ジャカルタ都市高速鉄道

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ジャカルタ都市高速鉄道
Jakarta MRT
MRT Jakarta logo.svg
Jakarta MRT trains 2.jpg
種類 公社
略称 MRTJ
本社所在地  インドネシア
10350
Wisma Nusantara Lt. 21, Jln. MH Thamrin 59, Jakarta
設立 2008年6月17日
業種 旅客鉄道事業
事業内容 旅客鉄道事業
外部リンク MRT Jakarta
特記事項:
営業路線図
路線図。東西線未開業。南北線のブンデラン H.I.(Bundaran H.I. )以北は未開業。
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電車内

ジャカルタ都市高速鉄道 (Jakarta Mass Rapid Transit:JMRT) は、インドネシアの首都ジャカルタに建設が進められている鉄道 (地下鉄)。2013年10月10日に、2019年開業予定のプロジェクト、フェーズ1(Lebak Bulus to Hotel Indonesia(HI)Roundabout)の式典が開催された。2018年12月から2019年2月まで運用テストを行った後、2019年3月24日に開業式典が行われた[1][2]。翌3月25日から通常運行を開始し、利用促進のため3月中は運賃無料となる。一方で4月から有料になるにもかかわらず、ジャカルタ首都特別州政府が投入する補助金の額が決まっていないため運賃が発表されない[1]まま開業するなど、4月17日投票の大統領選挙を前にした実績アピールのための見切り発車とも思える状況であった[3]。結局、運賃は3月26日に発表された[4]

概要[編集]

ジャカルタ首都特別州政府が出資するジャカルタMRT社が運営する、インドネシア初の地下鉄である[5]

ジャカルタ首都圏の人口は2015年に2,200万人を超え、郊外の人口の伸びに伴い郊外からジャカルタ中心地域への交通量が増加している。一方でジャカルタ首都圏の交通は著しく道路交通に依存しており、深刻な交通渋滞とそれに伴う大気汚染が懸念されている[6]。そこで都市高速鉄道システムの建設による旅客輸送力の増強によって交通渋滞や交通環境の改善が期待されている[6]

工事は、日本の円借款による事業であり、多くの日本企業が参画したが、MRT側の不合理な払い渋りがあり、各企業は軒並み赤字を計上することとなった。第一期工事は予定した時期に本体工事を終了させて開業することはできたが、第二期工事についてはリスクの高さから入札見送りを表明する企業もあり、開業時期などは予断を許さない状況となっている[7]

路線[編集]

南北線 M1[編集]

  • 第1期区間:15.7km、13駅、2013年着工、2019年3月開業[8]
  • 第2期区間:8.1km、9駅、2019年3月起工[9]、2024年開業予定
駅名 乗り換え 所在地 備考
↓計画中
カンプンバンダン
Kampung Bandan
NS01 西ジャカルタ市
↓第2期区間 2024年開業予定
コタ
Kota
NS02 KRL コムター 西ジャカルタ市
グロドック
Glodok
NS03
マンガブサール
Mangga Besar
NS04
サワブサール
Sawah Besar
NS05 中央ジャカルタ市英語版
ハルモニ
Harmoni
NS06
モナス
Monas
NS07
サリナ
Sarinah
NS08 MRT 東西線(計画中)
↓開業中
ブンデラン H.I.インドネシア語版[2]
Bundaran H.I.
NS09
BHI
中央ジャカルタ市
ドゥクアタスインドネシア語版
Dukuh Atas BNI
NS10
DKA
スカルノ・ハッタ空港鉄道英語版 : BNIシティ駅英語版
KRL コムター : スディルマン駅英語版
ジャボデタベックLRT英語版
スティアブディ
Setiabudi Astra
NS11
STB
ブンドウンガン・ヒリール
Bendungan Hilir
NS12
BNH
イストラ
Istora Mandiri
NS13
IST
スナヤン
Senayan
NS14
SNY
アセアン
ASEAN
NS15
SSM
南ジャカルタ市
ブロック Mインドネシア語版
Blok M
NS16
BLM
ブロック A
Blok A
NS17
BLA
ハジナウイ
Haji Nawi
NS18
HJN
チプテラヤ
Cipete Raya
NS19
CPR
ファトマワティ
Fatmawati
NS20
FTM
ルバックブルスインドネシア語版[2]
Lebak Bulus Grab
NS21
LBB
自動券売機

東西線 M2[編集]

    • 2030年開業計画

車両[編集]

ジャカルタMRTの車両

2015年03月03日に南北線向けの6両編成16本、計96両を住友商事日本車輌製造が共同で受注した。この車両は日本の官民が連携しアジア向け輸出促進のために策定された都市鉄道システムの標準仕様STRASYAに準じた仕様で、インドネシアには約20年ぶりの日本製新造鉄道車両の輸出となる[10]

編成は以下の通りである[11]

ルバックブルス
カンプンバンダン
車種 Tc2 M1 M2 M1' M2' Tc1
総定員 307 332 336 336 332 307
座席定員 48 54 51 51 54 48

運賃[編集]

スマートカード

2019年3月の開業時は運賃無料であったが、4月からは初乗り4,000ルピア、最高で14,000ルピアの運賃となる[4]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]