ジサツのための101の方法
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対応機種 | Windows 98/Me/2000 |
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発売元 | 公爵(デューク) |
ジャンル | 妄想心理ノベル |
発売日 | 2001年10月5日 |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 3 |
セーブファイル数 | 7 |
ゲームエンジン | ? |
画面サイズ | 640×480 |
BGMフォーマット | CD-DA |
キャラクターボイス | なし |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | あり(既読) |
オートモード | なし |
『ジサツのための101の方法』(じさつのためのひゃくいちのほうほう)は、パソコンソフトブランド公爵が2001年10月5日に発売した、妄想心理ノベルと呼ばれるジャンルのアダルトゲーム。
あらすじ[編集]
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虎菱拓司は自ら「灰色」と名付けた正体不明のノイズを聞き、“妄想”と“現実”の判別があやふやになっていく。
登場人物[編集]
- 虎菱拓司(とらびし たくじ)
- 主人公。自らが灰色と名づけたノイズを聞く。現実的な学園生活のほかに、性的な妄想、病室の世界などを見て、真実と妄想の区別が難しくなっている。猫を集めるのが得意。
- 口癖は「死んじまおうかなぁ」。俊一曰く「幸せな事に飽きて溜め息ついてるような男」。世界を新しく創造する力を持っている。
- 虎菱早桃(とらびし さもも)
- 主人公の妹。性格の腐っている虐められっ子。
- 月代カンナ(つきしろ カンナ)
- 屋上からビニール袋にくるんだ猫を落として生を実感している。美しい死に方を探しており、ホテルの一室でゆきと共に大量の薬剤を服用して心中したが、カンナだけが嘔吐によって生き残ってしまった。
- 神凪紅葉(かんなぎ もみじ)
- 主人公の幼馴染。コンプレックスを隠すためなら、友人の命を殺人犯に差し出す。被害妄想あり。
- 雲居なたね(くもい なたね)
- 緑髪、めがねっ娘。自らを宇宙人にレイプされたと信じ、宇宙人に対抗する協力者を募るビラを配っている電波系少女。物語の鍵を握っている。
- 錦城茜子(きんじょう あかねこ)
- 国語教師。
- 御堂俊一(みどう しゅんいち)
- 不良学生。ドラッグや売春などの暴力的な噂が絶えない。
- 若草ゆき
- 故人。カンナの友人。ホテルの一室でカンナと共に大量の薬剤を服用して心中したが、自分だけが死亡してしまった。
- 柏木
- メガネをかけた男子。自殺波動により耳にシャープペンシルを差し込み、カチカチとノックを繰り返して芯を反対側の耳まで貫通させて死亡した。
- 教授(きょうじゅ)
- 拓司が病室に入っている世界に登場。虎菱拓司の治療を担当している。
- 正体は最終波動によって世界を滅ぼした魔人。拓司の持つ力を行使させないため、偽りを信じ込ませようとしている。
- ナタネ
- メガネはかけていないが、なたねに瓜二つな少女。病室の世界に登場。
- 実はなたねをモデルに拓司が作り出した存在である。教授に惑わされる拓司に真実を示し導く。
- ドルチェ
- 羽のある人語を話す黒猫。早桃が子供のころから見ている空想上の友達。会話の最後はいつも「答はね、早桃ちゃん。風のなかにあるニャ」で締めくくる。
用語[編集]
- 自殺波動
- 浴びると死にたくなってくるが、アルミホイルで防げる謎の波動。
- 生体兵器エンケリュス
- 上記自殺波動を発生させる怪生物。地中を潜行する。宇宙人の侵略兵器であるが、なたねの口から語られるだけで視認はされないため、実在するのか妄想なのかは不明。
- 最終波動
- 世界を滅ぼす波動。自殺波動は最終波動の前兆でしかない。その発生源は、謎の自殺が続いてコンクリートで埋められてしまった保健室。
スタッフ[編集]
- 原画:貴森裕友
- シナリオ:山田おろち
- 音楽:YET11(PULSENOTES)
主題歌[編集]
「ヒカリ」は歌詞の内容が残虐かつ反社会的であることを理由に長らくCD化を見送られていたが、2010年の佐藤ひろ美の歌手活動10周年記念アルバム「佐藤ひろ美 the BEST-Ever Green-」に収録された。
外部リンク[編集]
- 公爵(年齢確認あり)