スター食品工業

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スター食品工業株式会社
Star Food Industry Co.,Ltd.

Starfood logo.png

種類 株式会社
本社所在地 日本
〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋二丁目5-3
設立 創業 1898年(明治31年)
森田飲料製造所
設立 1947年(昭和22年)
スター食品工業株式会社
業種 食品
法人番号 1010001020391
事業内容 清涼飲料水製造販売事業
代表者 代表取締役社長 森田晃生
資本金 8,000万円
外部リンク https://www.star-food.co.jp
特記事項:加盟団体
全国清涼飲料連合会
東京都清涼飲料協同組合・理事長
東京都清涼飲料水工業組合・理事長
公益社団法人 神田法人会・理事
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スター食品工業株式会社(英称:Star Food Industry Co.,Ltd.)とは、明治31年創業した東京都千代田区に本社を置く清涼飲料水(シロップ、コンクエード等)の老舗メーカーである[1]

台東区のスター食品工業とは無関係。

沿革[編集]

創業120有余年

スター食品工業は、明治31年・西暦で言うと1898年に創業。


創業地は当時の東京市神田区今川小路~現在の千代田区九段。創業者森田慶蔵(現社長の曽祖父)は、その地ですきやき料理店を営んでいました。路面電車の終着駅(九段下)にあったその店は、米と魚中心の食習慣しかなかった当時の日本では大変珍しく、牛肉を供する最先端の料理店として数多の文化人のサロンとしても繁盛した。


やがて、路面電車の延伸により陰りが見えてきた料理店経営に見切りをつけ、次なる商売として店の常連でもあった近衛師団に氷種(現代のかき氷用シロップ)を納めるべくシロップの製造を始めた。これが、日本最古の総合シロップメーカー・スター食品工業(当時は森田飲料製造所)の創業。


【中興】創業者 森田慶蔵の嫡男・仙蔵(現社長の祖父)は、三井物産の中国漢口支店に勤めていましたが父慶蔵の会社を継承するため退社。中国から帰国した二代目仙蔵は、商社で学んだ近代経営学を家業に取り入れながらも、規模の拡大よりも先代が業務用市場で培った顧客の信頼を守り味と品質、そして最先端の清涼飲料水を提供するメーカーを目指す方針を決意する。


先代仙蔵の嫡男・禮治は早稲田大学理工学部を卒業後本社を神田一ツ橋に移転したスター食品工業㈱に入社。町田忍・ザ・ジュース大図鑑/扶桑社出版によると、1949年日本で初めての国産壜入りオレンジジュースとして、ハワイアンオレンジジュースを開発。その年に開催された、日米水泳大会(神宮外苑プール)会場にてデビューし、その味と品質の完成度の高さにアメリカ人選手役員を驚かせた。翌1950年には、水で希釈するコンクエードも発売。いずれも日本の先駆けと言われている。


上記以外では、1953年には飲料水用の食品防腐剤(製品名:EverGreen)を発明し東京都から優秀発明品として認定を受け「発明奨励金」を授受。専売特許を取得。また自社工場は、(財)日本食品衛生協会からは「優秀施設工場」として認可(1961年)政府農林省から「JAS規格認定工場」として認可(1971年)されました。


【発展】2000年、創業100周年を超えたスター食品工業㈱は、三代目社長の長男・晃生が四代目社長に就任しました。現社長・森田晃生は、暁星学園小中学校から慶應義塾高校に進み、入社後は製品開発部門に長く携わり、先人達の伝統の技術を受け継ぎ、現在は同業組合の「東京都清涼飲料協同組合」及び「東京都清涼飲料水工業組合」の両組合で理事長を務め清涼飲料業界の発展に寄与しています。


強烈な酸味と苦みで、食品の酸味料として微量しか扱われていなかった「クエン酸」を1953年にノーベル賞(生理学医学賞)を受賞したクレブス(Hans Adolf Krebs)博士の「クエン酸サイクルが生物の細胞活性化させる」という論文から、製品化することを思い立ち開発。そのクエン酸を、高濃度に配合しながらも、飲みやすく爽やかな飲料に仕上げた製品が当社の大ヒット製品「お疲れさんにクエン酸!」~同製品は居酒屋店の焼酎サワーの割材としても人気で、大手居酒屋チェーン等でも長くグランドメニューに採用されている。


また、ヒアルロン酸やコラーゲンなど、美容や健康に効果があると解かっていながらも臭いが強く、とてもそのままでは飲料に適さない成分も、独自のマスキング製法と果汁等のブレンドにより製品化することに成功し、その技術を中華民国のヘルスケアの大手企業「隆力奇(ロンリッキー)」社で採用され販売している。最近では酒粕発酵エキスと和梨果汁を活かした「21世紀サワー原液」、ぶどう種子エキスと数種類の果汁を適宜にブレンドした「パーティーサングリア」等々、新感覚飲料を製品化し積極的に開発している。


以上のように、スター食品工業㈱は1898年創業以来120有余年。主に業務用市場に於いてその伝統の技術と良心を受け継ぎながらも、常に最先端の製品開発に取り組んでいる。

社名の由来と商標[編集]

明治31年創業時は「森田飲料製造所」。戦後、会社組織に改組時から「スター食品工業株式会社」。主な登録商標は、「お疲れさんにクエン酸!(登録№4823671)」「塩みかん(登録№6091911)」「ヤル気元気アミノ酸!(登録№5873061)」等々。 また中華民国では星を意匠化したトレードマークが同社の中国に於ける社名・明星食品工業名で国家工商行政管理総局に登録(登録№11235404)されている。

商品[編集]

自社ブランド製品
  • 高濃度クエン酸飲料 500ml、1.0L入りPETボトル
  • 希釈用エード(果汁入り清涼飲料水)1.0L、1.8L入りPETボトル
  • 希釈用シロップ(ソーダ水用/カクテル用/かき氷用)1.0L、1.8L入りPETボトル
  • 割材(焼酎サワー原液)1.8L入りPETボトル
  • デザートベース 1.0L紙パック容器
OEM製造監修
  • リキッドコーヒー 900mlガラス壜、10Lバッグインボックス
仕入販売商品
  • 食品添加用 高度脱臭DHAオイル 18L缶入 
  • イベント用ポーション菓子(バレンタイン、ハロウィン等々)その他

関連企業[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 老舗を訪ねて「スター食品工業株式会社」”. www.kanda-hojinkai.com. 2021年11月4日閲覧。

外部リンク[編集]