ジョイフルサン
|
| |
|
ジョイフルサン 住吉店 | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
〒850-0992 長崎県長崎市江川町232 2F |
| 設立 |
|
| 廃止 | 2026年3月1日(イオン九州に吸収合併され解散) |
| 業種 | 小売業 |
| 法人番号 | 8310001014225 |
| 事業内容 | スーパーマーケット事業及び生鮮加工センター運営 |
| 代表者 | 大石真司 (代表取締役社長) |
| 資本金 | 1億円 |
| 支店舗数 | 11 |
| 主要株主 | イオン九州 100% |
| 外部リンク |
joyfulsun |
ジョイフルサンはイオン九州が長崎県(長崎市及び西彼杵郡時津町)に展開するスーパーマーケットの店舗ブランド。
かつては長崎県長崎市に本社を置きスーパーマーケットを運営していた企業で、イオン九州の完全子会社であった。
概要
[編集]1959年(昭和34年)に第一号店であるアサヒストア住吉店を開店[1]。その後は長崎県内で13店舗を展開していたが、マルキョウなどの地場チェーンや、西友[注釈 1]やダイエー[注釈 2]などとの競合他社との競争の激化で経営不振に陥ったため、事業継続を前提とした再建を図った。2016年(平成28年)2月、穴吹興産が再建の支援を発表[2]。同年9月、あなぶき興産九州(現・穴吹興産九州支社)の完全子会社として設立された「株式会社ジョイフルサンアルファ」に事業を譲渡した[3]。
2019年(令和元年)8月、穴吹ハウジングサービス、NECソリューションイノベータと共同で長崎市内のマンションに無人スーパーを開設[4]。翌年10月には2店舗目を開設した[5]。
株式譲渡に伴い、2025年(令和7年)7月1日付でイオン九州の子会社となり、同時に社名が「株式会社ジョイフルサン」へ変更された[6]。その後、2026年(令和8年)3月1日付で親会社のイオン九州へ吸収合併され、解散した。なお、前親会社である穴吹興産からの借入金債務の債務免除により、株式譲渡前日時点で一度債務超過が解消されたが、今後予定されている設備投資の実行などによって再び債務超過状態になることが見込まれていたため、合併直前の同年2月27日にイオン九州が当社に対して有する債権の一部(短期貸付金)を放棄することで債務超過状態を解消した上で吸収合併が実施された[7]。また、屋号についてもイオングループ内の他の店舗ブランドへ変更される見通しで、「ジョイフルサン」の屋号も消滅することとなった[8]が、合併時点では「マックスバリュ」へ転換された2店舗(本原店・新大工町ファンスクエア店)と前日の同年2月28日をもって閉店した山里店生活雑貨館を除く7店舗は「ジョイフルサン」のままでイオン九州の店舗ブランドに組み込まれることとなった。その後、1店舗が近隣の「マックスバリュ」へ新築移転するのに伴って閉店となり、6店舗となった。
穴吹興産の子会社時代には電子マネー一体型のポイントカードとして「JOY・CA(ジョイカ)カード」が発行されていたが、イオン九州への吸収合併に伴い新規入会受付が2025年10月末、電子マネーチャージが同年12月9日、ポイント付与が同年12月末、利用が店舗毎に2026年1月から2月末にかけて順次終了となった(2月に利用を終了する店舗に関しては、サービス終了とシステム入れ替え作業のため、終了日当日は営業終了時刻を繰り上げ、翌日は終日休業、翌々日は営業開始時刻を繰り下げる変則営業が採られた)。なお、「JOY・CAカード」はポイント・電子マネーの他カードへの移行や換金が不可となるため、利用終了日までにポイントや電子マネー残高をすべて使い切るように案内されていたが、同年2月1日から期間限定で回収キャンペーンが開始され、電子マネーの未使用残高については現金払戻しの処置が採られるようになった(残高がない場合でも商品などに引換が可能である)。
システム入れ替え完了後はイオンやマックスバリュなどのイオングループ共通の決済方法に揃えられ、電子マネーはWAONに切り替わり、同時にiD・QUICPay・交通系電子マネー(nimoca・SUGOCAなど)の利用も可能となり、スマートフォン専用トータルアプリ「iAEON」の付随サービスとして提供しているコード決済サービス「AEON Pay」の利用も可能となった。「WAON POINT」も利用可能となったため、クレジットカードの「イオンカード」や現金専用ポイントカードの「WAON POINTカード」も取り扱われるようになった。
沿革
[編集]初代法人
[編集]- 1959年(昭和34年)9月 - 株式会社アサヒストアーを設立[3]、アサヒストア住吉店を開店
- 1971年(昭和46年)2月 - 株式会社アサヒに商号変更、不動産管理業に転換[3]。株式会社アサヒストアーを設立(のちにジョイフルサンショッピングプラザに商号変更)[2][9]
- 1972年(昭和47年)9月 - 株式会社アサヒショッパーズプラザを設立(のちにジョイフルサンストアに商号変更)[2][9]
- 1973年(昭和48年)7月1日 - ダイエーとFC契約[10]
- 1982年(昭和57年)9月 - ジョイフルサン江川本店を開店
- 1989年(平成元年)2月 - 株式会社ジョイフルサン(初代)に商号変更[3]
- 1995年(平成7年)8月 - 長与町高田郷に生鮮加工センターを開設
- 2016年(平成28年)
二代目法人
[編集]店舗
[編集]現行店舗
[編集]- 2026年6月時点
- 江川本店 - 1982年9月開店[1]
- 大浦店 - 1967年5月開店
- 城栄店 - 1968年7月開店
- 宝町店 - 1983年7月開店
- 住吉店 - 2019年7月開店
- 時津店 - 2023年10月の改装に伴って「ママのセンター」から屋号変更。現行店舗で唯一長崎市外にある店舗。
かつて存在した店舗
[編集]- ジョイフルサン 滑石店 - 2009年閉店
- ジョイフルサン 稲佐店 - 2021年閉店
- ジョイフルサン 住吉店 - 2016年6月閉店[21]、2019年に再出店
- ジョイフルサン 道ノ尾店 - 2016年5月閉店[21]
- ジョイフルサン 清水町店 - 2016年4月閉店[21]
- ママのセンター 本原店 - 2021年5月閉店
- ママのセンター 長与店 - 2021年11月閉店
- ジョイフルサン 新大工店 - 新大工町ファンスクエア店へ統合のため、2023年5月閉店。跡地は同年12月4日に十八親和銀行新大工町支店・馬町支店の仮店舗となったが[22]、2026年3月9日のリニューアルオープンで元の場所へ再移転[23]したため、再び空き地となった。
- ジョイフルサン 木鉢店 - 1996年10月開店、2024年2月末閉店[24][25]
- J's GARDEN Marche 城山店 - ママのセンターから屋号変更、2024年8月31日閉店[26]
- ジョイフルサン 佐世保玉屋店 - 2024年9月閉店(撤退)
- ジョイフルサン 本原店 - 2001年2月開店、改装に伴い、2025年11月に「マックスバリュ」へ転換
- ジョイフルサン 新大工町ファンスクエア店 - 2022年11月開店、2026年1月25日閉店、同年1月29日に「マックスバリュ」へ転換
- ジョイフルサン 山里店生活雑貨館 - 1999年5月開店、2026年2月28日閉店
- ジョイフルサン 山里店食品館 - 1960年11月開店、2026年5月31日閉店、同年6月18日開業予定の「マックスバリュ長崎平和町店」へ新築移転[27]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- 1 2 “企業情報”. ジョイフルサン. 2022年1月3日閲覧。
- 1 2 3 “当社子会社(あなぶき興産九州株式会社)における株式会社ジョイフルサン等の事業再生支援に関するスポンサー契約締結のお知らせ”. 穴吹興産株式会社 (2016年2月26日). 2022年1月3日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 “TSR速報(大型倒産情報・注目企業動向) ジェイエス整理(株)”. 東京商工リサーチ (2017年2月1日). 2022年1月3日閲覧。
- 1 2 “マンションに無人スーパー 8月末から長崎で実証実験 ジョイフルサンアルファなど3社”. 長崎新聞 (2019年8月1日). 2022年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月3日閲覧。
- ↑ “無人スーパー31日オープン 長崎のマンション2カ所目”. 長崎新聞 (2020年10月30日). 2022年1月3日閲覧。
- 1 2 『新生「ジョイフルサン」誕生~地域とともにこれからも~』(PDF)(プレスリリース)イオン九州・ジョイフルサン、2025年7月1日。2025年7月1日閲覧。
- 1 2 『完全子会社の吸収合併(簡易合併)及び債権放棄に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2025年10月21日。2025年11月7日閲覧。
- 1 2 “「ジョイフルサン」解散で店名消滅へ イオン九州が来年3月に吸収合併”. 長崎放送. (2025年10月21日) 2025年11月7日閲覧。
- 1 2 “ジェイエス整理/元・長崎の老舗スーパー経営、特別清算”. 流通ニュース (2022年1月3日). 2017年1月30日閲覧。
- ↑ 『食品流通の現状と50年代への展開 : 食品流通年報1974年版 本編』日本食糧新聞社、1974年、300頁。
- ↑ “きょうオープン ジョイフルサン住吉店”. 長崎新聞 (2019年7月2日). 2022年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月3日閲覧。
- ↑ “佐世保玉屋、穴吹系スーパー「ジョイフルサン」と提携-売場転換で2024年中リニューアル、建替えへの布石か”. 都商研ニュース (2023年12月28日). 2024年3月20日閲覧。
- ↑ “ジョイフルサン佐世保玉屋店、2024年9月30日閉店-食品売場の大部分閉鎖、1階の一部のみ営業でサンドイッチなど販売継続へ”. 都商研ニュース (2024年9月30日). 2025年6月13日閲覧。
- ↑ 『株式譲渡による連結子会社の異動に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)穴吹興産株式会社、2025年5月23日。2025年6月13日閲覧。
- ↑ 『株式会社ジョイフルサンアルファの株式の取得(完全子会社化) に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2025年5月23日。2025年6月13日閲覧。
- ↑ “ジョイフルサン、イオン九州が2025年7月買収ー穴吹傘下となった長崎のスーパー、イオングループに”. 都商研ニュース (2025年5月24日). 2025年6月13日閲覧。
- ↑ “トップバリュ商品、取扱いを始めました。”. 株式会社ジョイフルサン (2025年10月1日). 2025年10月18日閲覧。
- ↑ 『新生「マックスバリュ本原店」 11月22日(土)AM9:00グランドオープン』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2025年11月6日。2025年11月7日閲覧。
- ↑ “ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店、2026年1月25日閉店-長崎玉屋跡地の同社旗艦店「ジェイズガーデンマルシェ」、イオン系「マックスバリュ」への業態転換で”. 都商研ニュース (2026年1月21日). 2026年1月28日閲覧。
- ↑ 『新生「マックスバリュ新大工町ファンスクエア店」1月29日(木)AM9:00グランドオープン』(PDF)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2026年1月14日。2026年1月28日閲覧。
- 1 2 3 “ジョイフルサン住吉本店、2016年6月12日閉店-穴吹興産グループ入り、経営再建へ”. 都商研ニュース (2016年6月15日). 2022年1月3日閲覧。
- ↑ 『新大工町支店・馬町支店の仮移転について』(PDF)(プレスリリース)株式会社十八親和銀行、2023年9月29日。2023年10月2日閲覧。
- ↑ 「新大工町支店・馬町支店のリニューアルオープンについて (PDF)」(プレスリリース)、株式会社十八親和銀行、2025年10月7日。2026年4月27日閲覧。
- ↑ “ジョイフルサン木鉢店、2024年2月29日閉店-改装相次ぎ打ち出していた木鉢唯一の大型店”. 都商研ニュース (2024年2月18日). 2024年3月20日閲覧。
- ↑ “ジョイフルサン木鉢店 閉店のお知らせ - ジョイフルサン”. joyfulsun.co.jp (2024年1月31日). 2024年2月5日閲覧。
- ↑ “ジェイズガーデンマルシェ城山店 閉店のお知らせ - ジョイフルサン”. joyfulsun.co.jp (2024年8月25日). 2024年10月3日閲覧。
- ↑ 「マックスバリュ長崎平和町店 6月18日(木)AM9:00オープン (PDF)」(プレスリリース)、イオン九州株式会社、2026年6月1日。2026年6月2日閲覧。
関連項目
[編集]- レッドキャベツ - 「ジョイフルサン」同様に単独企業から承継によりイオングループの店舗ブランドとなった経緯がある。奇しくも、現存している店舗が「ジョイフルサン」と同じく長崎市内にある。