スカパー! (東経110度BS・CSデジタル放送)

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スカパー!(英称「SKY PerfecTV! Basic Service」)は、スカパーJSAT株式会社が運営する衛星基幹放送(東経110度CSデジタル放送およびBSデジタル放送)のプラットフォーム(有料放送管理サービス)である。

かつては「スカイパーフェクTV!2」、「スカイパーフェクTV!110」、「e2 by スカパー!」、「スカパー!e2」と名乗っていた。

2012年10月1日、名称を「スカパー!」に変更。

尚、チャンネル数は2013年10月時点で約69(ハイビジョンは35)であり、多チャンネル(259)でハイビジョンチャンネル(116)が多いスカパー!プレミアムサービス(東経124・128度CSデジタル放送)とは衛星や受信機器は異なる(後述)。

概要[編集]

スカパー!は、衛星基幹放送事業者が放送している各種テレビ放送専門チャンネルを配信するサービスであり、スカパーJSATが並行して展開している「スカパー!プレミアムサービス」(以下、プレミアムサービス)とは別のサービスである(#スカパー!との相違点)。

チャンネル数
(2014年(平成26年)3月現在)
スカパー!(東経110度BS・CSデジタル放送)(71)
ハイビジョン映像
(35)
16:9
標準画質映像
(34)
データ放送
(2)

以前の名称であった「e2」は「easy entry」(手軽に加入できる)と「easy entertainment」(手軽に楽しめる)という2つの意味を持っていた[1]。また、「2」は当初のサービス名である「スカイパーフェクTV!2」(スカパー!2)からの名残でもある。

2011年10月1日からは、一部のチャンネルがCS放送からBSデジタル放送に移り、最大のアピールポイントとなっている。

無料放送[編集]

1週間無料視聴
新しいB-CASカードを使って、初めてスカパー!のチャンネルに合わせるか、スカパー!のチャンネル設定等をした時点から約一週間に限り、一度だけ申し込み不要で大部分の有料チャンネルを無料視聴できる。これはWOWOWも同様である。ただし、下記の「2週間お試し体験」を促すメッセージが表示される(2週間お試し体験を申し込んでいないカードでは「無料の日」にも表示される)。この情報はスカパー!公式HPには記載されていない。なおプレミアムサービスのICカードには適用されない。
2週間お試し体験
これとは別に、B-CASカード1枚につき1回限り「2週間お試し体験」[2]を申し込むことができる。これはプレミアムサービスのICカードにも適用され、同様にお試し体験ができる。2週間お試し体験を申し込まないと本契約はできない。なお、2週間お試し体験や本契約を済ませたカードなら、家中のどの対応テレビやレコーダーに挿入しても受信できる(「プレミアムサービスとの相違点」で詳述)。2014年3月1日から3月9日までの申し込み分に限り、既に同サービス申し込み済のB-CASカードでも再び同サービスが利用できる「もう1度2週間お試し体験サービス」というキャンペーンが行われた。尚、東映チャンネルのみ対象外となる。その他、「BSスカパー!最大1年間無料」も対象外。既に加入済のB-CASカードは申し込みが無効になる。
スカパー!無料の日
「プレミアムサービス」と同様に、毎月第1日曜日午前4時頃から翌日の午前4時頃までの24時間[3]、「スカパー!無料の日[4]と称した、一斉無料放送を行っている。さらに第1日曜日を含む10日間の無料開放日を年に1-2回程度設けており、これらはCS/BSデジタルチューナー(内蔵機器を含む)とアンテナを設置すれば申し込み不要で無料視聴できる。ただし無料開放しない番組やチャンネルも一部ある。
なお、ケーブルテレビでは後述のパススルー配信を実施するケーブルテレビ局に挙げた局以外でもパススルーを採用している局によっては、一部のチャンネルでそれを受信できる場合があるが、ほとんどはCSからの再配信となるケースも多いため、無料放送中であっても視聴できないチャンネルがある。

沿革[編集]

  • 2002年
    • 3月1日 - 株式会社プラット・ワンのプラットフォームで委託放送事業者(現在の衛星基幹放送事業者とほぼ同意)の一部が放送を開始。
    • 3月25日 - 株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)「スカイパーフェクTV!2」で委託放送事業者の一部が放送を開始。
    • 4月1日 - 株式会社プラット・ワンのプラットフォームで本放送を開始。
    • 7月1日 - 株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズ「スカイパーフェクTV!2」の本放送を開始。
  • 2004年
    • 3月1日 - 株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズと株式会社プラット・ワンが合併。両者のサービスを統合し、「スカイパーフェクTV!110」に。
    • 4月1日 - 株式会社スター・チャンネルより、BS有料放送チャンネルのスター・チャンネルBS(ch.200、現スター・チャンネル1)の受付顧客管理業務を受託。
    • 9月1日 - 一部のチャンネルでハイビジョン放送を開始。
  • 2007年2月1日 - サービス名称を「e2 by スカパー!」に変更。
  • 2008年10月1日 - サービス名称を「スカパー!e2」に変更。
  • 2011年
    • 3月7日 - 一部のチャンネルで三次元映像(3D)番組を放送開始。
    • 10月1日 - 放送衛星のBSアナログ放送終了帯域、及び新規割当周波数におけるBSデジタル放送開始に伴い、スカパー!e2に参加するBS有料放送の衛星基幹放送事業者が1社から6社団へ大幅増。
  • 2012年10月1日 - サービス名称を「スカパー!」に変更。

チャンネル一覧[編集]

ハイビジョン放送[編集]

ネットワーク チャンネル
番号
放送局 ハイビジョン放送
開始日
備考
BSデジタル 200
ID:10)
スターチャンネル1 2004年9月1日[5] 旧・スター・チャンネル ハイビジョン(HV)
201 スターチャンネル2 2011年10月1日  
202 スターチャンネル3
234 グリーンチャンネル
236 BSアニマックス
238 FOXスポーツ&エンターテイメント 旧・FOX bs238
241 BSスカパー!  
242 J SPORTS 1
243 J SPORTS 2
244 J SPORTS 3 2012年3月1日
245 J SPORTS 4 2007年7月1日[6] 旧・J sports Plus(ハイビジョン)
251 BS釣りビジョン 2012年3月1日
252 イマジカBS・映画 旧・洋画★シネフィル・イマジカ
255 BS日本映画専門チャンネル 2007年9月1日[7] 旧・日本映画専門チャンネルHD
CS1ネットワーク 055 ショップチャンネル 2007年4月1日[8]
296 TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画 2012年7月1日 旧・TBSチャンネルHD
298 テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ 旧・テレ朝チャンネルHD
299 テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ 旧・朝日ニュースター
800 スカチャン0[9] 2006年5月9日  
801 スカチャン1[10] 2010年9月1日
CS2ネットワーク 240 ムービープラスHD 2008年4月22日
250 スカイ・A sports+ 2012年12月1日
254 GAORA SPORTS
257 日テレジータス 2010年3月1日
262 ゴルフネットワークHD 2010年6月1日
292 時代劇専門チャンネルHD 2012年7月1日
293 ファミリー劇場HD
307 フジテレビONE スポーツ・バラエティ 2012年9月28日
308 フジテレビTWO ドラマ・アニメ
309 フジテレビNEXT ライブ・プレミアム 2008年4月1日 旧・フジテレビCSHD
310 スーパー!ドラマTV HD 2012年7月1日
314 女性チャンネル♪LaLa TV(HD) 2008年4月22日 旧・LaLa HD
323 MTV HD 2012年12月1日  
325 MUSIC ON! TV(エムオン!)HD 2012年9月1日
330 キッズステーション HD 2010年4月1日 [1]

16:9SD放送[編集]

以下のチャンネルでは、プレミアムサービス(旧・スカパー!HD)または、ケーブルテレビ局(日本デジタル配信など)でのハイビジョン放送開始に合わせ、スカパー!ではハイビジョン放送を行わないものの画面比16:9の画角情報を付与し、標準画質ながらフルサイズでの放送を行っている。

ネットワーク チャンネル
番号
放送局 開始日 備考
BSデジタル 256 ディズニー・チャンネル[11] 2012年3月1日
CS1ネットワーク 218 東映チャンネル 2012年8月1日  
219 衛星劇場 2012年10月1日
326 ミュージック・エア 2012年9月1日
339 ディズニージュニア 2012年10月1日
349 日テレNEWS24 2014年3月3日
802 スカチャン2 2013年1月22日
805 スカチャン3
CS2ネットワーク 100 スカパー!プロモ100 2012年9月29日 旧・e2プロモ
161 QVC(キューヴィーシー) 2012年4月2日 受信テスト指定チャンネル
223 映画・チャンネルNECO 2012年10月1日  
227 ザ・シネマ 2010年6月28日
229 FOXムービー プレミアム 2014年1月28日
290 TAKARAZUKA SKY STAGE 2010年7月22日 スカパー!のみの放送[12]
294 ホームドラマチャンネル 2010年9月17日  
297 TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ 2012年10月1日
300 日テレプラス ドラマ・アニメ・スポーツ 2011年3月29日
305 チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた 2010年1月27日
311 AXN 海外ドラマ 2011年1月25日
312 FOX 2013年3月26日
321 100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス 2012年4月1日
322 スペースシャワーTV 2010年1月31日
329 歌謡ポップスチャンネル 2012年10月1日
331 海外アニメ! カートゥーン ネットワーク 2012年6月18日
333 アニメシアターX(AT-X) 2010年1月27日
340 ディスカバリーチャンネル 2012年9月29日
341 アニマルプラネット 2012年2月1日
342 ヒストリーチャンネル™ 2010年6月28日
343 ナショナル ジオグラフィック チャンネル 2013年4月2日
351 TBSニュースバード 2009年9月21日
353 BBCワールドニュース 2012年3月1日
354 CNNj 2012年9月29日
362 旅チャンネル 2009年4月1日
363 囲碁・将棋チャンネル 2012年10月1日

データ放送[編集]

ネットワーク チャンネル
番号
放送局 備考
BSデジタル 800 スターチャンネル データ800 データ放送チャンネルで、いずれも画角情報は付加されていない。
840 スカパー!ガイド

2011年10月1日以降に放送開始するBS放送のうち、スカパーJSATが「スターチャンネル1」を除く全チャンネルのプラットフォーム業務を受託している[13]

衛星基幹放送事業者一覧[編集]

放送中、あるいは過去に放送していたチャンネルはスカパー! チャンネル一覧を参照。

東経110度CSデジタル放送[編集]

旧・スカイパーフェクTV!2[編集]

右端太字は2008年9月までの受託放送事業者(現在の基幹放送局提供事業者)を示す。現在の基幹放送局提供事業者はスカパーJSAT。2009年まで、アップリンク地球局を東京都世田谷区東北新社等々力放送センターとしていたグループ。

放送中[編集]
放送終了[編集]

旧・プラット・ワン[編集]

右端太字は2008年9月までの受託放送事業者を示す。現在の基幹放送局提供事業者はスカパーJSAT。2009年まで、アップリンク経路が東京都品川区の小山台送出センターを経て、茨城県常陸大宮市の宇宙通信(スーパーバード)茨城ネットワーク管制センターの地球局から送信としていたグループ。

放送中[編集]
放送終了[編集]

スカパー!(旧・スカパー!e2)以降[編集]

2009年に旧・スカイパーフェクTV!2、旧・プラット・ワンのアップリンク経路を統合し、以後は前年新築した東京都江東区のスカパー東京メディアセンターを主局に等々力放送センターは設備を拡張の上副局とし、東経110度CSデジタル放送全チャンネルのアップリンク二重化を実現している。ただし両局とも東京(直線距離は16.7km)にあるため、東京渋谷埼玉県久喜市に分かれているBS(後述、同45km)と比べ降雨対策や防災面等に難がある。

以下は、WOWOWデジタルプラスの撤退やBSデジタル放送への移行で生じた空き帯域を再割当された事業者、もしくは番組供給事業者傘下の事業者に移管した事業者である。

放送中[編集]
WOWOWデジタルプラス撤退による空き帯域を利用
BSデジタル放送移行による空き帯域を利用
その他

BSデジタル放送[編集]

基幹放送局提供事業者は放送衛星システム。他BS各局と同様、アップリンク主局は東京都渋谷区NHK放送センター、副局は埼玉県久喜市NHK菖蒲久喜ラジオ放送所の各施設内にある。

放送中[編集]

プレミアムサービス(旧・スカパー!HD)との相違点[編集]

チャンネル数
(2014年(平成26年)3月現在)
スカパー!(東経110度BS・CSデジタル放送)(71)
ハイビジョン映像
(35)
16:9
標準画質映像
(34)
データ放送
(2)
チャンネル数
(2014年(平成26年)6月)
スカパー!プレミアムサービス(東経124・128度CSデジタル放送)(259)
4K
(1)
ハイビジョン
(116)
H.264圧縮
標準画質映像
(40)
MPEG2圧縮
標準画質映像
(2)
ラジオ
(100)
スカパー!プレミアムサービス
(標準画質)(102)
衛星
「スカパー!」と「スカパー!プレミアムサービス」(以下プレミアムサービス)では異なる衛星を利用する。スカパー!用の通信衛星N-SAT-110)は、BSデジタル放送に用いる放送衛星群(BSAT-3a、BSAT-3b、BSAT-3c/JCSAT-110R)と同じ東経110度に位置している。対してプレミアムサービス用の通信衛星群は東経124度及び同128度に位置する。
アンテナとチューナー、受信機器
「スカパー!」はスカパー!用のアンテナチューナー、「プレミアムサービス」はプレミアムサービス用のアンテナとチューナーを使って受信する。アンテナを合わせる方角(左右)と仰角(上下)も異なる。但し3波対応アンテナ(BS・110度CS、124度CS、128度CSの3波)もスカパー!では用意されており、それを使うとアンテナは一つで済む(家電量販店などでは3波対応アンテナは買えない。スカパーに直接申し込む必要がある)。
この様にスカパー!は衛星の位置や放送規格(下記参照)、アンテナ、チューナー、受信機器が、110度CSとBSで共通化されているので、アンテナ(BS/110度CSアンテナ)一つで両方を受信できる点が強みとなっている。またテレビやレコーダーなど受信機器には、BS/110度CSチューナーが内蔵されているものも増えており、この場合はBS/110度CSアンテナを設置するだけで受信できる。
一方、プレミアムサービスを受信するには別途専用チューナーを買うかレンタルする必要がある。例外的にソニーシャープがプレミアムサービス(124/128度CSデジタル)チューナーも同時に搭載したレコーダー(地デジ・BS・110度CS・124/128度CSの4波対応)を2012年に市販したが機種数は少ない。
複数台受信
偏波の切り替えをチューナー側で行うため、偏波の切り替えが必要ないスカパー!では、1つのアンテナに対し、チューナーやテレビの複数台接続が可能である。これにより、集合住宅や共聴施設での設置が容易である。対してプレミアムサービスは、1つのアンテナに対するチューナーの接続台数に制限がある。
BS 110度CS 地上デジタル共用B-CASカード
スカパーカード(スカパー!プレミアムサービス)
放送規格と画面アスペクト比
スカパー!では放送規格に、110度CSデジタル放送、BSデジタル放送ともにISDBを採用している。画角情報の送出が可能で、画面比16:9の番組をそのまま引き伸ばして放送できる[17]。対してプレミアムサービスは、DVBを採用している。
文字多重放送
日本語による字幕放送信号の送出が可能(「プレミアムサービス」でも実施。ただし、「プレミアムサービス(標準画質)」では不可)。一方、英語のクローズドキャプション機能には未対応で、文字多重放送に英文を載せる形式を採っている。
受信カード
「スカパー!」ではビーエス・コンディショナルアクセスシステムズが管理する「B-CASカード」を用いていて、機器間の互換性があり、申し込みを済ませたカードなら、家中のどのテレビやレコーダーにも挿入して受信できる。対してプレミアムサービスは、限定受信システムとしてスカパーJSATが独自に発行している「スカパー!ICカード」を用いている。このICカードにはチューナー情報が記録されているため、他のチューナーではカードは使えない。
契約条件
契約条件には「必ず、1つ以上のチャンネル、パック・セットの契約が必要」で、基本料だけで契約を継続することは出来ない(プレミアムサービスはPPVサービスがあるため、この条件はない)。
PPVとアダルトチャンネル
スカパー!ではPPV放送は、開始以来行われていない[18]。また、スカパー!はプレミアムサービスと違いアダルトパチンコ外国語放送・株式といった視聴者が著しく限定されるジャンルのチャンネルや、音声のみのチャンネル[19]もない。なお、開始当初は公営競技釣り囲碁将棋教育[20]専門のチャンネルもなかったが、現在は存在する(グリーンチャンネルBS釣りビジョン囲碁・将棋チャンネルディズニージュニア)。また、深夜にアダルト番組を放送する東映チャンネル衛星劇場は当該時間帯に放送を休止する(但し、衛星劇場に関してはR-15指定(15歳未満は視聴不可)のピンク映画等に差し替えて放送している為、実際に放送を休止しているのは東映チャンネルのみである)。東映や衛星劇場の深夜アダルト放送を含むアダルトチャンネルを受信するにはプレミアムサービスに加入する必要がある。

受信上の注意(旧BSアンテナで受信する場合など)[編集]

電波の混合
スカパー!(旧・e2)とスカパー!プレミアムサービスでは中間周波数帯域が重なるため、混合器などを使って電波の混合は出来ない。両方見たい場合はそれぞれに対応するアンテナや同軸ケーブルなどを用意する必要がある。上述のスカパー!の直販アンテナは両者に対応しており、2本の同軸ケーブルを別々のコンバーターに接続することにより、両方の放送の視聴に使用できる。
一般的なBSアンテナの対応周波数帯域
受信部
定格衛星周波数
コンバーター
定格中間周波数
BSアンテナ
2000年頃まで発売
BS-1 - BS-15ch
11.7 - 12.0GHz
BS-IF(アナログ)
1,035 - 1,332MHz
BS・東経110度CS
(右旋円偏波アンテナ
現行品
BS-1 - BS-23ch
ND2 - ND24ch
11.7 - 12.75GHz
BS-IF(デジタル)・CS-IF
1,032 - 2,072MHz
旧BSアンテナで受信する場合
スカパー!(旧・e2)放送開始より前に販売されたBSアンテナの場合、コンバーターの(CS-IF)帯域が不足し受信できないことがあり、その場合はアンテナの交換が必要となることが多い(右表を参照)。運営するスカパーJSATでは、「QVC(キュー・ヴィー・シー)」(Ch.161)[21][22]が受信できることを確認してから加入申込みをするよう呼びかけている。
旧同軸ケーブルや分配器で受信する場合
一部の同軸ケーブルや分配器などにはスカパー!(旧・e2)のCS-IFに非対応のものがあるため、e2放送より前から設置しているBSアンテナや同軸ケーブル、分配器のままで受信を考えている世帯は注意が必要。特にマンションなどの共同アンテナで受信している場合は、アンテナから各家庭までの伝送経路すべてがCS-IFに対応している必要があり、未対応だと受信できない。また、テレビにBS/110度CSアンテナを接続する時に、BSアナログチューナーが内蔵されたレコーダー等の録画機器を経由させると、当該録画機器に内蔵の分配器が非対応である時にCSチャンネルが受信できない事がある。
地上デジタル専用アンテナケーブル
テレビやレコーダー購入時に付属してくるアンテナケーブルは地上デジタル専用のものが多く、ケーブルの入った梱包袋に地上デジタル用と記されていることもある。プラグの芯線が短く加工されており、これを使ってBSやCSは受信できない。市販のケーブルを購入するときも、BS/CSデジタル対応と書かれたものを買う必要がある。
放送切替操作
CS(BS)のチャンネルを視聴中、BS(CS)のチャンネルを選局する場合、リモコンで「放送切替」操作が必要である。CS同士でもCh.055、218、219、296、298、299、326、339、349、800 - 802、805の各チャンネルは受信機の機種によっては「放送切替」操作も必要となる。ほとんどのチャンネルはCS2ネットワークに属するが、これらのチャンネルはCS1ネットワークに属するためである[23]
NHK放送受信契約による衛星契約
全てのチューナーで自動的にNHKのBSデジタル放送が受信可能となる関係で、必然的にNHK放送受信契約による衛星契約を結ぶ義務が発生する。多くのチューナーでは、未契約の状態で当該チャンネルを選局すると、画面上に契約を促すメッセージが表示される。
テレビ(BDレコーダー)に関する事項
テレビ(BDレコーダー)のメーカーによっては、CSネットワークの区別を行っていたりいなかったりするため、視聴に際してはテレビ(BDレコーダー)の取扱説明書をよく読む必要がある。現在もCS1とCS2を別もの扱いしている代表的メーカーはパナソニックで、現在は特に区別せずCSとして一括りにしている代表的メーカーはソニーである[24]

コールサイン(識別信号)[編集]

コールサイン基幹放送局提供事業者のスカパーJSATおよび放送衛星システム(B-SAT)に対し以下のとおり割り当てられており(CS帯域がスカパーJSAT、BS帯域がB-SAT)、衛星基幹放送事業者の各団体についての個別コールはない。

  • スカパーJSAT[25]
    • JO81-CS-HDTV
    • JO81-CS-TV
    • JO81-CS-PCM
    • JO81-CS-DAT
    • JO82-CS-HDTV
    • JO82-CS-DAT
  • B-SAT(スカパー!加盟の衛星基幹放送事業者に関係するもの)
    • JO32-BS-HDTV
    • JO32-BS-TV
    • JO32-BS-DAT

パススルー配信を実施しているケーブルテレビ局[編集]

以下のケーブルテレビ局では、多チャンネルサービスの一環として「スカパー!」のパススルー配信を実施している。対応する受信機(デジタル3波チューナー搭載テレビ・レコーダーなど)を揃えれば、チャンネルの設定のみで視聴ができる。

2008年10月、総務省の技術基準改正により地上アナログテレビジョン放送の最高周波数(770MHz)を超える周波数帯を用いるケーブルテレビ放送が可能となり、これの先行承認として淡路島テレビジョンが初めて同年4月にサービスを開始した。その後も、最高で従来のケーブルテレビより3倍近く高い周波数となるCS-IFの伝送に対応するための路上設備改修が不要なFTTH-RF方式(光放送)を採用しているケーブルテレビ局(主に公設公営・公設民営局)へ広がっている。

大都市圏では当時8都府県にてサービスを行なっていたオプティキャスト(現在はスカパーJSATに合併)が2009年4月より開始している。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 110度CSデジタル放送「スカパー!110」のサービス名称変更について 〜2007年2月1日から「e2 by スカパー!」に名称変更〜(33KB) (2006.12.14 スカイパーフェクト・コミュニケーションズ
  2. ^ 2012年9月までは「16日間無料体験サービス」だった。
  3. ^ スカパー!無料の日の放送時間は、翌午前4時までが多いが、チャンネルにより翌午前5時から7時頃まで放送している場合もある。
  4. ^ 2013年3月までは「スカパー!大開放デー」だった。
  5. ^ 2007年12月1日より、BSデジタル放送に移行(スター・チャンネル)。
  6. ^ 2012年3月1日より、BS放送に移行(J SPORTS)。
  7. ^ 2012年3月1日より、BS放送に移行(日本映画専門チャンネル)。
  8. ^ 2007年までは当時のe2 by スカパー!をプラットフォームにしていたが、2008年1月1日から2012年3月31日まではプラットフォームに依存せず、旧イーピー放送が使用していた帯域を用いてSCサテライト放送が単独で放送を行っていた。2012年4月1日より、現在のスカパー!にて放送を再開した(ショップチャンネル)。
  9. ^ 一部の番組を除きプレミアムサービスの「スカチャン0」とのサイマル放送(スカチャン0)。
  10. ^ 一部の番組を除きプレミアムサービスの「スカチャン1」とのサイマル放送(スカチャン1)。
  11. ^ 2013年現在、BSでは唯一、標準画質(SD)放送のチャンネルである(ディズニー・チャンネル)。
  12. ^ プレミアムサービス(プレミアムサービス光を含む)では一切放送されていない(TAKARAZUKA SKY STAGE)。
  13. ^ スカパー!e2(現・スカパー!)が新しいBSデジタル放送を提供 〜2011年10月よりスカパー!は新たなステージへ〜 - スカパーJSAT 2011年6月24日
  14. ^ 正確には2005年4月に旧阪急電鉄(現・阪急阪神ホールディングス)から現阪急電鉄に承継されているため、委託放送事業者(衛星基幹放送事業者)の変更は2度目となる。
  15. ^ 尚、一部のチャンネルは、基幹放送事業を変更した。
  16. ^ 有料チャンネル「ディズニー・チャンネル」と「ディズニージュニア」のみスカパー!のチャンネルとして放送。
  17. ^ スカパー!プレミアムサービスの一部の標準画質の番組でもスクイーズ信号を付加した放送を実施していたが、一部のチューナーが非対応だったため、一部を除きレターボックスを付加して対応していた(ワイドサイズの受信機で視聴すると額縁放送となる)。
  18. ^ 旧プラット・ワン時代には行われていた(2011年10月、有料放送視聴契約約款からもPPVに関する事項が削除された)。その振り替えとして、ペイ・パー・シリーズという形式による配信が行われたケースもある(例 - 2007年12月31日の『やれんのか! 大晦日! 2007』)。
  19. ^ 旧プラット・ワン時代には「サウンドテリア」という音声チャンネルがあった。
  20. ^ BSデジタル放送で放送している放送大学は、「スカパー!」に属していない。
  21. ^ 2番目に周波数が高く受信し難いトランスポンダ(物理チャンネルND22)を使用しており、アンテナや同軸ケーブルなどが帯域に対応しているかを確認するのに適している。因みに、1番目に周波数が高く受信し難いのは、日テレG+などの日テレ系(物理チャンネルND24)だが、無料チャンネルがないため、未契約の段階では受信確認できない。
  22. ^ 2012年3月より。それ以前は同周波数の無料放送チャンネル「C-TBSウェルカムチャンネル」を指定していたが、同月末で放送を終了した。
  23. ^ これらのチャンネルを伝送しているトランスポンダが旧プラット・ワン(CS1)のものであったためである。
  24. ^ ソニー製品でも、110度CS放送黎明期の機種(チューナーDST-BX500など)ではCS1とCS2の区別がある。EPGも別々に表示される。
  25. ^ 「JO81」から始まるものは旧宇宙通信(SCC)、「JO82」から始まるものは旧JSATから継承。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]