ジョーダン・クロフォード

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ジョーダン・クロフォード
Jordan Crawford
2010年、ワシントン・ウィザーズでのクロフォード
PBCロコモティフ・クバン  No.27
ポジション SG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1988-10-23) 1988年10月23日(35歳)
出身地 ミシガン州の旗 ミシガン州デトロイト
身長 193cm (6 ft 4 in)
体重 88kg (194 lb)
ウィングスパン 201cm  (6 ft 7 in)[1]
キャリア情報
出身 ゼイビア大学 (オハイオ州)
ドラフト 2010年 27位
選手経歴
2010-2011
2011-2013
2013-2014
2014
2014-2015
2015
2015-2016
2016-2017
2017-2018
2019
2019
2020
2020-
アトランタ・ホークス
ワシントン・ウィザーズ
ボストン・セルティックス
ゴールデンステート・ウォリアーズ
中華人民共和国の旗 新疆フライングタイガース
フォートウェイン・マッドアンツ (NBADL)
中華人民共和国の旗 天津ゴールデンライオンズ
グランドラピッズ・ドライブ (Dリーグ)
ニューオーリンズ・ペリカンズ
イロニ・ナハリヤ
四川金強藍鯨籃球倶楽部
ブローゼ・バンベルク
PBCロコモティフ・クバン
受賞歴
  • CBA得点王:2016
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ジョーダン・リー・クロフォードJordan Lee Crawford, 1988年10月23日 - )はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のバスケットボール選手。ポジションはシューティングガード。身長193cm、体重88kg。

経歴[編集]

学生時代[編集]

ハーグレイブ・ミリタリー・アカデミー校を卒業後、インディアナ大学に進学。NCAAトーナメントに新人選手として出場した。2008年ゼイビア大学に転校し、2009年、チームを第6シードでNCAAトーナメント進出へと導いた。クロフォードの活躍により西地区準決勝まで進んだが第2シードのカンザス州立大学に2オーバータイムの熱戦の末、敗退した。

NBA[編集]

アトランタ・ホークス[編集]

2010年のNBAドラフトニュージャージー・ネッツから全体27位指名を受けた後、権利はアトランタ・ホークスにトレードで移り、NBAプレーヤーとしてスタートを切った。このシーズンはわずか16試合の出場に留まり、2011年、カーク・ハインリックらとともにワシントン・ウィザーズに放出された[2]

ワシントン・ウィザーズ[編集]

2011年3月8日、ミルウォーキー・バックス戦で、この時点でのキャリアハイの22得点をあげ、同月のシカゴ・ブルズ戦で、キャリアハイ更新の27得点を上げた。更に同月30日マイアミ・ヒート戦で39得点と更新した。4月1日クリーブランド・キャバリアーズ戦で、21得点、10リバウンド、11アシストで自身初めてのトリプルダブルを記録した。ウィザーズではジョン・ウォールに次ぐ2人目であった[3]。 2012-13シーズンは、ウォールの故障に伴いポイントガードを務め、年末のアトランタ・ホークス戦で、自身2度目のトリプルダブルを記録した。

ボストン・セルティックス[編集]

2013年2月21日、ボストン・セルティックスリアンドロ・バルボサジェイソン・コリンズとの交換で放出された[4]レイジョン・ロンドの長期故障欠場の間、クロフォードはスタートポイントガードとなり、11月29日、クリーブランド・キャバリアーズ戦で11得点、11リバウンド、10アシストで自信3度目のトリプルダブルを記録した[5]。12月9日には、イースタンカンファレンスのプレーヤーオブ・ザウィークに選出された[6]

ゴールデンステート・ウォリアーズ[編集]

2014年1月15日、マイアミ・ヒートボストン・セルティックスゴールデンステート・ウォリアーズの3チームトレードにより、ウォリアーズに放出された[7]。 4月16日、レギュラーシーズン最終戦となったデンバー・ナゲッツ戦でキャリアハイとなる41得点を記録した[8]。この年のプレーオフでは、ステフィン・カリーの好調もあって、出場時間は限られた。

新疆フライングタイガース[編集]

2014年9月18日、中国プロバスケットボールリーグ新疆フライングタイガースと契約した。

天津ゴールデンライオンズ[編集]

2015年12月、天津ゴールデンライオンズと契約。2015-16シーズンの得点王に輝いた。

ニューオーリンズ・ペリカンズ[編集]

2016-17シーズンはDリーググランドラピッズ・ドライブでプレーした後、2017年3月5日にニューオーリンズ・ペリカンズ10日間契約を結び、翌日のユタ・ジャズ戦で念願のNBA復帰を果たした。しかし、2017-18シーズン開幕直後の10月23日に、ペリカンズがジャミーア・ネルソンと契約したのに伴い解雇された[9]。2018年4月5日、再びペリカンズと契約した[10]

プレイスタイル[編集]

スタープレーヤの控えに回ることが多いが、トリプルダブルの記録とキャリアハイの記録からも分かる通り、バランスのとれたオールラウンドな活躍とともに爆発力も期待できるプレーヤーである。

脚註[編集]

  1. ^ Jordan-Crawford”. draftexpress.com (201). 2017年10月21日閲覧。
  2. ^ Wizards Acquire Bibby, Evans, Crawford and First Round Pick”. NBA.com (2011年2月23日). 2013年2月22日閲覧。
  3. ^ Jordan Crawford's triple-double powers Wizards past Cavs
  4. ^ Celtics Acquire Jordan Crawford”. NBA.com (2013年2月21日). 2013年2月22日閲覧。
  5. ^ Notebook: Celtics 103, Cavaliers 86
  6. ^ Former Wizards guard Jordan Crawford named Eastern Conference player of the week”. WashingtonPost.com (2013年12月9日). 2013年12月10日閲覧。
  7. ^ Warriors Acquire Jordan Crawford & MarShon Brooks From Boston Celtics”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (2014年1月15日). 2014年1月15日閲覧。
  8. ^ Notebook: Warriors 116, Nuggets 112
  9. ^ Pelicans to waive Jordan Crawford
  10. ^ Pelicans Sign Jordan Crawford” (英語). NBA.com (2018年4月5日). 2018年4月6日閲覧。

外部リンク[編集]