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ショーバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ショーバ
Shobha
本名 マハーラクシュミ・メーノーン(Mahalakshmi Menon)
別名義 ショーバ・マヘンドラ(Shobha Mahendra)
ウルヴァシー・ショーバ(Urvashi Shobha)
ベイビー・マハーラクシュミ(Baby Mahalakshmi)
ベイビー・ショーバ(Baby Shobha)
生年月日 (1962-09-23) 1962年9月23日
没年月日 (1980-05-01) 1980年5月1日(17歳没)
出生地 インドの旗 インド マドラス州英語版マドラス(現タミル・ナードゥ州チェンナイ
死没地 インドの旗 インド タミル・ナードゥ州マドラス
職業 女優
ジャンル マラヤーラム語映画タミル語映画
活動期間 1965年-1980年
配偶者 バル・マヘンドラ英語版(1978年-1980年、死別)
著名な家族 プレーマー英語版(母)
受賞
フィルムフェア賞
カンナダ語映画部門主演女優賞英語版
1979年『Aparichita』
タミル語映画部門主演女優賞英語版
1980年『Pasi』
その他の賞
国家映画賞
主演女優賞英語版
1980年『Pasi』
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ショーバ(Shobha、1962年9月23日 - 1980年5月1日)は、インドマラヤーラム語映画タミル語映画で活動した女優。女優として国家映画賞フィルムフェア賞 南インド映画部門ケララ州映画賞英語版を受賞するなど将来を期待されていたが、1980年に自宅で首を吊った状態で発見され、17歳で死去している[1]

生涯

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生い立ち

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1962年9月23日、K・P・メーノーンとプレーマー英語版の娘として生まれた。母のプレーマーは1954年から1981年にかけて女優としてマラヤーラム語映画で活動していた[2]

キャリア

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1966年にJ・P・チャンドラバーブ英語版の『Thattungal Thirakkappadum』でタミル語映画デビューした。同作ではJ・P・チャンドラバーブのほかにサヴィトリK・R・ヴィジャヤ英語版R・S・マノーハル英語版と共演し、「ベイビー・マハーラクシュミ(Baby Mahalakshmi)」とクレジットされた[3]。1967年にはP・ヴェーヌ英語版の『Udhyogastha』でマラヤーラム語映画デビューし、「ベイビー・ショーバ(Baby Shobha)」とクレジットされた。同作ではサティヤン英語版プレーム・ナジール英語版K・P・ウンメル英語版シェーララージャシュリー英語版と共演し、マラヤーラム語映画初の「マルチスター映画」と評されている[4]。1978年にバーラチャンドラ・メーノーン英語版の『Uthrada Rathri』に出演し、続けて出演した『Aparichita』でフィルムフェア賞 カンナダ語映画部門主演女優賞英語版を受賞した。また、1979年に出演した『Ente Neelakaasham』でケララ州映画賞 主演女優賞英語版を受賞し、『Pasi』では国家映画賞 主演女優賞英語版を受賞している。

死去

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1978年に家族ぐるみの交際があったバル・マヘンドラ英語版と結婚したが、30歳以上の年齢差があったことから両親や友人からは結婚を反対されていた[1]。1980年に第27回国家映画賞英語版授賞式に出席して主演女優賞を受賞したが、数日後の5月1日にマドラスの自宅で首を吊った状態で発見され、死亡が確認された[1][5]。母プレーマーはバル・マヘンドラによる殺害を主張したが、司法解剖の結果、事件性はなく自殺と断定された[1]。1984年にはプレーマーが彼女の後を追って自殺している[1]。また、2010年にはK・G・ジョージ英語版が彼女の生涯を題材にした『Lekhayude Maranam Oru Flashback』を製作している[6]

フィルモグラフィー

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マラヤーラム語映画

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タミル語映画

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テルグ語映画

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カンナダ語映画

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受賞歴

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部門 作品 結果 出典
国家映画賞
1980年英語版 主演女優賞英語版 『Pasi』 受賞 [5]
フィルムフェア賞 南インド映画部門
1979年 カンナダ語映画部門主演女優賞英語版 『Aparichita』 受賞 [7]
1980年 タミル語映画部門主演女優賞英語版 『Pasi』 [8]
ケララ州映画賞英語版
1971年 子役賞英語版 『Yogamullaval』 受賞 [9]
『Avalalpam Vaikippoyi』
1977年 第2位女優賞英語版 『Ormakal Marikkumo』
1978年 主演女優賞英語版 『Ente Neelakaasham』

出典

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  1. ^ a b c d e Aravind, CV (2020年5月9日). “Remembering Shoba, the brilliant actor who left us too soon”. The News Minute. オリジナルの2021年10月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211008114700/https://www.thenewsminute.com/article/remembering-shoba-brilliant-actor-who-left-us-too-soon-124228 
  2. ^ Babu, Subash (2020年5月10日). “Actress Shobha and her intriguingly filmy life story still remain endearing”. 2020年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月12日閲覧。
  3. ^ Guy, Randor (2009年10月2日). “A voice that mesmerised”. The Hindu. オリジナルの2009年11月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091106120522/http://www.hindu.com/fr/2009/10/02/stories/2009100250670400.htm 2012年3月5日閲覧。 
  4. ^ “Film director P. Venu dead”. The Hindu. (2011年5月26日). オリジナルの2011年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110808081738/http://www.hindu.com/2011/05/26/stories/2011052661790400.htm 2015年9月20日閲覧。 
  5. ^ a b Kumar, S. R. Ashok (2002年5月3日). “It's a heavy price to pay”. The Hindu. オリジナルの2003年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20030704154904/http://www.hindu.com/thehindu/fr/2002/05/03/stories/2002050300330300.htm 2012年1月11日閲覧。 
  6. ^ Joy, Prathibha. “Veteran director Balu Mahendra no more”. http://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/kannada/movies/news/Balu-Mahendra-passes-away/articleshow/30334092.cms 2025年2月14日閲覧。 
  7. ^ 26th Filmfare Awards South (1979)”. Bollywood Product. 2025年2月15日閲覧。
  8. ^ 27th Filmfare Awards South (1980)”. Bollywood Product. 2025年2月15日閲覧。
  9. ^ State Film Awards”. Kerala State Chalachitra Academy. 2016年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月26日閲覧。

外部リンク

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