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スズガエル科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スズガエル科
生息年代: Maastrichtian–Recent
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 両生綱 Amphibia
目 : 無尾目 Anura
科 : スズガエル科 Bombinatoridae
学名
Bombinatoridae
J.E.Gray, 1825
分布(黒い部分)

スズガエル科(学名:Bombinatoridae)はカエルの科の一つ。体は平たく、腹面は鮮やかな色をしている。皮膚には強い毒を持つ。バーバーガエル属とスズガエル属の2属を含む。

スズガエル属は疣のある水性のカエルで、体長7cm程度になる。腹面は明るい色をしており、刺激を受けると背と四肢を反らせ、その色を見せつける(スズガエル反射(英語版))。これは捕食者に対する警告とみられる[1]。通常のカエルは息を吐き出す時に鳴き声を発するが、この属の一部の種では吸う時に鳴き声を発するものがある。色素のある卵を池などの水中に産む。

スズガエル属がユーラシア大陸で見られるのに対し、バーバーガエル属はフィリピンとボルネオ島に分布する。スズガエル属よりも地味な体色で、水かきのある指趾を持つ、オタマジャクシは知られていない。かつてこの属はスズガエル属とミミナシガエル属の中間的な属だと見なされていたが、スズガエル属の方に近縁であることが明らかになっている。ミミナシガエル属はミミナシガエル科として分離されている。

鮮新世と更新世の地層からスズガエル属の化石が産出している。バーバーガエル属の化石は知られていない。

分類

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分類と和名はオシー(2025)に従う[2]。

系統

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次のような系統樹が得られている[3]。

脚注

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  1. ↑ Zweifel, Richard G. (1998). Cogger, H.G. & Zweifel, R.G.. ed. Encyclopedia of Reptiles and Amphibians. San Diego: Academic Press. pp. 85–86. ISBN 0-12-178560-2
  2. ↑ マーク・オシー、サイモン・マドック、富田京一(日本語版監修)、冨水明(日本語版監修)『カエル大全 FROGS OF THE WORLD』エムピージェー、2025年3月1日、66-67頁。ISBN 978-4-909701-96-1。
  3. ↑ “Bombinatoridae in tolweb”. 2025年10月8日閲覧。
  • San Mauro, Diego; Mario Garcia-Paris and Rafael Zardoya (December 2004). “Phylogenetic relationships of discoglossid frogs (Amphibia:Anura:Discoglossidae) based on complete mitochondrial genomes and nuclear genes”. Gene 343 (2): 357–66. doi:10.1016/j.gene.2004.10.001. PMID 15588590. 
  • San Mauro, Diego; Miguel Vences, Marina Alcobendas, Rafael Zardoya and Axel Meyer (May 2005). “Initial diversification of living amphibians predated the breakup of Pangaea”. American Naturalist 165 (5): 590–9. doi:10.1086/429523. PMID 15795855.