ジョン・アレン (初代アレン子爵)
初代アレン子爵ジョン・アレン（英語: John Allen, 1st Viscount Allen PC (Ire)、1661年2月13日 – 1726年11月8日）は、アイルランド王国の政治家、貴族。
生涯[編集]
ダブリン市長サー・ジョシュア・アレン（Sir Joshua Allen）とメアリー・ワイブラウ（Mary Wybrow、1708年頃没、ジョン・ワイブラウの娘）の息子として、1661年2月13日にダブリンで生まれた[1]。1677年11月24日、ダブリン大学トリニティ・カレッジに入学した[1]。1691年7月8日、父の遺産を継承した[1]。
陸軍大尉としてウィリアム3世の軍勢に従軍した[1]。その後、1692年から1693年までダブリン・カウンティ選挙区の、1695年から1699年までカーロウ・カウンティ選挙区の、1703年から1713年までダブリン・カウンティ選挙区の、1713年から1714年までウィックロー・カウンティ選挙区の、1715年から1717年までダブリン・カウンティ選挙区の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]。1714年10月9日にアイルランド枢密院の枢密顧問官に任命され、1717年8月28日にスティローガンのアレン男爵とアレン子爵に叙された[1]。
1726年11月8日にロンドンで死去、19日にダブリンで埋葬された[1]。長男ジョシュアが爵位を継承した[1]。
家族[編集]
1684年、メアリー・フィッツジェラルド（Mary FitzGerald、1666年8月22日 – 1697年8月19日以降、ロバート・フィッツジェラルドの娘）と結婚[1]、下記の子女を儲けた。
- ジョシュア（1685年 – 1742年） - 第2代アレン子爵
- リチャード
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 110.
| アイルランド議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 サイモン・ラットレル パトリック・サースフィールド |
庶民院議員（ダブリン・カウンティ選挙区選出） 1692年 – 1695年 同職：シャンブレ・ブラバゾン |
次代 ロバート・モールズワース エドワード・ディーン |
| 先代 サー・トマス・バトラー準男爵 ジョン・テンチ |
庶民院議員（カーロウ・カウンティ選挙区選出） 1695年 – 1703年 同職：サー・トマス・バトラー準男爵 |
次代 サー・トマス・バトラー準男爵 ピアース・バトラー |
| 先代 ロバート・モールズワース エドワード・ディーン |
庶民院議員（ダブリン・カウンティ選挙区選出） 1703年 – 1713年 同職：ジョセフ・ディーン |
次代 ブラバゾン卿 ジョセフ・ディーン |
| 先代 ウィリアム・ウィットシェッド リチャード・エドワーズ |
庶民院議員（ウィックロー・カウンティ選挙区選出） 1713年 – 1715年 同職：ウィリアム・ウィットシェッド |
次代 ヘンリー・パーシー ロバート・アレン |
| 先代 ブラバゾン卿 ジョセフ・ディーン |
庶民院議員（ダブリン・カウンティ選挙区選出） 1715年 – 1717年 同職：エドワード・ブラバゾン |
次代 エドワード・ブラバゾン ウィリアム・ドムヴィル |
| アイルランドの爵位 | ||
| 爵位創設 | アレン子爵 1717年 – 1726年 |
次代 ジョシュア・アレン |
| 全般 | |
|---|---|
| 国立図書館 | |
