ジメチルポリシロキサン

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ジメチルポリシロキサン
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識別情報
CAS登録番号 63148-62-9 チェック
ChemSpider NA チェック
UNII 92RU3N3Y1O チェック
ATC分類 P03AX05
特性
化学式 (C2H6OSi)n
密度 965 kg m−3
融点

N/A (ガラス化)

沸点

N/A (ガラス化)

危険性
NFPA 704
NFPA 704.svg
1
2
0
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジメチルポリシロキサン(dimethylpolysiloxane)は、表面張力を低下させ、消泡作用をもつシリコーンの一種。ポリジメチルシロキサンとも。ジメチコンDimeticoneDimethicone)とも呼ばれる。商品名ガスコンで医薬品が販売される。

医薬品[編集]

ヒトの消化管では代謝・吸収されず、未変化体のまま便と共に排出される。製品としてはガスコン(キッセイ薬品工業[1]が代表的である。後発医薬品としては、バルギン、バロス、バリトゲン消泡内用液などがある。服用しやすいようにフレーバー(バリトゲン消泡内用液)をつけるなど、製剤としては各社各様に工夫をしている。

効能・効果[編集]

  • 胃腸管内のガスに起因する腹部症状の改善。
  • 胃内視鏡検査時における胃内有泡性粘液の除去。
  • 腹部X線検査時における腸内ガスの駆除。

工学[編集]

電子工学の分野では、ジメチルポリシロキサンからなるスタンプを版として用い、有機材料の転写が試みられている[2]。特に、フレキシブル基板上への有機半導体や導電性高分子等のパターン形成技術は、印刷技術を活用した半導体プロセスの確立につながっている。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ ガスコン 添付文書情報 - キッセイ薬品工業株式会社 2007年6月。2013年2月11日閲覧。
  2. ^ 産総研 研究成果記事