スキール

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バニラスキール

スキールまたはスキル(Skyr)[1]とは、アイスランド産のヨーグルト[1]ギリシャヨーグルトと同じく濾過することで乳清が取り除かれたヨーグルトである。厳密にはチーズの一種である。

アイスランドで1000年以上前から食されている。食塩が乏しいアイスランドでは、肉類の保存に乳清を使った。乳清を分離させた牛乳をさらに発酵させる過程で水分が減り、スキールができる。蛋白質の比率は11%と各種乳製品のうちトップクラス(ヨーグルトは3~4%)である[1]。アイスランドへの初期の移民が偶然発見した。冬場、肉類にスキムミルクをかけて保存食にしようとし、の周囲りで発酵してできた副産物を空腹をしのぐために食べたのが始まりといわれている。 砂糖クリームをかける食べ方が伝統的である[2]アイスランドの歴史において、飢饉から生き延びる救荒食としても役立った[3]

2020年からアイスランドの乳製品市場で9割のシェアを持つMSアイスランドデイリーズ (Mjólkursamsalan) 社からライセンス供与を受けて、日本ハム系列の日本ルナが「Ísey Skyr」(イーセイ スキル)の日本国内における製造・販売を行っている[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 高たんぱく×脂肪分ゼロ「スキル」アイスランド発 乳製品に新顔/日本ルナ 現地企業からノウハウ『日経MJ』2020年3月11日(コンビニ・フード面)
  2. ^ Iceland's National Dish July 23, 1926“The Evening Independent”
  3. ^ 乳製品「スキル」来春上陸 アイスランド大使館でPR 時事ドットコム(2019年12月11日)2020年3月22日閲覧

外部リンク[編集]