シラヤ族

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シラヤ族(Siraya、中国語:西拉雅族)は台湾原住民の一つであり、平埔族の一支族に分類される。主に台南高雄屏東に居住している。19世紀漢民族入植者が増えたことにより、一部のシラヤ人は花蓮台東へ移住した。

言語・文化[編集]

日本統治時代の台湾で、台北帝国大学教授の村上直次郎小川尚義シラヤ語の古文書を収集したり、浅井恵倫がシラヤ語歌謡を録音したりして、その文化や民俗の研究が始まった。第二次世界大戦後、中華民国が台湾を統治するようになって以降は、中央研究院がシラヤ族についての研究を引き継いだ。

2002年、言語・文化の復興を目指す活動をしていたシラヤ族男性の娘と結婚した、ビサヤ族の血を引くフィリピン人男性が、ビサヤ語の知識でシラヤ語の古文書が意味がおおまかに分かると指摘。ビサヤ語と対照しながら、シラヤ語の辞書が作成されるなど、文化の研究・復興が進んでいる[1]

分類[編集]

  • シラヤ本族(西拉雅本族)
    • 新港社
    • 蕭壟社
    • 麻豆社
    • 目加溜湾社
  • タイボアン族(大満族、四社熟番とも)
    • 大武壟社
    • 茄抜社
    • 芒仔芒社
    • 霄里社
  • マカタオ族(馬道族、鳳山八社とも)
    • 阿猴社
    • 塔楼社
    • 武洛社
    • 力力社
    • 放索社
    • 茄藤社
    • 上淡水社
    • 下淡水社

脚注・出典[編集]

  1. ^ 毎日新聞』夕刊2018年1月22日~24日連載【民族復興 台湾・シラヤ族の闘い】(上)母語蘇生の模索(中)古文書解読の奇跡(下)公認へ、続く活動

関連項目[編集]

外部リンク[編集]