スターチャイルド (骨)

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スターチャイルド(Starchild)は、メキシコチワワ州で、その母親のものと見られると同時に発見された人骨。またその奇形の頭蓋骨を指すこともある。

1999年からロイド・パイにより研究がなされており、骨はおよそ900年前に死んだ子供男性)のものであること、また同時に見つかった骨はその母親のものであることが科学的に示された。

特徴[編集]

テレビ番組『特命リサーチ200X』によれば、特徴として、目穴が大きく、目と目の間が狭く、5歳時の頭骨だが脳の容量が 1550 cm3 もあり、現代の成人の脳の容量である 1350 cm3 より上。人間の頭蓋骨は約9㎜の厚さであるのに対し、スターチャイルドは約5㎜と薄い。にもかかわらず、この骨にはアルミニウムが含まれており、人間の頭蓋骨よりも硬い。

原因[編集]

初めは病気による奇形も考えられたが、骨には異常がなく、オーストラリアの先住民の中に美の象徴として頭を変形させる例があり、頭蓋変形によるものと考えられる。ペルーカワチ遺跡の場合、人の住んだ痕跡がない事から、中心都市ではなく神殿であり、スターチャイルドは神に選ばれた者の象徴として意図的に変形され、死後、神殿に葬られたとみられる。

一方、イェール大学のスティーヴン・ノヴェラによると、この頭骨は水頭症(hydrocephalus)による頭骨肥大の典型的特徴をそなえているという。水頭症は脳脊髄液が頭蓋腔内に貯まり、脳室が正常より大きくなる症状で、脳脊髄液の圧力により頭骨がいちじるしく肥大することがある。

あまりにも奇妙な形をしているため、村に伝わる異星人と現地の女性との交わりを示す伝説との関係も注目されている。

関連項目[編集]