コンテンツにスキップ

ジェフリー・オリヤマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェフリー・オリヤマ
Geoffrey Oryema
ジェフリー・オリヤマ(2001年)
基本情報
生誕 (1953-04-16) 1953年4月16日
出身地 ウガンダの旗 ウガンダ ソロティ
死没 (2018-06-22) 2018年6月22日(65歳没)
フランスの旗 フランス パリ[1]
ジャンル ワールドミュージック、アフロ・ポップ・ロック
職業 ミュージシャン
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 1990年 - 2018年
レーベル リアル・ワールド・レコードソニー・インターナショナル
公式サイト www.geoffrey-oryema.com
テンプレートを表示

ジェフリー・オリヤマ[脚注 1]Geoffrey Oryema1953年4月16日 - 2018年6月22日[1]は、ウガンダミュージシャン。1977年、イディ・アミン政権下で閣僚を務めていた父エリナヨ・ウィルソン・オリエマが殺害された後、彼は亡命生活を開始した。アミン政権が絶頂期にあった24歳の時、オリヤマは車のトランクに隠されて密かに国外に逃亡した。

彼は、幼少期に愛用していたスワヒリ語アチョリ語、つまり失われた祖国ウガンダの言語で歌い、英語フランス語でも歌った。

オリヤマはセカンド・アルバム『Beat the Border』のリリースで国際的な名声を獲得した。彼はピーター・ガブリエルブライアン・イーノらとコラボレーションを行い、ジャン=ピエール・アラルサン(ギター)、パトリック・ブッフマン(ドラム、パーカッション、バック・ボーカル)といったフランス人ミュージシャンをバックに迎え、ウォーマッドと共にオーストラリア、アメリカ、日本、ブラジル、ヨーロッパをツアーした。1994年には、伝説的なフェスティバルであるウッドストックの25周年を記念した「ウッドストック94」でもバンドは演奏している。

ガブリエルのレコード・レーベルであるリアル・ワールド・レコードが、オリヤマの最初の3枚のアルバム制作に協力した。その後、亡命以来ずっと暮らしていたフランスで設立されたソニー・インターナショナルに移籍した。

2005年7月、コーンウォールで開催された「LIVE 8: Africa Calling」コンサートに出演し、エディンバラで開催されたLIVE 8では1 ジャイアント・リープと共演した。

彼は癌で亡くなるまでフランスのパリで生活していた。彼の遺灰はアナカに捧げられた[2]

ディスコグラフィ

[編集]

リーダー・アルバム

[編集]
  • 『エグザイル』 - Exile (1990年)
  • Beat the Border (1993年)
  • Night to Night (1996年)
  • Spirit (2000年)
  • The Odysseus/Best Of (2002年)
  • Words (2004年) ※with メラニー・ガブリエル
  • From The Heart (2010年、Long Tale Recordings)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ジェフリー・オリエマ」の表記もある。

出典

[編集]
  1. ^ a b France Based Ugandan Music Legend Geoffrey Oryema Dies at 65”. Kampala Post. 2018年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月23日閲覧。
  2. ^ French police to escort Oryema's ashes to Uganda”. Observer.ug. 2022年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月1日閲覧。

外部リンク

[編集]