ジャスティン・スモーク

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ジャスティン・スモーク
Justin Smoak
読売ジャイアンツ #10
Justin Smoak (41358681502) (cropped).jpg
トロント・ブルージェイズ時代
(2018年4月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 サウスカロライナ州バークレー郡グースクリーク
生年月日 (1986-12-05) 1986年12月5日(34歳)
身長
体重
193 cm
99 kg
選手情報
投球・打席 左投両打
ポジション 一塁手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目
初出場 2010年4月23日
年俸 $3,000,000(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
パンアメリカン競技大会
2007 野球

ジャスティン・カイル・スモークJustin Kyle Smoak, 1986年12月5日 - )は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州バークレー郡グースクリーク出身のプロ野球選手一塁手)。左投両打。読売ジャイアンツ所属。

愛称はモアケイMoakey[2]スモーキーSmoakey[3]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

サウスカロライナ大学時代の2007年7月にはブラジルリオデジャネイロで行われた第15回パンアメリカン競技大会における野球競技アメリカ合衆国代表に選出され[4]、銀メダルを獲得した。 大学時代から既にマーク・テシェイラチッパー・ジョーンズといった強打のスイッチヒッターと比較する声もあった[5]

プロ入りとレンジャース時代[編集]

テキサス・レンジャーズ時代
(2010年6月24日)

2008年6月5日、MLBドラフト1巡目(全体11位)でテキサス・レンジャーズから指名を受け、8月15日に契約金350万ドルで入団に合意。

2010年4月23日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビューを果たし、4打席2打数安打2四球の成績だった。3日後の4月26日の同カードでジェレミー・ボンダーマンからメジャー初安打を記録。さらに3日後の4月29日には、シカゴ・ホワイトソックス戦でメジャー初本塁打を記録した。

マリナーズ時代[編集]

シアトル・マリナーズ時代
(2011年5月10日)

2010年7月9日にクリフ・リーを含む4対2のトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[6]。このトレードの際にはヘスス・モンテロを含む交換要員を提示したニューヨーク・ヤンキースとの間で交渉がまとまりかけていたが、レンジャーズがギリギリのところでスモークを放出要員に追加したことが決め手となり、マリナーズとレンジャーズの間でトレードが成立した[7]

2012年には、7月23日の時点で打率.189と低迷し、一時的に3Aに降格となった[8]。9月以降は打率.341と調子を上げ、最終的な打率は.217だった。

2013年は131試合に出場して打率.238、20本塁打、50打点を記録した。

2014年2月15日にマリナーズと263万ドルの1年契約(2015年・365万ドルのオプション付き)に合意した[9][10]

ブルージェイズ時代[編集]

2014年10月28日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[11]。11月1日にブルージェイズが365万ドルの球団オプションを破棄した[12]。12月2日にFAとなったが、翌3日に100万ドルの1年契約を結んだ[13]

2015年

2015年一塁手のレギュラーで起用され、自己最多タイの132試合に出場した。打率.226、18本塁打、59打点だった。自身初となるポストシーズンに出場したが、ディビジョンシリーズリーグチャンピオンシップシリーズの8試合で8打数無安打と結果を残せなかった。12月2日にブルージェイズと390万ドルの1年契約を結び、年俸調停を回避した[14]

2016年7月1日のクリーブランド・インディアンス戦でジョシュ・トムリンから通算100号本塁打を達成。7月16日には2年総額850万ドル(2019年・600万ドルの球団側選択オプション付き)で契約を延長した[15]。この年も一塁手で起用されたが、主砲のエドウィン・エンカーナシオンと出場機会を分け合った。126試合の出場で打率.217、14本塁打、34打点、1盗塁を記録。

2017年は前半戦だけでキャリアハイの本塁打を放ち、一塁手部門のファン投票1位にてオールスターに初選出された[16]。6月30日にシーズン22号本塁打を記録したが、これは同年6月の通算1068本塁打目でMLB記録となった[17]。自己最多の158試合に出場し、38本塁打(リーグ5位タイ)、打撃三部門、出塁率、長打率の全てでキャリアハイを記録した。

2018年は、打率.242、25本塁打(チーム1位)、77打点、出塁率.350を記録した。その一方でアメリカンリーグ第8位となる三振率となる26.3%だった[18]

2019年は、121試合の出場で打率.208、22本塁打、61打点を記録した。10月31日にFAとなった[19]

ブルワーズ時代[編集]

2019年12月20日にミルウォーキー・ブルワーズと1年契約を結んだ[20]

2020年は、ブルワーズでは33試合の出場で5本塁打を記録。8月13日のシカゴ・カブス戦で先発投手のダルビッシュ有から7回1死にソロ本塁打を放ち、ノーヒット・ノーランを防いだ[21]。9月3日にDFAとなり、9月6日に自由契約になった[19]

ジャイアンツ時代[編集]

2020年9月9日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、翌10日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。3試合に出場して無安打と結果を残せず9月21日にDFAとなり、翌22日に自由契約になった[19]

巨人時代[編集]

2021年1月7日に読売ジャイアンツと契約を結んだことが球団から発表された[22]

人物[編集]

2010年10月に高校時代の恋人クリスティンと結婚し[23]、二女をもうけた[24]。2011年4月、肺がんによって父親キースを亡くした[25]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2010 TEX 70 275 235 29 49 10 0 8 83 34 1 0 0 2 38 4 0 57 6 .209 .316 .363 .670
SEA 30 122 113 11 27 4 0 5 46 14 0 0 0 1 8 0 0 34 3 .239 .287 .407 .694
'10計 100 397 348 40 76 14 0 13 129 48 1 0 0 3 46 4 0 91 9 .218 .307 .371 .678
2011 123 489 427 38 100 24 0 15 169 55 0 0 0 4 55 4 3 105 10 .234 .323 .396 .719
2012 132 535 483 49 105 14 0 19 176 51 1 0 0 2 49 2 1 111 12 .217 .290 .364 .654
2013 131 521 454 53 108 19 0 20 187 50 0 0 0 1 64 1 2 119 11 .238 .334 .412 .746
2014 80 276 248 28 50 13 0 7 84 30 0 1 0 2 24 0 2 66 8 .202 .275 .339 .614
2015 TOR 132 328 296 44 67 16 1 18 139 59 0 0 0 1 29 0 2 86 10 .226 .299 .470 .768
2016 126 341 299 33 65 10 0 14 117 34 1 0 0 0 40 1 2 112 7 .217 .314 .391 .705
2017 158 637 560 85 151 29 1 38 296 90 0 1 0 2 73 3 2 128 17 .270 .355 .529 .883
2018 147 595 505 67 122 34 0 25 231 77 0 1 0 3 83 2 3 156 11 .242 .350 .457 .808
2019 121 500 414 54 86 16 0 22 168 61 0 0 0 1 79 3 6 106 11 .208 .342 .406 .748
2020 MIL 33 126 113 14 21 7 0 5 43 15 0 0 0 1 10 0 2 40 3 .186 .262 .381 .642
SF 3 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 .000 .000 .000 .000
'20計 36 132 119 14 21 7 0 5 43 15 0 0 0 1 10 0 2 42 4 .176 .250 .361 .611
MLB:11年 1286 4750 4153 505 951 196 2 196 1739 570 3 3 0 20 552 20 25 1122 110 .229 .322 .419 .740
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



一塁(1B)












2010 TEX 69 545 35 4 53 .993
SEA 25 233 15 1 18 .996
'10計 94 778 50 5 71 .994
2011 108 884 59 7 87 .993
2012 131 1094 70 4 119 .997
2013 125 1035 60 5 101 .995
2014 79 588 31 2 60 .997
2015 TOR 110 666 44 4 74 .994
2016 111 753 38 3 69 .996
2017 151 1244 66 2 127 .998
2018 134 1036 39 1 98 .999
2019 89 686 42 2 64 .995
2020 MIL 31 208 11 2 26 .991
SG 0 0 0 0 0 .---
'20計 31 208 11 2 26 .991
MLB 1163 8972 510 39 896 .996
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 12(2010年 - 同年途中、2020年 - 同年途中)
  • 17(2010年途中 - 2014年)
  • 14(2015年 - 同年途中、2016年 - 2019年)
  • 13(2015年途中 - 同年終了)
  • 46(2020年)
  • 10(2021年 - )

代表歴[編集]

  • 2007年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

脚注[編集]

  1. ^ “巨人に〝MLB通算196発男〟スモークが正式入団「待っていてください!」”. 東京スポーツ. (2021年1月7日). https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/2594511/ 2021年2月7日閲覧。 
  2. ^ Joey Bats to be big part of Players Weekend MLB.com (英語) (2017年8月9日) 2017年8月14日閲覧
  3. ^ Blue Jays Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
  4. ^ 2007 Pan American Team Roster USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (英語) (2010年9月21日) 2017年7月2日閲覧
  5. ^ Rangers' draft mood goes up in Smoak.” (英語). Dallas Morning News (2008年6月5日). 2008年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月6日閲覧。
  6. ^ T.R. Sullivan (2010年7月9日). “Rangers acquire Lee from Mariners” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  7. ^ Larry Stone (2012年3月27日). “Comparing the 2012 and 2011 Mariners (plus a predicted record and finish)” (英語). The Seattle Times. 2013年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月6日閲覧。
  8. ^ Nick Eaton (2012年7月23日). “Mariners option Justin Smoak to Triple-A Tacoma” (英語). Seattle pi. Hearst Seattle Media, LLC. 2016年1月6日閲覧。
  9. ^ “Seattle Mariners first baseman Justin Smoak agrees to contract, avoids arbitration” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Seattle Mariners), (2014年2月15日), http://m.mariners.mlb.com/news/article/67822494 2016年1月6日閲覧。 
  10. ^ Greg Johns (2014年2月15日). “Smoak avoids arbitration with one-year deal, '15 option” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  11. ^ “Blue Jays claim Smoak” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Toronto Blue Jays), (2014年10月28日), http://m.bluejays.mlb.com/news/article/99865032/blue-jays-claim-smoak 2016年1月6日閲覧。 
  12. ^ “Blue Jays Trade Lind” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Toronto Blue Jays), (2014年11月1日), http://m.bluejays.mlb.com/news/article/100283646/blue-jays-trade-lind 2016年1月6日閲覧。 
  13. ^ “Blue Jays sign 1B Justin Smoak to 1-year deal” (英語). Sports Illustrated. (2014年12月3日). http://www.si.com/mlb/2014/12/03/toronto-blue-jays-justin-smoak-contract 2016年1月6日閲覧。 
  14. ^ Gregor Chisholm (2015年12月2日). “Smoak avoids arbitration with 1-year, $3.9M deal” (英語). MLB.com. 2016年1月6日閲覧。
  15. ^ Blue Jays, Smoak agree to two-year extension” (英語). MLB.com (2016年7月16日). 2017年2月19日閲覧。
  16. ^ Blue Jays' Justin Smoak to make 1st all-star appearance”. cbc.ca (2017年7月2日). 2017年7月26日閲覧。
  17. ^ MLB sets mark for most homers in a month MLB.com (英語) (2017年6月30日) 2017年8月3日閲覧
  18. ^ American League Leaderboards » 2018 » Batters » Dashboard | FanGraphs Baseball
  19. ^ a b c Justin Smoak Stats, Fantasy & News” (英語). MLB.com (2020年9月22日). 2020年9月23日閲覧。
  20. ^ Adam McCalvy (2019年12月20日). “Brewers ink Smoak, Sogard to one-year deals” (英語). MLB.com. 2019年12月21日閲覧。
  21. ^ カブスのダルビッシュ 史上初の無観客でノーヒットノーランはならず…7回1死から痛恨の被弾”. 中日スポーツ (2020年8月14日). 2020年9月23日閲覧。
  22. ^ 新外国人選手との契約合意について読売巨人軍公式サイト 2021年1月7日掲載
  23. ^ Justin Smoak’s wife Kristin Smoak” (英語). PLAYER WIVES (2015年9月20日). 2020年9月23日閲覧。
  24. ^ Smoak wouldn’t trade Blue Jays experience for the world” (英語). The Tront Star (2019年6月12日). 2020年9月23日閲覧。
  25. ^ Justin Smoak faces big adjustment with death of his confidant father” (英語). The Seattle Times (2011年5月3日). 2020年9月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]