スクリプト (ふたば☆ちゃんねる)

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スクリプトとは、ふたば☆ちゃんねる(特に二次元裏)における文書の一形態である。語源はコンピュータ用語のスクリプト言語による比較的単純なプログラムを指す言葉である。(異論あり。後述)

経緯[編集]

当初、スクリプトという呼称は、掲示板の書き込み主の私生活を自慢する文章に対して揶揄の意味も込めて使われていた。書き手の自慢する内容が実際には存在せず、単なるコンピューターの出力として敢えて無視するといった意味合いが背後にあった。 スクリプトの書き手と(想定される)読み手の実生活との差異が他人を貶す書き込み内容として受け取られることがあり、その文章を転写して荒らしに使われる例もあった。荒らしに使われる場合は当然書き込み内容の根拠など無く、単なるフィクションとして書き込まれた。単なるフィクションとして書き込む書き手と、感情的に有意な文章でないと無視する読者との間に一種の無風地帯が生じ、スクリプト自体は掲示板の書き込みの流れとは無関係にまったく別のストリームを形成しつつ本来の書き込みと混淆する事態になっていた。

これらについて一定のフォーマットさえ満たせば、掲示板ユーザーは掲示板の正常運営の為それらを全て「機械による無意味な出力である」と見做すという合意をユーザー間で明確にした。そしてその出力を、それが現実であれ荒らしのために捏造した虚構であれ全てスクリプトと呼び、掲示板の通常の書き込みから区別し、度外視するようになった。

この合意により画像でない、あらゆる種類の文字を使った書き込みが、コンピュータが自動的に生成する架空の文章であり、どのような書き込みであっても妄想の文章化であるとして扱う風習がユーザー間で生まれた。

こうした経緯からふたば☆ちゃんねるにおけるスクリプトとは広義ではふたば☆ちゃんねる内におけるあらゆる文字による書き込みの事を指し、狭義では広義のスクリプトのうち妄想を羅列した文章のみを指している。

現状[編集]

様々なスクリプトのうち最も注目されるものは、定時スクリプト・定期スクリプトと呼ばれるもので、同一のユーザーが決まった日時に発表する形式のものである。長く更新が続いているものは、全て繋ぎ合わせると文庫本数冊文の文章量になるものもある。

スクリプトを書くユーザーは、「スクリプトあき」(としあきに由来)「スクリプト書き」「職人」(ハガキ職人に由来)等と呼ばれる。書き手本人がキャラクターとして扱われている場合と、そうでない場合によって呼称には変化がある。

スクリプトが作者自身によって同人誌にまとめられふたば★学園祭などの同人誌即売会で頒布されるケースがある。

語源についての異説[編集]

前述したほかに、アニメスクライド」において登場したアルター能力の1つにマッド・スプリクト(このスクリプトは「台本」の意で使われている。)というものがあり、これをふたば☆ちゃんねるにおける「スクリプト」の語源とする説もある。

関連項目[編集]