シー・ヴイ・エス・ベイエリア

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株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア
CVS Bay Area Inc.
種類 株式会社
市場情報
略称 CVSベイエリア
本社所在地 日本の旗 日本
279-0011
千葉県千葉市美浜区中瀬1-7-1(本部)CVSベイエリアビル(SCECビル)26F
本店所在地 261-0023
千葉県浦安市美浜1-9-2
設立 1981年昭和56年)2月19日
(シビルサービス株式会社)
業種 サービス業
法人番号 6040001029566 ウィキデータを編集
事業内容 ホテル・コンビニエンスストアの経営
代表者 代表取締役社長 上山 富彦
売上高 単体3,828,892千円(2020年2月期)
連結10,427,430千円(2020年2月期)
営業利益 単体16,574千円(2020年2月期)
連結37,984千円(2020年2月期)
純資産 単体4,908,834千円(2020年2月29日現在)
連結4,968,257千円(2020年2月29日現在)
総資産 単体10,110,149千円(2020年2月29日現在)
連結11,368,615千円(2020年2月29現在)
決算期 2月末日
外部リンク www.cvs-bayarea.co.jp
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株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア: CVS Bay Area Inc.)は、千葉県の京葉地区湾岸エリアを中心とした首都圏で、主にホテル事業を運営する企業である。かつては大手コンビニエンスストア(CVS)チェーンのエリアフランチャイザー・メガフランチャイジーとしての事業を中心としていた。通称CVSベイエリア

概要[編集]

2012年2月までは、サークルKサンクスのエリアフランチャイズ本部企業として、「サンクス」を千葉県中央・北部(旧下総国地域周辺)と江東区・港区など城東・城南部を中心とした東京都9つの区部で店舗開発・運営および指導を行っていたが[1]、翌月よりローソン店に鞍替えを行った。

2017年11月、首都圏のコンビニ店数が飽和状態に達し、これ以上のコンビニ事業規模拡大が難しくなったとして、「コンビニ運営会社から、コンビニ“も”運営している会社」をキーワードに業態転換を発表。運営に関与しているローソン107店舗のうち、96店(内、加盟店5店)を、株式会社ローソンが新設する子会社「株式会社ローソンアーバンワークス」に、2018年3月1日付で会社分割の形で運営譲渡した。一方で譲渡対象外の11店舗はCVSベイエリアとしての運営を継続するため、コンビニエンスストアに関する事業から完全撤退したわけではない[2]

これにより、CVSベイエリアはホテル運営を中心とした事業を拡大していくことになった。なお、ホテル以外の事業では子会社を通じ、マンションフロントサービス事業や衣類のクリーニング事業を行っている。かつてはヘアカットサービス店舗やネットカフェ店舗の運営も行っていた。

コンビニ事業の特徴[編集]

かつて、コンビニ事業においては数店を除き、ほとんどの店舗を直営かつエリアフランチャイズで展開していた。コンビニエンスストアのFC本部企業とは資本・人的支配から一定の距離を置いており、独自の経営センスを持つことで知られた。

FCの弁当商品以外にCVSベイエリアとしての弁当を販売したり、トラック運転手などが多い湾岸エリアの店向けに独自の商品を開発している。また、店舗でのクリーニング取次ぎサービスや宝くじの販売など、新たなサービスの開発に取り組んだ。店舗ごとの平均日販はコンビニエンスストア業界でもトップクラスと言われていた[3]

沿革[編集]

シビルサービス時代
  • 1981年昭和56年)2月 - 千葉県市川市シビルサービス株式会社設立。当初は、セブン-イレブンのエリアフランチャイジー(ユネイシア名義)であったが、のちに脱退[4]
  • 1989年平成元年)11月 - 当時の株式会社サンクスとサンクス・フランチャイズ・チェーン加盟店契約を締結し、江東区東大島にシビルサービスのサンクス1号店として「サンクス大島店」開店。
  • 1996年(平成8年)12月 - コンビニエンス・ストアの本部事業を目的とする(旧)株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアを設立。
  • 1997年(平成9年)
    • 1月14日 - 当時の株式会社サンクスアンドアソシエイツとエリアフランチャイズ契約。
    • 2月 - (旧)株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアがシビルサービス株式会社のサンクス21店舗を継承。
CVSベイエリア時代
  • 1998年(平成10年)2月 - シビルサービス株式会社が(旧)株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアを吸収合併。同時に、シビルサービス株式会社から(新)株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアに商号変更。エリア・フランチャイズ本部会社となる。
  • 2000年(平成12年)12月 - 大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式上場。
  • 2001年(平成13年)3月 - お掃除代行業を主力とする関連会社として、株式会社FA24設立。
  • 2002年(平成14年)10月 - 東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 2004年(平成16年)5月 - FA24がコンビニエンスストアのポプラとFC契約。
  • 2006年(平成18年)2月 - 東京証券取引所市場第一部へ昇格。
  • 2008年(平成20年)8月 - 千葉県千葉市美浜区中瀬1-7-1 CVSベイエリアビル26Fに本社を移転。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月 - サンクスの運営母体である株式会社サークルKサンクスに対してFC脱退の意向を示す。
    • 10月 - マンションコンシェルジュ事業を主力とする株式会社アスクを子会社化。
    • 11月 - 千葉県市川市にビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」を開業[5]
  • 2010年(平成22年)5月20日 - サークルKサンクスが、同社に対し訴訟を提起[6]
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)
    • 1月20日 - ローソンとのFC契約を締結合意。契約期間は満15年[10]
    • 2月29日 - サークルKサンクスとエリアフランチャイズ契約満了。
    • 3月1日 - ローソンブランド店の営業開始[11]
    • 6月 - 神奈川県(横浜市)に初出店。
  • 2018年(平成30年)
    • 3月1日 - 運営するコンビニ事業のうち、直営店91店舗、加盟店5店舗をローソンアーバンワークスに売却[2]

会社の現況 (2020年2月29日現在)[編集]

株式の状況
  • 発行可能普通株式総数 - 12,000,000株
  • 発行済普通株式総数 - 5,064,000株(うち、自己株式127,731) 
  • 普通株主数 - 5,412名
大株主(上位10名)
株主名 持株数(株) 持株比率(%)
株式会社ユネイシア
1,345,344
27.3
泉澤 豊
725,872
14.7
泉澤 摩利雄
217,080
4,4
泉澤 節子
143,600
2.9
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)
111,400
2.3
中川 一成
103,800
2.1
株式会社京葉銀行
52,800
1.1
瀬間 義信
50,000
1.0
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5)
49,300
1.0
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口1)
45,700
0.9
  • 自己株式は、上記大株主から除外している
  • 持株比率は、自己株式数を控除して計算している
重要な親会社及び子会社等の状況
  • 親会社の状況
    • 該当なし
子会社等の状況
株主名 資本金(千円) 議決権比率(%) 主要な事業内容
株式会社アスク
157,000
100.00
マンションフロントサービス事業
株式会社エフ.エイ.二四
95,000
100.00
クリーニング等各種サービス事業
株式会社アスク東東京
10,000
(100.00)
マンションフロントサービス事業
株式会社アスク西東京
10,000
(100.00)
マンションフロントサービス事業
株式会社アスク大阪
10,000
(100.00)
マンションフロントサービス事業
  • 議決権比率の()内の数字は、間接所有割合を示している。
  • 事業年度末日において、会社法施行規則118条第4項に定める特定完全子会社ではない


企業集団の使用人数の状況
事業部門 使用人数(名)
ホテル 32(42)
マションフロントサービス 237(868)
クリーニング 10(12)
コンビニ 32(42)
その他 4(0)
  • 使用人数は就業員数であり、非正規雇用は()内に年間の平均人員の外数である


単体の使用人の状況
使用人数(名) 全事業年度末比増減 平均年齢(歳) 平均続年数(年)
68 △8 40.4 9.1
  • 使用人のほか、非正規雇用の期中平均人員は84名(前年比▽13)
主要な借入先の状況
借入先 借入額(百万円)
京葉銀行 1,390
三井住友銀行 1,360
みずほ銀行 632
三菱UFJ銀行 504
千葉銀行 307

脚注・出典[編集]

  1. ^ エリアフランチャイズ契約上は千葉県全域。なお、千葉県・東京都特別区9区内でサンクス運営を希望するオーナーは、本部との直接契約を選ぶこともできる混合契約エリアとした。
  2. ^ a b 株式会社ローソン及び同社の完全子会社との会社分割(吸収分割)に関する基本合意及び特別利益計上見込みに関するお知らせ(株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア・2017年11月22日・ニュースリリース)
  3. ^ 「ジョーシキを破壊せよ」 - 2005年 橘川武郎ゼミ学生(青山学院大学経営学部)によるレポート
  4. ^ セブン-イレブンでは、80年代当時京都府などの一部の例外を除き、一事業者による大規模な多店舗展開が認められなかったことや高額のロイヤリティ負担等がFC脱退の要因とされている。市川市に開店した1号店を含め、全6店舗の運営をセブンに委託し脱退。(参考:ジョーシキを破壊せよ)
  5. ^ 所有するビジネスホテルのテナントをローソンに賃貸し、出店させたことにより、サークルKサンクスから提訴される。「サークルKサンクスが内輪もめ揺らぐフランチャイズ契約」、2010年6月28日、ダイヤモンド・オンライン
  6. ^ サークルKサンクスが、フランチャイズ契約の中途解約権不存在確認等を求め、訴訟を提起。当社に対する訴訟の提起に関するお知らせ (PDF) 株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア・平成22年6月11日プレスリリース
  7. ^ 和解による訴訟解決のお知らせ (PDF) 株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア・平成23年12月16日
  8. ^ 本来は満了後2年間の競業避止義務があるが、同社が15億円の解決金を支払う事を条件に免除。
  9. ^ コンビニ事業における契約締結交渉に関する取締役会決議のお知らせ (PDF) 株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア・同日付
  10. ^ 株式会社ローソンとのフランチャイズ契約締結合意のお知らせ (PDF) 株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア・同日付
  11. ^ 幕張コロンブス店・稲毛小仲台店・幕張免許センター店・京成大久保駅前店を同時オープン。

外部リンク[編集]