シヴォーン・ファーイ

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シヴォーン・ファーイ
2018年、バナナラマとともにパフォーマンスするファーイ
基本情報
出生名 シヴォーン・メール・ファーイ
生誕 (1958-09-10) 1958年9月10日(65歳)
出身地 ミーズ県アイルランド[1]
ジャンル
職業
  • 歌手
  • ソングライター
活動期間 1979年-現在

シヴォーン・メール・ファーイ (Siobhan Maire Fahey [ʃəˈvɔːn ˈfɑːhi]1958年9月10日 - )はアイルランドの歌手で、軽めのアルトの声域を持つ[2]。英国のガール・グループのバナナラマの創設メンバーであり、米国で首位を獲得した「ヴィーナス」を含む10曲のトップ10ヒットを持つ。その後彼女はブリット・アワードアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞したシェイクスピアズ・シスターを結成し、1992年には「ステイ」が1位になった。ファーイは2017年にイギリス、2018年に北米とヨーロッパで行われたバナナラマのツアーに他のオリジナル・メンバーとともに参加した。

ファーイはアイルランド出身の女性として初めてアイルランドで2曲のナンバーワン・シングルを書いた女性である[3]

私生活[編集]

ファーイはユーリズミックスデイヴ・スチュワートと1987年に結婚したが、1996年に離婚した。彼女達の間には1987年11月26日に生まれたサミュエルと1991年に生まれたジャンゴの2人の子供がいる[4][5]。兄弟はナイトメア・アンド・ザ・キャットというバンドを結成した[6]。サミュエルは乳児の時にシェイクスピアズ・シスターの「ヒロイン」と「ユーアー・ヒストリー」のビデオに登場している。ジャンゴは俳優としても活躍している[7]。サミュエルはアメリカのインディ・ロック・バンドLo Moonのギタリストとしても活動している[8]

ファーイはスチュワートと結婚する前に北アイルランドのパンク・ロック・バンドStiff Little Fingersのジム・ライリーや、イギリスでナンバーワン・ヒットになった「ヤング・アット・ハート」を一緒に書いたザ・ブルーベルズのボビー・ブルーベルと関係を持っていた[9]

ディスコグラフィ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Thomson, Graeme (2010年4月16日). “Doing it for herself”. The Herald (Glasgow). https://www.pressreader.com/uk/the-herald-1130/20100416/282011848557283 2019年6月5日閲覧。 
  2. ^ “Interview: Siobhan Fahey - 'Why should you stop if you're still inspired?'”. The Scotsman. (2010年1月21日). http://www.scotsman.com/news/interview-siobhan-fahey-why-should-you-stop-if-you-re-still-inspired-1-788335 2014年3月30日閲覧。 
  3. ^ https://irishnumberones.com/2022/06/03/the-bluebells-young-at-heart/
  4. ^ Fearless Innovator”. SuperiorPics.com (2007年). 2007年10月12日閲覧。
  5. ^ Britten, Fleur (2009年11月22日). “Siobhan Fahey returns from the dark side of pop”. The Times (London). オリジナルの2022年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220426182124/https://www.thetimes.co.uk/article/siobhan-fahey-returns-from-the-dark-side-of-pop-vrggxlkp50f 2010年5月23日閲覧。 
  6. ^ An article on "Nightmare & The Cat" Archived 15 March 2016 at the Wayback Machine.. Perusheksindiemovies.wordpress.com (20 September 2011). Retrieved on 15 September 2013.
  7. ^ Django Stewart”. IMDb. 2019年5月11日閲覧。
  8. ^ Album Review: Lo Moon's Self-Titled Debut” (英語). Variety (2018年2月23日). 2020年6月17日閲覧。
  9. ^ Gray, Chris (2002年7月3日). “Violinist wins fight for royalties after musical interlude in the High Court – Crime, UK – Independent.co.uk”. The Independent (London). オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070930190919/http://news.independent.co.uk/uk/legal/article182591.ece 2010年1月10日閲覧。 

外部リンク[編集]