ジョー・スミス (投手)

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ジョー・スミス
Joe Smith
シカゴ・カブス #30
Joe Smith on May 16, 2015.jpg
エンゼルス時代(2015年5月16日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オハイオ州シンシナティ
生年月日 1984年3月22日(32歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 MLBドラフト3巡目(全体94位)でニューヨーク・メッツから指名
初出場 2007年4月1日 セントルイス・カージナルス
年俸 $3,150,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョゼフ・マイケル・スミスJoseph Michael Smith, 1984年3月22日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBシカゴ・カブスに所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ライト州立大学入学時は伸び悩んでいたものの、監督からの助言でアンダースローに転向。卒業までの2年間、抑えとして活躍した。

プロ入りとメッツ時代[編集]

2006年MLBドラフト3巡目(全体94位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。

2007年は大卒1年目ながらスプリングトレーニングに呼ばれ、見事開幕メジャー入りを果たし、2006年のドラフトでメッツに入団した選手の中では最も早いメジャー昇格となった。4月1日セントルイス・カージナルスとの開幕戦に2番手としてメジャー初登板を果たすと、17試合連続無失点という好スタートを切り[2]4月24日に初勝利を挙げた。夏場には多投からの制球難に陥りマイナー落ちしたが、シーズン終盤に再び戻った。最終的に54試合にリリーフ登板し、防御率3.45・3勝2敗という成績を記録。また、投球イニング数以上の奪三振を記録し、奪三振率は9.1という数値だった。

2008年は、ナ・リーグ3位となる82試合に登板し、防御率3.55・6勝3敗という成績を記録。リリーフとは言え、2年連続で.600以上の勝率を記録した。

インディアンス時代[編集]

2008年12月10日にメッツ、シアトル・マリナーズクリーブランド・インディアンスの間で計12選手が移籍する三角トレードが成立し、インディアンスへ移籍した[3]

2009年はメジャーデビュー以来、最小となる37試合の登板に留まったが、防御率3.44は自己ベスト (当時) だった。この年は、左打者に.355と打ち込まれた[4]

2010年は、登板試合数が2年ぶりに50試合を超えたが、防御率3.83は自己ワーストの数値であり、やや調子を落としたシーズンとなった。

2011年は、前半戦で0.71という非常に低い防御率を記録[5]。後半戦は防御率を落としたが、WHIPは前半戦よりも良い数値をマークした[5]。シーズン全体ではチーム最多タイの71試合に登板し、防御率2.01という好成績を残した。また、打たれた本塁打は僅かに1本だけであり、2009年には苦手としていた左打者も克服し、むしろ右打者相手よりも低い被打率だった[5]

2012年も、2年連続チームトップとなる72試合に投げ、前年ほどの防御率はならなかったが、2.96・自己最多の7勝を挙げ、チームに貢献した。

2013年1月18日、インディアンスと315万ドルで1年契約した[6]。シーズンでは、3年連続70試合以上となる70試合ちょうどに登板。WHIPが多少悪化したものの、防御率は2.29まで低下した。シーズンオフにFAとなった。

エンゼルス時代[編集]

2013年11月24日に3年総額1500万ドルでロサンゼルス・エンゼルスと契約した[7]

エンゼルス加入1年目の2014年シーズンは、4月の下旬からクローザーとして起用される機会が出始め、その後ヒューストン・ストリートが移籍してくるまで前半戦の間は、クローザーとして15セーブをマークした[8]。この年はア・リーグ2位、4年連続70以上となる76試合に登板し、防御率は自身初の1.00台となる1.81を記録。また7勝を挙げ、リリーフ投手ながら2012年以降の3年間で20勝を挙げた。

2015年、5年連続70試合以上となる70試合に投げたが、防御率はその5年間でワーストの3.58と、やや成績が下降した。

カブス時代[編集]

2016年8月1日ヘスス・カスティーヨとのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[9]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]






















































W
H
I
P
2007 NYM 54 0 0 0 0 3 2 0 10 .600 205 44.1 48 3 21 4 7 45 2 0 18 17 3.45 1.56
2008 82 0 0 0 0 6 3 0 18 .667 271 63.1 51 4 31 4 4 52 1 0 28 25 3.55 1.29
2009 CLE 37 0 0 0 0 0 0 0 10 ---- 142 34.0 30 4 13 0 0 30 2 0 16 13 3.44 1.26
2010 53 0 0 0 0 2 2 0 17 .500 170 40.0 30 4 24 2 1 32 0 1 18 17 3.83 1.35
2011 71 0 0 0 0 3 3 0 16 .500 267 67.0 52 1 21 1 2 45 2 0 16 15 2.01 1.09
2012 72 0 0 0 0 7 4 0 21 .636 278 67.0 53 4 25 4 2 53 1 1 27 22 2.96 1.16
2013 70 0 0 0 0 6 2 3 25 .750 259 63.0 54 5 23 2 3 54 3 0 17 16 2.29 1.22
2014 LAA 76 0 0 0 0 7 2 15 18 .778 285 74.2 45 4 15 3 6 68 4 0 16 15 1.81 0.80
通算:8年 515 0 0 0 0 34 18 18 135 .654 1877 453.1 363 29 173 20 25 379 15 2 156 140 2.78 1.18
  • 2014年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 35 (2007年 - 2008年)
  • 38 (2009年 - 2016年途中)
  • 30 (2016年途中 - )

脚注[編集]

  1. ^ Joe Smith Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2012年12月24日閲覧。
  2. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』 廣済堂出版2008年、270頁。ISBN978-4-331-51300-2。
  3. ^ Three-team blockbuster nets Mets Putz Mariners and Indians involved in 12-player Meetings deal”. mlb.com. 2008年12月11日閲覧。
  4. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2010』 廣済堂出版、2010年、164頁。ISBN978-4-331-51439-9。
  5. ^ a b c 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』 廣済堂出版、2012年、133頁。ISBN978-4-331-51612-6。
  6. ^ Meisel, Zack (2013年1月18日). “Indians sign Perez, Smith to one-year deals”. MLB.com. 2013年1月13日閲覧。
  7. ^ Gonzalez, Alden (2013年11月24日). “Angels to sign former Indians reliever Smith”. MLB.com. 2013年11月24日閲覧。
  8. ^ Joe Smith 2014 Pitching Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年1月17日閲覧。
  9. ^ Right-handed reliever Joe Smith acquired by Cubs”. ESPN.com (2016年8月1日). 2016年8月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]