スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン

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E3 2012会場で本作のプロモーションの一環として本作のキャラクターのコスプレをした女性

スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』 (Starship Troopers: Invasion) は、2012年7月21日に公開されたアメリカ日本合作のSFCGアニメ映画。アメリカ映画『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの第4作に当たる。略称は『STI』。『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズ15周年記念作品である[1][2]

日本のCGスタジオSOLA DIGITAL ARTSが制作したフルCG作品であり、監督の荒牧伸志以下、主要スタッフを日本人が務めている。 本作の続編として、『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』が、2018年2月10日に公開された。

ストーリー[編集]

小惑星上にある地球連邦軍基地フォート・ケイシー。バグの襲撃を受けたこの基地を奪還する命を受けた強襲艦アレジア号の兵士たちが降り立つが、すでにそこは混乱状態だった。カール・ジェンキンスは重要な貨物の運搬を優先し、強引に戦艦ジョン・A・ウォーデン号を指揮下に置き飛び立つ。同艦艦長カルメン・イバネスやフォート・ケイシーを守っていたK-12部隊のわずかな生存者はアレジア号のA-01チームに救出され、基地は爆破される。生存者の中にはヒーローの異名を持ちながらも反逆罪で拘束された囚人、ヘンリー・ヴァロー少佐がいた。

そんなアレジア号にジョニー・リコ将軍から指令が入る。それは消息を絶ったジョン・A・ウォーデン号の捜索と調査。それに伴いK-12部隊員によるヒーロー復帰の嘆願が認められ、任務が開始された。

程なく発見されたジョン・A・ウォーデン号は完全な沈黙状態にあった。ヒーロー率いるトゥルーパーズは艦内を探索するが、艦内はクルーやバグに死体が転がり、激しい戦闘があったことをうかがわせた。やがてヒーローは積荷室に閉じこもったカールを発見。「ここが一番安全」「絶対に明かりをつけるな」などと動揺しながら話すカール。その言葉の意図を察したヒーローだったが一足遅く、チャウの手により電気系統が復旧、隔壁に閉じ込められていたバグの大群が現れ襲い掛かる。次々に倒れていくトゥルーパーズ。さらにジョン・A・ウォーデンの砲がアレジアを撃沈するという大惨事が発生。もはや残存戦力はジョン・A・ウォーデン号に残ったヒーローとカルメン他数名の兵士のみ。そんなジョン・A・ウォーデン号は突如地球に向けて動き出した。

ヒーローはカルメンに真実を話す。カールは女王バグ捕獲の命令を下したが、その危険度からヒーローは部下を守るため任務を拒否し逮捕される。結局命令は強行されジョン・A・ウォーデンに積み込まれた。そしてカールは女王バグにハッキングしたが逆にハッキングされ、艦の制御を奪われたという。

地球圏のエル・シックス衛星基地の司令官ジョニーは接近するジョン・A・ウォーデン号に対峙し、艦からのモールス信号で事情を知り撃墜の命令を出すが、女王バグの操るジョン・A・ウォーデン号はそれをかわし地球に降り立つ。カルメンやトリッグの活躍で荒野への墜落となったが、バグの行動開始は時間の問題だった。ジョニーはマローダーMK-Ⅱを駆り救助に向かい、ヒーローと、一部のバグを制御化に置いたカールは女王バグの前に立つ。ヒーローはジョニーにカールを託し自爆、ジョニーは女王バグから脱出艇の制御を取り戻し、カルメンの操縦により一行は窮地を脱する。メックのカウントダウンで艦は爆破され、バグによる地球侵略は辛くも回避された。

カルメンはカールに激昂するが、カールは「勝利のため」と切り捨て、「(3人の)友情は永遠、だろ?」と続ける。その発言を疑うジョニーにも「お前はヒーローだろ?」と言うが、ジョニーは「ヒーローがいるのはあそこだ」と、爆炎を上げるジョン・A・ウォーデン号を指して言い、本作は終幕を迎える。

登場人物[編集]

ジョニー・リコ
声 - デイヴィッド・マトランガ(日本語吹き替え版-黒田崇矢
前作ラストで将軍昇格への打診を断っていたが、数年後に当たる本作では地球連邦軍の将軍として地球圏を守るエル・シックス衛星基地の司令官に就任している。アイパッチにスカーフェイスが歴戦を物語っている。その役職から前線に立つことは減ったようだが闘志は失われておらず、必要とあらば自ら戦地に赴く。『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの主人公だが、本作では登場シーンが後半に集中している。
カルメン・イバネス
声 - ルーシー・クリスチャン(日本語吹き替え版-小林沙苗
『スターシップ・トゥルーパーズ』から登場している戦艦の艦長。ジョニーのハイスクール時代の恋人。本作は多くの人物の視点で描かれる群集劇ではあるのだが、序盤からラストまで出続けていることから実質的な主人公である[3]
カール・ジェンキンス
声 - ジャスティン・ドラン(日本語吹き替え版-家中宏
『スターシップ・トゥルーパーズ』から登場している超能力士官。ジョニーのハイスクール時代の親友。本作では地球連邦軍将軍にして超能力戦略担当大臣に就任している。その力を駆使しバグへのハッキングを行っており、やや情緒不安定となっている。女王バグに逆ハッキングを受けてジョン・A・ウォーデン号を乗っ取られたために艦の動力を落とした。その一方でカルメンに超能力で言葉を伝えたり、一部のバグを制御化に置くなどの成果もあげている。
ヘンリー・ヴァロー(ヒーロー)
声 - デイヴィッド・ウォルド(日本語吹き替え版-藤真秀
本作初登場で本作のキーパーソン。階級は少佐でK-12チームの小隊長。ヒーローの異名はその名 HENRY VARRO から。タフで寡黙だが部下からの信頼は厚い。その部下の多くを犠牲にしたカールに反発するが、最後は「必ず勝利しろ」と言い残しその脱出を助けた。
ラッツアス
声 - レラルド・アンザルドゥア(日本語吹き替え版-三宅健太
K-12チームの生き残り、階級は曹長。同僚からは「怪力だがアホ」と言われている。作中ではチャウと組み手を行い引き分けるほか、アイス他女性隊員に相手にされないことを僻んでいた。終盤、メッツとともに艦の爆破工作を行い、ジョニーらとともに脱出し生還した。続編にも登場する。
バグスプレー
声 - アンドリュー・ラブ(日本語吹き替え版-川田紳司
ドハーティ
声 - サム・ローマン(日本語吹き替え版-星野充昭
トリッグ
声 - エミリー・ネヴィス(日本語吹き替え版-平野綾
チャウ
アイス
メック
ホーリーマン

スタッフ[編集]

  • 製作総指揮 - エドワード・ノイマイヤー、キャスパー・ヴァン・ディーン
  • 監督 - 荒牧伸志
  • 助監督 - 矢野アルミ
  • ストーリー原案 - 荒牧伸志、ジョセフ・チョウ、河田成人
  • 脚本 - フリント・ディリー
  • 脚色 - 赤星政尚、谷崎あきら
  • 絵コンテ - 荒牧伸志、河田成人、関真、きむらひでふみ
  • コンセプトデザイン - 臼井伸二
  • キャラクターデザイン - 山田正樹
  • クリーチャーデザイン - 森賀宏治
  • プロダクションデザイン - 松田大介、ジャック・トン
  • モデリングリード - 帆足剛彦
  • キャラクタースーパーバイザー - 加納一明
  • クリーチャースーパーバイザー - 田山青児
  • 背景&プロップスーパーバイザー - 中澤勤、田崎真允
  • アニメーションスーパーバイザー - 竹内浩志
  • エフェクトスーパーバイザー - 清塚拓也
  • コンポジットスーパーバイザー - 松本勝
  • 録音監督 - スティーブン・フォスター
  • 音響効果 - 笠松広司
  • 音楽 - 高橋哲也
  • CGIプロデューサー - 河田成人
  • プロデューサー - ジョセフ・チョウ
  • 制作 - SOLA DIGITAL ARTS
  • 制作協力 - ワンダリウム、POLYG Inc.、コロッサススタジオ、MOZOO Inc.、東映アニメーション、Next Visual Studio、PIX RAY VFX Inc.、株式会社フレイム、NTTメディアラボ、MACROGRAPH Inc.、Codelight Inc.
  • 製作著作 - Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc.

脚注[編集]

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  1. ^ スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョンシネマトゥディ公式サイト
  2. ^ 日本語版公式サイトストーリー
  3. ^ DVDの音声解説でも述べられている。

外部リンク[編集]