ジョン・ウィック:チャプター2

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ジョン・ウィック:チャプター2
John Wick: Chapter 2
監督 チャド・スタエルスキ英語版
脚本 デレク・コルスタッド
原作 キャラクター創造
デレク・コルスタッド
製作 ベイジル・イヴァニク
エリカ・リー
製作総指揮 ジェフ・ワックスマン
ロバート・ベルナッキ
デヴィッド・リーチ
ケヴィン・フレイクス
ヴィシャル・ルングタ
出演者 キアヌ・リーブス
コモン
ローレンス・フィッシュバーン
リッカルド・スカマルチョ
ルビー・ローズ
ジョン・レグイザモ
イアン・マクシェーン
音楽 タイラー・ベイツ
ジョエル・J・リチャード
撮影 ダン・ローストセン英語版
編集 エヴァン・シフ
製作会社 ライオンズゲート
サンダー・ロード・ピクチャーズ英語版
87イレブン・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗 サミット・エンターテインメント
日本の旗 ポニーキャニオン
公開 アメリカ合衆国の旗 2017年2月10日
日本の旗 2017年7月7日
上映時間 122分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $92,029,184[1]
世界の旗 $169,708,269[1]
前作 ジョン・ウィック
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ジョン・ウィック:チャプター2』(原題: John Wick: Chapter 2)は、2017年に公開されたアメリカ合衆国のネオ・ノワール・アクションスリラー映画監督チャド・スタエルスキ英語版脚本・原作はデレク・コルスタッド。 ジョン・ウィックシリーズの第2作であり、前作で賞金がかけられた殺し屋のジョン・ウィックのその後を描く。キアヌ・リーブスコモンローレンス・フィッシュバーンリッカルド・スカマルチョルビー・ローズジョン・レグイザモイアン・マクシェーンが出演する。キアヌ・リーブスとローレンス・フィッシュバーンが共演するのはマトリックス3部作以来である。

日本での公開は2017年7月7日[2]

あらすじ[編集]

前作での出来事が起こってから5日後、引退した暗殺者ジョン・ウィックは、盗まれた愛車1969年式フォード・マスタング・マッハ1を取り返すべく、ロシアン・マフィアのボス、アブラム・タラソフの自動車工場へ乗り込んだ。アブラム・タラソフは前作でジョンが倒したヴィゴ・タラソフの兄弟にあたる。ジョンはタラソフの部下を倒したが、マスタングはひどく傷つけられた。その後、ジョンはタラソフと和解し、帰宅した。

ジョンが馴染みの自動車工場主・オーレリオにマスタングの修理を依頼した後、イタリア系犯罪組織カモッラの幹部サンティーノ・ダントニオがジョンの自宅を訪問する。

キャスト[編集]

ジョン・ウィック
演 - キアヌ・リーブス
引退した殺し屋[3]。前作で亡き妻が遺した愛犬デイジー(ビーグル犬)を殺されたが、現在はピットブル犬(名前は未決定)と暮らしている。愛車はフォード・マスタング BOSS429。今作でのメインアームはグロック34カスタム。
カシアン
演 - コモン
ジアナ・ダントニオのボディガードジンを好む。
バワリー・キング
演 - ローレンス・フィッシュバーン
地下犯罪情報組織の王[4]。彼を含む組織のメンバーは、ホームレスのふりをして普段は活動している。バワリーニューヨーク市の地区の一つ。
サンティーノ・ダントニオ
演 - リッカルド・スカマルチョ
イタリア系犯罪組織カモッラの幹部。かつてジョンの仕事の手助けをした貸しがあり、その際の「誓印」のメダルを所持している。ジョンに強制的に暗殺を実行させるよう迫る。
アレス
演 - ルビー・ローズ
サンティーノのボディガード兼暗殺者。唖者であり、手話で会話する。
オーレリオ
演 - ジョン・レグイザモ
自動車修理工場のオーナー。ジョンの居場所を独自に探し出し、冒頭で全損したマスタングを引き取りにきた。
ウィンストン
演 - イアン・マクシェーン
「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」のオーナー兼支配人。「ホテルの中では絶対に殺しの仕事を行ってはならない」という厳しいルールを殺し屋達に敷いている。
ヘレン・ウィック
演 - ブリジット・モイナハン
ジョンの亡くなった妻。
シャロン
演 - ランス・レディック
「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」のコンシェルジュ。ジョンがローマに赴く際、「個人的に」としてジョンのピットブルを預かることを申し出る。
アブラム・タラソフ
演 - ピーター・ストーメア
ロシアン・マフィアのボス。前作に登場したヴィゴの弟であり、ヨセフの叔父。兄や甥と違い、ジョンが迫っていることを知って街から撤退しようとする。
ジュリアス
演 - フランコ・ネロ[5]
「コンチネンタル・ホテル・ローマ」の支配人。ニューヨークのウィンストン同様にホテル内での殺しを禁じている。
ジアナ・ダントニオ
演 - クラウディア・ジェリーニ英語版
サンティーノ・ダントニオの姉。イタリア系犯罪組織カモッラのボスであり、世界各国の殺し屋を率いる「主席連合」の一員。
ジミー
演 - トーマス・サドスキー英語版
ジョンの友人である警察官
チャーリー
演 - デヴィッド・パトリック・ケリー
裏社会の掃除屋[6]
アール
演 - トビアス・シーガル英語版[7]
バワリー・キングの手下。普段は地下鉄の駅でホームレスのふりをしている。
ソムリエ
演 - ピーター・セラフィノウィッツ英語版[8]
「コンチネンタル・ホテル・ローマ」のソムリエ。ただしテイスティングするのは銃等の武器である。
イタリアの仕立て屋
演 - ルカ・モスカ
裏社会の仕立て屋。ジョンの要望に応え防弾仕様のスーツを仕立てる。
演じるモスカは今作の衣装デザイナーを務めている。
バイオリン奏者
演 - ハイジ・マネーメーカー
路上でバイオリンを演奏する殺し屋。
演じるマネーメーカーは監督チャド・スタエルスキーの妻であり、プロのスタントパーソンである。
スモウ
演 - YAMA
力士の殺し屋。

制作[編集]

進行[編集]

2015年2月、監督 チャド・スタエルスキ と ディビッド・リーチ はジョン・ウィック の続編の制作を始めた。同月 ライオンズゲートのCEOジョン・フェルサイマーは、会議で「 ジョン-ウィック はフランチャイズとして色んなアクション映画に展開できる」と述べた。 またコルスタッドが再び脚本を書くことも付け加えた。 2015年5月に撮影されることが確定し、ライオンズゲートはフィルムをカンヌ国際映画祭で販売することとした。

撮影[編集]

主な撮影はニューヨークで2015年10月25日に開始された。

公開[編集]

ロサンゼルス で2017年1月30日にプレミア公開された。米国では2017年2月10日に映画館での上映が始まり、映画評論家から高い評価を得た。Rotten Tomatoesでは89%の数値を記録している[9]ローリング・ストーン誌ピーター・トラヴァースは星3.5(星4つ満点)と評し、「キアヌ・リーブスが狂乱と混乱に満ちた続編に戻ってきた。最も恐ろしい殺し屋のバイオレンス、ガンフー、アクションの混沌さを更に増しての復帰だ」と語っている[10]

全世界興行収入は前作の8800万ドルを大幅に上回り、1億ドルを突破した[11]

音楽[編集]

2016年に、タイラー・ベイツ 、ジョエル・J・リチャードにより映画のサウンドトラックが作曲されると報道された。

また、アリス・イン・チェーンズ のギタリスト・ボーカリストである ジェリー・カントレル が"為すべき仕事"("A Job To Do")を歌っている。

続編[編集]

2016年10月スタエルスキは第3作の制作を始めた。[12] 2017年6月コルスタッドが第3作の脚本に取り掛かったと報道された。[13]

参考文献[編集]

  1. ^ a b John Wick:Chapter Two”. Box Office Mojo. 2017年7月16日閲覧。
  2. ^ http://johnwick.jp/
  3. ^ THR Staff (2016年9月29日). “Hollywood Salaries 2016: Who Got Raises (and Who Didn't), From Movie Stars to Showrunners”. The Hollywood Reporter. 2016年10月1日閲覧。
  4. ^ ‘John Wick: Chapter 2 Movie Update: Keanu Reeves Talks About Laurence Fishburne’s Role” (en-US) (2017年1月8日). 2017年1月14日閲覧。
  5. ^ Han, Angie (2016年10月8日). “‘John Wick: Chapter 2’ Trailer: Keanu Reeves Is Back in Action”. /Film. 2016年10月8日閲覧。
  6. ^ Keanu Reeves talks John Wicks 2”. cosmicbooknews. 2016年8月25日閲覧。
  7. ^ Watch John Wick: Chapter 2 (2017)”. 2017年3月17日閲覧。
  8. ^ Anderton, Ethan (2016年10月5日). “‘John Wick: Chapter 2’ Teaser Arrives Before The Full Trailer Debuts At NYCC”. /Film. 2016年10月8日閲覧。
  9. ^ John Wick_ Chapter 2 - Movie Reviews - Rotten Tomatoes”. Rotten Tomatoes. 2017年7月12日閲覧。
  10. ^ Peter Travers 'John Wick Chapter 2' Movie Review”. Rolling Stone. 2017年7月12日閲覧。
  11. ^ John Wick (2014)”. Box Office Mojo. 2017年5月7日閲覧。
  12. ^ Page, Aubrey (2016年10月10日). “‘John Wick 3’ Already in the Works, Reveals Director Chad Stahelski; ‘Chapter 2’ Details Teased”. Collider.com. オリジナル2016年10月10日時点によるアーカイブ。. http://www.webcitation.org/6lA5NawMy?url=http://collider.com/john-wick-3-chad-stahelski-interview/ 2016年10月10日閲覧。 
  13. ^ Kit, Borys (2017年6月1日). “'John Wick 3' Brings Back Writer Derek Kolstad (Exclusive)”. The Hollywood Reporter. オリジナル2017年6月1日時点によるアーカイブ。. http://www.webcitation.org/6qu9QeCEg 2017年6月1日閲覧。 

外部リンク[編集]