シンビン

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シンビンsin bin または sin-bin)は、ラグビーにおいて、危険なプレーなどにより、一時的に試合から離れることを命じるルールのことである。

解説[編集]

「シンビン」は「Sin=罪、違反」と「Bin=入れ物、置き場」を合わせた造語であり、ラグビーにおいては競技区域から一時的に退出させられることを指す。アイスホッケーの「ペナルティーボックス(一時退場者が出場停止時間中入るベンチ)」とほぼ同じものである。

フィールドのデッドボールライン

適用となるケースとしては、危険なプレーや反則を繰り返した場合であり、審判団の裁量により一時的に退出を命ずるか、あるいはその試合そのものから退場を命ずることができる。一時的な退出を命じられた選手は相手側のデッドボールライン後方にいなければならず、レフェリーが許可するまでフィールド・オブ・プレーから離れなければならない。その際、衣服を着たり身体を動かすことは可能だが、決められた位置から動くことや、コーチらとの接触は禁止される。一時退出時間は、ラグビーユニオン(15人制)、ラグビーリーグ(13人制)など一般的な方式では10分間、1試合当たりの試合時間が少ないセブンズ(7人制)は2分(いずれもハーフタイムの時間を含む)で、ノーサイドになれば自動的に終了する。同一試合で2度、ないしは同一シーズンの公式戦で累計3度のシンビンを課せられた選手は退場(を命じられた選手の処置 サッカーイエローカード<警告>、レッドカード<退場>にほぼ同義)とみなす。

なお、一時的退出は退場の代わりではなく、退場させるのが正当だと判断される反則があった場合は、レフェリーはその選手を退場させなければならない。また、一時的退場の警告を受けた後に、類似の反則を犯した選手は退場させなければならない。レフェリーはシンビンを適用した選手名を、主催する団体(日本においては日本ラグビーフットボール協会や開催地の地域ラグビー協会)に報告しなければならない。

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