ジョン・ミリントン・シング

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ジョン・ミリントン・シング

ジョン・ミリントン・シング (John Millington Synge,1871年4月16日-1909年3月24日)は、アイルランドの劇作家・詩人・小説家、フォークロリスト(民俗文化研究者)。

アイルランド文学復興運動とアベイ劇場設立者の一人として知られる。カトリック教徒が大半を占めるアイルランドで、中流プロテスタント(シング家は、英国国教会アイルランド国教会)の視点から、細かな現実を厳しく観察する目と、アイロニーにみちた簡潔な表現を身につけた。

アイルランドを理想化する傾向が盛んであった文学運動のなかで、強い風刺の精神を貫き、通俗性と芸術性を兼ね備えた独自の文体で、典型的なアングロ・アイリッシュ文学を生み出した功績は大きい。

略歴[編集]

主な作品[編集]

  • 谷間の影 In the Shadow of the Glen (1903)
  • 海に騎り行く人々 Riders to the Sea (1904)
  • 聖者の泉 The Well of the Saints (1905)
  • アラン諸島 The Aran Islands (1907)
  • 西の国のプレイボーイ The Playboy of the Western World (1907)
  • 鋳掛け屋の婚礼 The Tinker's Wedding (1908)
  • 詩と訳詩 Poems and Translations (1909)
  • 悲運のディアドレ Deirdre of the Sollows (1910)

訳書(近年刊行)[編集]