ジャック・カーター (政治家)

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ジャック・カーター
Jack Carter
個人情報
生誕John William Carter
(1947-07-03) 1947年7月3日（76歳）
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 バージニア州ポーツマス
政党民主党
配偶者
  • ジュリエット・ラングフォード
    (undated, divorced)
  • エリザベス・ブラスフィールド (m. 1992)
子供ジェイソン（英語版）を含む2人
親
親族
教育
兵役経験
所属国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所属組織 アメリカ海軍
軍歴1968年-1970年
戦闘ベトナム戦争

ジョン・ウィリアム・カーター（John William Carter, 1947年7月3日 - ）は、アメリカ合衆国の実業家、政治家である。2006年にネバダ州より連邦上院議員に立候補したが、本選挙（英語版）でジョン・エンサイン（英語版）に敗れた[1]。両親は第39代アメリカ合衆国大統領のジミー・カーターとファーストレディのロザリン・カーターである[2]。

生い立ちと教育[編集]

カーターはバージニア州ポーツマスの海軍医療センター・ポーツマス（英語版）で生まれた。ジョージア州プレーンズで育ったカーターは冬は父が経営するピーナッツ農場の倉庫で時給10セントで働いた。1965年に大学生となったカーターはジョージア工科大学、エモリー大学、ジョージアサウスウェスタン大学に通った末、1968年4月に父の勧めでアメリカ海軍に入隊した。カーターはベトナム戦争中は修理救難艦グラップル（英語版）で勤務した。彼はアイダホ州アイダホフォールズの海軍原子炉施設でクラスメート53人とともにマリファナを吸引していたことが発覚し、1970年末に「名誉以下」の除隊処分を受けた[3]。カーターはジョージア工科大学に戻ると核物理学の学位を取得した。卒業後すぐにジョージア大学ロースクール（英語版）に入学し、1975年に法務博士号を取得した。

1985年に彼はデヴィッド・ワレチンスキー（英語版）のインタビューを受け、翌年にそれは高校卒業から20年後の視点で書かれた『Midterm Report: The Class of '65: Chronicles Of An American Generation』（1986年）として出版された[4]。ワラチンスキーはベトナム戦争当時に高校を卒業した28人に取材し、彼らの人生に与えた深い影響に焦点を当てた[4]。

キャリア[編集]

1981年にカーターはシカゴに移り、シカゴ商品取引所とシティバンクで働いた。

2006年上院議員選挙運動[編集]

「2006年アメリカ合衆国上院議員選挙 (ネバダ州)（英語版）」を参照

カーターは2002年にネバダ州に移住し、2006年の連邦上院議員選挙で民主党から立候補した。カーターは2006年8月15日にカーソンシティ出身の教師のルビー・ジー・トゥンを破って民主党の指名を獲得したが、本選挙では現職で共和党のジョン・エンサイン（英語版）に敗れた[5][6]。

カーターはイラク戦争への反対と医療制度への懸念、そして退役軍人に対する公約不履行を争点としていた。

私生活[編集]

最初の妻のブラスフィールドとの継子であるジョン・チュルデンコ（John Chuldenko）は映画監督であり、選挙運動のテレビ広告も監督していた。また継娘のサラ・レイノルズ（Sarah Reynolds）はイラストレーター・画家であり、夫はオーストラリアの芸術家のスティーヴン・レイノルズ（英語版）である。

参考文献[編集]

  1. ^ “Nevada Sen. John Ensign admits affair”. CNN Politics. (2009年6月16日). https://www.cnn.com/2009/POLITICS/06/16/ensign.affair/index.html 2020年9月25日閲覧。 
  2. ^ Friess, Steve (2005年10月23日). “A presidential son explores venture into national politics”. Boston Globe. http://archive.boston.com/news/nation/articles/2005/10/23/a_presidential_son_explores_venture_into_national_politics/ 2020年9月25日閲覧。 
  3. ^ “The Telegraph – Google News Archive Search”. 2023年3月26日閲覧。
  4. ^ a b Midterm Report, the Class of ’65: CHRONICLE OF AN AMERICAN GENERATION by David Wallechinsky, Los Angeles Times, Charles Trueheart, September 28, 1986. Retrieved February 8, 2021.
  5. ^ Erin Neff (2006年10月5日). “Son of former president to challenge Ensign in 2006”. Las Vegas Review-Journal. 2005年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月26日閲覧。
  6. ^ “Jimmy Carter's Son Wins Primary”. Associated Press. NBC News. (2006年8月16日). http://www.nbcnews.com/id/14358246/ns/politics/t/jimmy-carters-son-wins-primary/#.X24lepNKh-U 2020年9月25日閲覧。 

外部リンク[編集]

党職
先代
エドワード・バーンスタイン 		ネバダ州選出アメリカ合衆国上院議員の民主党指名候補者
(第1部)
2006年（英語版） 		次代
シェリー・バークリー（英語版）
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