ジョーン・G・ロビンソン

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ジョーン・ゲイル・ロビンソン(Joan Gale Robinson、1910年 - 1988年)はイギリス児童文学作家バッキンガムシャー州生まれ[1][2]イラストレーターとしての教育を受け1939年から自身の作品の執筆を開始、イラストも自ら手がけた[2]

法廷弁護士だった両親の4人の子どもの2番目の子[2][3]で母親はケンブリッジ大学に入学を許可された最初の女子学生の1人[3]。ロンドンの北西部ハムステッド・ガーデン・サバーブで子供時代を過ごし、7つの学校に通ったが卒業試験を受けず、卒業には至っていない。早くから絵を書くことに憧れ、14歳で幼児のための絵本の挿絵を描き始めた。

その後、少し上の子ども向けの児童文学作品に移り、『くまのテディ・ロビンソン』シリーズで世界的にその名を知られるようになる。

作品[編集]

彼女の多くの作品の中に、『すえっこ、マリー、マリー』(Mary,Mary)、『思い出のマーニー』(When Marnie Was There)と『くまのテディ・ロビンソン』(Teddy Robinson)がある。

夫と一緒に働きながら、彼女は生涯に30冊以上の本を出した。その多くは彼女自身の家庭の中で読み聞かされ、その反響を確認されたものである。

そして彼女の家族も時々その作品の中に登場している。くまのテディ・ロビンソンは本当のテディベアで彼女の娘デボラのもので、デボラもお話の中に出てくる。

作品リスト[編集]

  • A stands for angel (1939)
  • Our father (1940)
  • God of all things (1948)
  • Ten little angels (1951)
  • Teddy Robinson(『くまのテディ・ロビンソン』) (1953)
  • The happy year (1953)
  • Teddy Robinson's book (1955)
  • Dear Teddy Robinson (1956)
  • Where is God? (1957)
  • Mary-Mary(『すえっこ、マリー、マリー』) (1957)
  • More Mary-Mary (1958)
  • Seven days (1964)
  • When Marnie Was There(『思い出のマーニー』) (1967)
  • Charley (1969)
  • Teddy Robinson himself (1974)

日本語訳された作品[編集]

出典[編集]

  1. ^ ジョーン・ロビンソン作 松野正子訳 『思い出のマーニー 下』 岩波書店〈岩波少年文庫〉、2004年、223頁
  2. ^ a b c 『MOE』2014年9月号、22-23頁、白泉社
  3. ^ a b ジョーン・G・ロビンソン作, 越前敏弥・ないというふみこ訳「新訳思い出のマーニー」,角川文庫,2014,p.351-355,ISBN 978-4-04-102071-5