ジプシー・キングス

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ジプシー・キングス
Gipsy Kings.jpg
ベルギー、ブリュッセル 2007年3月のコンサート
基本情報
出身地 フランスの旗 フランス プロヴァンス アルル
ジャンル ルンバ・フラメンカ/ワールドミュージック
活動期間 1978 –
レーベル エレクトラ, ノンサッチ, コロムビア
公式サイト www.gipsykings.com
メンバー #現在のメンバー
旧メンバー #過去のメンバー
テント音楽祭2016フライブルクドイツ
Gipsy Kings (ZMF 2016) jm65983.jpg

ジプシー・キングス(Gipsy Kings)は、フランス音楽バンドフラメンコに南仏のラテンの要素が入った、ルンバ・フラメンカのスタイルを演奏する。アフリカやラテン・アメリカのアーティストとともに、1980年代以降のワールドミュージックのジャンルを担ったグループのひとつとされる。

メンバー[編集]

現在のメンバー[編集]

  • ニコラ・レイエス (Nicolas Reyes)/リードボーカルギター
  • トニーノ・バリアルド (Tonino Baliardo)/リードギター
  • カヌート・レイエス (Canut Reyes)/ギター、ボーカル
  • ポール・レイエス (Paul Reyes)/ギター、ボーカル
  • パチャイ・レイエス (Patchai Reyes)/ギター、ボーカル
  • アンドレ・レイエス (Andre Reyes)/ギター、ボーカル
  • ディエゴ・バリアルド (Diego Baliardo)/ギター
  • パコ・バリアルド (Paco Baliardo)/ギター

過去のメンバー[編集]

経歴[編集]

フラメンコ界の巨匠で、マニタス・デ・プラタの歌手であり、かつメンバーのレイエス兄弟の父であるホセ・レイエス(Jose Reyes)が、息子達と『ホセ・レイエス & ロス・レイエス(Jose Reyes y Los Reyes)』というグループを組み、地元フランス南部のプロヴァンス地方で活動していたのがはじまり。ホセの没後は『ロス・レイエス』となったが、レイエス家と親戚関係にあるチコとバリアルド兄弟を加えて新たに『ジプシーキングス(GIPSYKINGS)』というグループを立ち上げた(この時のグループ名は1単語)。『ロス・レイエス』を続けた兄弟も後に合流し、改めて『ジプシー・キングス(Gipsy Kings)』となった。このグループ名は、メンバーの名字 Reyes がスペイン語で「王」を意味する rey の複数形 reyes と同じ綴りであることに由来する。

各地で巡業しているうち、ブリジット・バルドーチャールズ・チャップリンが、まだメジャーデビュー前の無名だった彼らのファンになった。特に、スイスのレストランで彼らの演奏を聞いた老人が感極まって涙したが、彼らにはその老人が誰かわからず、後になってチャップリンだったことがわかった、という有名なエピソードがある。この時のことをチコは「かつて世界中を泣かせた人物を俺達が泣かせたことが本当に嬉しかった」と語った[1]。しかし、GIPSYKINGS時代に発売したアルバム「アレグリア(Allegria)」「情熱の月(Luna de fuego)」はあまり売れなかった[2]

世界的に有名になったのは、クロード・マルチネス(Claude Martinez)をプロデューサーに迎えてからである。マルチネスは、ジプシー・キングスの音楽は素晴らしいが何かが足りないと思い、もともとのフラメンコを基調とした音楽に、ポップスロックなど現代的な音楽の要素を加えた。その結果、1987年に発表した『ジョビ・ジョバ(Djobi Djoba)』『バンボレオ(Bamboleo)』がフランス国内で大ヒットした。クリスチャン・ラクロアのショーで使われたり、フランソワ・ミッテランが大統領選挙で『バンボレオ』を使って若者の支持を得ようとしたことでも知られる[1]

1990年、フランスの音楽賞であるヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック(fr)の年間最優秀グループ賞を受賞した。

日本国内での人気[編集]

日本でも老若男女を問わず根強いファンが多く、1989年2000年2001年2015年に来日公演を行っている。

テレビなどのマスメディアでもよく使用されており、以下のような例がある。

また、テレビ朝日系の深夜番組タモリ倶楽部』で1992年に始まったコーナー「空耳アワー」では、『ベン、ベン、マリア (Bem, Bem, Maria)』が第1回の空耳アワード(1993年)に選ばれた。このことはその後発売された「ジプシー・キングス・グレイテスト・ヒッツ」や「ボラーレ! ベリー・ベスト・オブ・ジプシー・キングス」のライナーノーツでも言及された。同コーナーでは2015年3月末までに33作品が採用されている。

これより前にも、坂崎幸之助が空耳に注目し、1989年開始の『スーパーFMマガジン・坂崎幸之助のNORU SORU』で「元祖ジョビジョバポップス」というコーナーを始めている(『Djobi Djoba』のサビのに部分が「あ〜らニヤけたケロンパ」と聞こえる事から)。

ディスコグラフィ[編集]

ここでは日本国内で発売された主なアルバムについて列挙する。

  • ジプシー・キングス(Gipsy Kings) (1988)
  • ベスト・リミックス(Best Remixes) (1989)
  • モザイク(Mosaique) (1989)
  • エステ・ムンド〜ジプシー・キングスの世界(Este Mundo) (1991)
  • ジョビ・ジョバ ベスト・オブ・ジプシーキングス(Djobi, Djoba) (1992) - GIPSYKINGS時代に出した2枚のアルバムを1枚にまとめたもの。
  • ベスト・ライブ(Live) (1992)
  • ラヴ & リベルテ(Love & Liberte) (1993)
  • ジプシー・キングス・グレイテスト・ヒッツ(Greatest Hits) (1994)
  • エストレージャス(Estrellas) (1995)
  • コンパス(Compas) (1997)
  • ボラーレ! ベリー・ベスト・オブ・ジプシー・キングス(Volare! The Very Best of the Gipsy Kings) (1999)
  • ソモス・ヒターノス(Somos Gitanos) (2001)
  • ルーツ(Roots) (2004)
  • ザ・ベスト・オブ・ジプシー・キングス(The Best of the Gipsy Kings) (2005)

脚注[編集]

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  1. ^ a b アルバム「モザイク」日本版ブックレットより。
  2. ^ アルバム「グレイテスト・ヒッツ」日本版ブックレットより。
  3. ^ ドメニコ・モドゥーニョNel blu dipinto di blu」のカバー。
  4. ^ フランク・シナトラMy Way」のカバー。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • GIPSY KINGS ソニーミュージックによる公式ページ