[2]、極めて微量の中性子の発生を報告し、重水素同士が反応する常温核融合が起きたと結論づけた[3]

物理学者戸塚洋二の招きに応じて1991年1月に来日、カミオカンデでの常温核融合実験に参加した[4]

2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件によってワールドトレードセンターの3つのビルが崩壊した原因をめぐり、ビル地下の溶けた金属を調べると、瞬間的に鋼鉄を切断する際に使用されるテルミットのような高熱を発する爆発物を使用した形跡が見られた、と述べた[5][6]

2007年1月、ブリガムヤング大学物理学教授を退任した。

脚注[編集]

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  1. ^ Brigham Young University: Steven E. Jones's CV
  2. ^ Observation of cold nuclear fusion in condensed matter S. E. Jones, E. P. Palmer, J. B. Czirr, D. L. Decker, G. L. Jensen, J. M. Thorne, S. F. Taylor & J. Rafelski, Nature 338, 737 - 740 (27 April 1989); doi:10.1038/338737a0
  3. ^ 高橋洋一 理工文献紹介「常温核融合」の二つの論文紹介(PDF)RADIOISOTOPES 38,(6)41P(1989)
  4. ^ 石田卓 神岡常温核融合奮戦記 日本物理學會誌 47(4), 320-323, 1992-04-05
  5. ^ Jones, Steven E. (2006年9月). “Why Indeed Did the World Trade Center Buildings Completely Collapse?” (pdf). Journal of 911 Studies Vol.3. http://www.journalof911studies.com/volume/200609/Why_Indeed_Did_the_WTC_Buildings_Completely_Collapse_Jones_Thermite_World_Trade_Center.pdf. 
  6. ^ Peter Phillips, Project Censored (2006). Censored 2007: The Top 25 Censored Stories. Seven Stories Press. p. 94. ISBN 1583227385.