ショーン (ストリートファイター)

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ショーン プロフィール

ショーンSean)は、カプコンが開発・販売している対戦型格闘ゲームストリートファイターIII』シリーズに登場する架空の人物。

キャラクター設定[編集]

『ストリートファイターIII』(以下『ストIII』)の一作目である『ストリートファイターIII -NEW GENERATION-』(以下『1st』)にて初登場。ケン・マスターズの元に押しかける形で弟子入りした、日系ブラジル人三世の青年。『ストIII』シリーズでは黄色の道着を着ている。スポーツ万能で、特にバスケットボールが得意であるが、肝心の格闘家としての実力はまだまだといったところ。目上の相手には「〜ッス」と体育会系口調になる。

ゲーム中では呼ばれることはないが、設定上のフルネームはショーン松田(-まつだ)[3]。祖父の松田金治郎[4]から柔術も教えられ、未熟ながらも習得している。金治郎以外の家族は、祖母のTERUKO[4]、父の松田雄一郎[4]、母のブレンダ[4]、7歳上の兄[4]、6歳上の姉[1]。また、親族にはブレンダの弟家族のダシウバ家がおり、雑貨屋を経営しながらカポエラ教室を開いている[4]。その構成はブレンダの弟PEDOROとその妻LUIZA[4]、2人の息子でショーン達3兄弟には従兄弟に当たるエンゾ[4]、娘にして同じく従姉妹のマヌエラ[4]。なお、松田家とダシウバ家はとても仲が良く、皆が集まって夕食を食べるのもよくあるとのこと[4]

ストリートファイターV』(以下『ストV』)ではショーン自身は参戦しないが、姉であるララが参戦し、『ストV』の公式ホームページの「シャドルー格闘家研究所」の「キャラ図鑑」にて自身の個別プロフィールと兄の名がファビオ[4]であることが明かされた。

『ストV』のゼネラルストーリーではゲームをしながら道を歩いていたときにシャドルー四天王・F.A.N.G(ファン)とぶつかり、ピースの話をされると自分の姉宛に届いたものだと言い、F.A.N.Gに人質に取られそうになった所をケンに救われる。

ケンからはあまり熱心に教えてもらってはおらず、「リュウから一本とってくるまで戻ってくるな」と言われて、リュウに体よく押し付けられることもあった(『1st』および『ストリートファイターIII 2nd IMPACT -GIANT ATTACK-』〈以下『2nd』〉のエンディングより)。

春麗のことはケンから聞かされて知っており、また「ダン」(火引弾)呼ばわりされることを抗議する台詞もある(『1st』〈英語のみ〉および『2nd』の同キャラクター対戦時の勝利画面より)。

ゲーム上の特徴[編集]

ケンの弟子ということで、使う技はある程度ケン(ないしリュウ)のそれに似ているが、性能は低く抑えられている。独自の技も頼れるものばかりではなく、未熟なファイターという設定が如実に反映されているが、条件如何では大ダメージの連続技を狙うことも可能。『2nd』においてはEX必殺技の追加なども手伝って十二分に強いキャラクターとなっており、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』(以下『3rd』)にて大幅に下方修正されるに至った。なおジャンプやダッシュの性能はケンらと比べると若干勝り、特にハイジャンプの高さでは差をつけているものの、『3rd』では技の性能差を補えるものではない。

『2nd』以降はブロッキングのボーナスゲームでも登場し、プレイヤーキャラクターにボールを投げてくる。

技の解説[編集]

パーソナルアクション[編集]

後ろから投げ込まれたバスケットボールをジャンプして受け取り、すぐさま相手にシュートする。これにより次の技のスタン値を高めることができるが、ボールも攻撃判定があり、飛び道具としての使い道もある。

ボールは相手に当たった後も少しの間は画面内に残り、画面外に転がっていくまでにパーソナルアクションを行うと、ボールが飛んでこずショーンが戸惑う。この場合は追加効果も得られない。

なお、ボールは攻撃で割ることができる。

投げ技[編集]

セオイスルー
相手の胸倉を掴み投げる。
トモエスルー
相手の胸倉を掴み、後ろに倒れこみながら投げ飛ばす。

特殊技[編集]

ショーンパチキ
『2nd』からの技。踏み込んで頭突きを打ち下ろす。しゃがみガード不可の中段属性技。
ローリングソバット
『3rd』からの技。跳ねながら蹴りを入れる。

ターゲットコンボ[編集]

近距離立ち中パンチ→立ち強パンチ(ボディーブロー → アッパー)
『1st』のみ使用可能。ケンの使うものと同じ技であるが、こちらはキャンセルができない。
近距離立ち中パンチ→(遠距離立ち)強キック(ボディブロー → カマバライキック)
『2nd』以降で使用可能。なお、『3rd』では遠距離立ち強キックが異なるものに差し替えられたため、「カマバライキック」はこのターゲットコンボでしか使用できない。
(近距離)立ち強パンチ→特殊技(アッパー → ショーンパチキ)
『3rd』では近距離限定。

必殺技[編集]

ショーンタックル
突進した後、コマンド入力時のボタンを押していると相手の足を取って倒して、マウントポジションになってパンチを叩き込む。ボタンを離した場合は移動のみ。ただしガードされた時のスキがかなり大きい。
マウント後のパンチは『2nd』までは両手を組んで叩き付けるもの(EX版はこれを3発)で、『3rd』では左右1発ずつとなる(EX版は左右2発ずつのパンチから両手を組んで叩き付ける)。
ドラゴンスマッシュ
「昇龍拳」を彼なりに修得した技だが、独自のアレンジが加えられている。
『2nd』までは「昇龍拳」で飛び上がってから、空中でターンして、叩き落とすパンチを繰り出す。
『3rd』では両方の拳でアッパーカットを繰り出す。またEX版ではさらに飛び上がる際、膝でも攻撃しているようである。
トルネード
「竜巻旋風脚」を彼なりに模倣した技で、浮きながら左右の回し蹴りを連続して決めていく。『1st』ではスタン値が高く、反撃も受けにくかったが(『2nd』でもスタン値は抑えられたものの使いやすさは変わらず)、『3rd』ではEX版を除き、ヒット、ガード問わず隙が大きい。
リュウビキャク
山なりに飛んで浴びせ蹴りを入れる技。『2nd』までは高い軌道で飛んでいたが、『3rd』では軌道が低くなっている。
前転
身を丸めて転がっていく。移動中は相手をすり抜けられる。

スーパーアーツ[編集]

SA1 ハドウバースト
  • ストック数 (全作-3) ゲージの長さ (全作-72) (単位:ドット)
「波動拳」を彼なりに習得した技。ただし、その形状はリュウやケンのものとは形状が異なる。
相手の飛び道具を1ヒット分のみかき消しつつ攻撃が可能で、これによって威力が下がることもなく、また弾速も速い。
SA2 ショウリュウキャノン
  • ストック数 (1st-3/2nd-2/3rd-2) ゲージの長さ (1st-96/2nd-88/3rd-96) (単位:ドット)
「昇龍拳」を2連発で繰り出す。その軌道はケンの『スーパーストリートファイターII X』版「昇龍裂破」とほぼ同様である。ボタンを連打することで2発目の「昇龍拳」のヒット数を増やすことができる。
SA3 ハイパートルネード
  • ストック数 (1st-2/2nd-2/3rd-1) ゲージの長さ (1st-112/2nd-112/3rd-120) (単位:ドット)
突進してのショルダータックルから連続攻撃を叩き込み、空中に上りながらの「トルネード」から「リュウビキャク」でフィニッシュする技。ただしショルダータックルを空中の相手にヒットさせると、残りの攻撃が空振りになる。
『2nd』では高い性能を誇り、ほとんどどんな技を当ててからでもキャンセルで(一部の技はノーキャンセルですら)つなげることができたが、『3rd』ではストック数、性能ともに弱体化した。

担当声優[編集]

登場作品[編集]

関連人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b ゲーメストムックVol.81『ストリートファイターIII ファンブック』新声社、89頁。
  2. ^ ゲーメストムックVol.75『ストリートファイターIII』新声社、219頁 およびALL ABOUTシリーズ Vol.19『ALL ABOUT ストリートファイターIII THE FIGHTING BIBLE』電波新聞社、223頁。
  3. ^ 『ストリートファイターIII』のシークレットファイルより。
  4. ^ a b c d e f g h i j k キャラ図鑑045:松田家|キャラ図鑑|活動報告書|CAPCOM:シャドルー格闘家研究所