ジタン・デ・ジタン

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ジタン・デ・ジタン』は宝塚歌劇団によって制作された舞台作品。花組[1][2][3]公演。正式名はショー『ジタン・デ・ジタン』-夢狩人-[1][2][3]。宝塚・東京は20場[1][2]。作・演出は草野旦[1][2][3]。併演作品は『ロマノフの宝石[1][2][3]』。

公演期間と公演場所[編集]

解説[編集]

※宝塚100年史(舞台編)の宝塚大劇場公演[4]参考。

「ジタン」とはフランス語でジプシーを意味する。ジプシーの世界を題材を求め、哀愁漂う音楽とエネルギッシュなダンスで構成された、エスニックの香り豊かなショー作品。文明に疲れた男オーロが、耳が聞こえず口のきけないジプシー娘のジジと心を通じ合わせてデュエットダンスを踊る「奇蹟」は後に再演されるほどの名シーン。

スタッフ(宝塚・東京)[編集]

※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」の文字がなければ両劇場共通。

配役[編集]

宝塚・東京[編集]

宝塚

東京の変更点[編集]

第5場 火の鳥(I)[2]

  • 火の鳥男S - 磯野千尋

第17場 エピローグ(I)[2]

  • チゴイネルの歌手 - 磯野千尋

中日劇場[編集]

  • ル・ジタン、オーロ - 大浦みずき[3]
  • ジタンの男S、ダンドラ、歌手 - 朝香じゅん[3]
  • ジタンの女、ジジ - ひびき美都[3]
  • ルダリ、ヒターノの女 - 真矢みき[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 80年史 1994, p. 335.
  2. ^ a b c d e f g h i 80年史 1994, p. 337.
  3. ^ a b c d e f g h i 80年史 1994, p. 344.
  4. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 163.

参考文献[編集]

  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3