シンノウヤシ

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シンノウヤシ
Starr 070124-3839 Phoenix roebelenii.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: ヤシ目 Arecales
: ヤシ科 Arecaceae
: ナツメヤシ属 Phoenix
: シンノウヤシ P. roebelenii
学名
Phoenix roebelenii
O'Brien
英名
pygmy date palm

シンノウヤシ(Phoenix roebelenii)は、中国南東部(雲南省)からラオスベトナムの北部にかけての東南アジアに自生する[1][2]ナツメヤシ属の植物である。

記述[編集]

シンノウヤシは小型から中型で、ゆっくりと2-3mまで成長する。葉は長さ60-120cmの羽状で、同一平面上の100枚程度の小葉から構成される。それぞれの小葉は長さ15-25cm、幅1cmである。色は灰色がかった緑色で、裏面が軟毛に覆われている。

45cm程の長さの花序に小さな黄色い花を付ける。果実は食用可能な1cm程の核果で、ナツメヤシの果実に似る[3]

栽培と利用[編集]

シンノウヤシは、熱帯地域等では庭の観賞用植物として人気がある。10-16℃の最低気温が必要で、これより涼しい地域では温室の中、または室内の観葉植物として育てられる[4]。剪定はほぼ必要なく、害虫や土壌変動にも強い。アメリカ合衆国南西部の砂漠地帯では、朝日が推奨される。

王立園芸協会からガーデン・メリット賞を受賞している[5]

ギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ WCSP, World Checklist of Arecaceae: Phoenix roebelenii
  2. ^ Germplasm Resources Information Network: Phoenix roebelenii
  3. ^ Huxley, A., ed. (1992). New RHS Dictionary of Gardening. Macmillan ISBN 0-333-47494-5.
  4. ^ RHS A-Z encyclopedia of garden plants. United Kingdom: Dorling Kindersley. (2008). pp. 1136. ISBN 1405332964. 
  5. ^ RHS Plant Selector - Phoenix roebelenii”. 2013年6月28日閲覧。

外部リンク[編集]