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ショムニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ショムニ
ジャンル コメディ
漫画
作者 安田弘之
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
発表号 1995年25号 - 1997年26号
巻数 全7巻
映画
原作 安田弘之
監督 渡邊孝好
脚本 一色伸幸
音楽 ファンキー末吉
製作 松竹
配給 松竹
封切日 1998年11月28日
上映時間 93分
その他派生作品
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画映画
ポータル 漫画映画

ショムニ』は、安田弘之による漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ映画

モーニング』(講談社)において公募最優秀作として読みきり掲載された後、長期連載された。単行本全7巻、文庫本全3巻。

概要

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とある大手の商事会社にある、落ちこぼれ社員が集められた庶務二課(略称ショムニ)に勤めるOLたちの人間模様を描いたコメディ。

2013年現在、版権は講談社からメディアファクトリーに移っている[1]

登場人物

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塚原佐和子(つかはら さわこ)
主役(22歳)。福島県出身。温和だが地味で人付き合いができず,暗い女という事でショムニへ左遷され、坪井千夏に鍛えられる。踊りの才能があるらしい。
坪井千夏(つぼい ちなつ)
ショムニのボス(27歳)。新潟県出身。口が悪くて女王気質で色々な男友達(下僕)がいる。昔は今からは想像出来ない位の大人しい少女だった。社会人二年目の頃にアダルトビデオに出演し、親にバレて勘当されている。佳菜曰く、ショムニに左遷された時点では知世より千夏の方が一番仕事ができたとのこと。
日向知世(ひむかい ちよ)
ショムニのメンバー(28歳)。フルネームを一発で読める人は少ない。仕事は出来るが一言多い性格で、上司との衝突でショムニに左遷された。井上課長と共に千夏より古くからショムニにいる為、昔のショムニや来た当時の千夏のことを知っている。キャリア志向が強く、人事部の陰謀でショムニを出るが、最終話で人事部長に談判してショムニに戻ってくる。
宮下佳菜(みやした かな)
ショムニのメンバー(25歳)。社内での交友関係が問題視されショムニに左遷されている。愛称は「カナさん」(年上の坪井千夏ですらそう呼んでいる)。1年で2回離婚している魔性の女。美人なので人気があり、会社の上司を含め多数の交際関係がある。千夏曰く「女の武器が核兵器級」。癪に障る発言をされたり血を見ると逆上する(千夏曰く「ゴルゴン宮下」)。占いや宝石鑑定もできる。のちに三田村に興味を持ち、ショムニのメンバーに三田村を貶された際は逆上していた。
徳永佳代子(とくなが かよこ)
ショムニのメンバー。関西弁でおしゃべりでウソつきで三枚目役。大企業の御曹司(次期総帥)と交際している。ショムニのメンバーからはブス扱いされているが、本人はあまり気にしていない。
丸橋由美子(まるはし ゆみこ)
人事部の陰謀で日向知世の代わりにショムニに左遷される。事務処理能力は優秀だがマイペース型で部署内の連帯感を損ねる発言があるとの評価を受けている。メルヘングッズで机の周りをコーディネートしている(日々変化させている)。後に特務課の穴熊と付き合うことになる。ショムニメンバーの中で最も背が低く、小動物扱いされることも。
井上洸二(いのうえ こうじ)
ショムニの課長ではあるが、気が弱くて仕事が出来ないため部下であるはずの千夏や知世らにいつもいじめられている。いつもブッチャを抱っこしている。既婚者で毎日愛妻弁当を食べている他、女子高生の娘がいる。若いころはバンド「満帆スーパーモンキーズ」を組んでおり人気があったとのこと。
ブッチャ
千夏が拾ってきたオスの野良猫。普段は井上課長に抱っこされているが、気に食わない人物に抱かれると爪で引っ掻く癖がある。
右京友弘(うきょう ともひろ)
T大学法学部卒で7か国語をマスターした若手エリート(26歳)。塚原がひそかに思いを寄せる。社会人として使い物にならないとされ、ロサンゼルス支社から海外総合事業特殊業務課(特務課)に左遷される。自意識が過剰なまでに強く、そのプライドが傷付くのを恐れるため、失敗を避けようとする。資産家の母親や満帆商事社長、千夏までが彼のそうした性格を直そうとする。特務課ではメンバーたちから賭け麻雀を教えられてのめり込み、家財を取られたほか、佐和子からも借金しようとするまで落ちぶれる。
三田村(みたむら)
特務課のメンバー。既婚者であるが妻子との関係は冷え切っており、佳菜に思いを寄せる。
小堺(こざかい)
特務課のメンバー。大柄な体格をしており絶倫。
穴熊(あなぐま)
特務課のメンバー。小柄で無口な性格をしており、特務課のメンバーですら喋っている所を知らないレベル。のちにショムニの由美子と付き合う。趣味は女装で右京をその道に引きずり込む。
荒木(あらき)
特務課の課長。競馬が趣味。のちに特務課のメンバーから見放され社内を彷徨う。かつて井上たちと共に「満帆スーパーモンキーズ」を組んでいた。
菅井(すがい)
人事部長。千夏や知世をショムニに送り込んだ張本人。かつて井上たちと共に「満帆スーパーモンキーズ」を組んでいた。

用語

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庶務二課(しょむにか)
正式には総務部庶務二課。通称:ショムニ。佐和子曰く「ハキダメ」。千夏曰く、本来は会社においてトラブルを起こしたり反抗した社員を送り込む「懲罰房」的存在だったとのこと(千夏自身、ショムニ送りとなった際早退や無断欠勤を繰り返した程)。千夏配属後は会社内における空気が変わり、社員の中には千夏に憧れてショムニ行を志願する者までいるとのこと。業務内容自体は雑用だが、作中で特段の業務を行なうシーンは少なく、遊んでいる状態の方が多い。
庶務一課(しょむいっか)
通称:ショムイチ。融通の利かない中高年の事務員が多いとのこと。千夏曰く「現役時代ロクに努力もしないで適当な男を捕まえて結婚した人々」の集まり。
海外事業特殊業務課(かいがいじぎょうとくしゅぎょうむか)
通称:特務課。右京が送り込まれた閑職で男性版ショムニ。業務内容は資料の翻訳や会議時の通訳業務などだが、業務量はさほど多くなく、麻雀等をして遊んでいる状態の方が多い。

書誌情報

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モーニングKC

  1. 1996年8月21日発売、ISBN 9784063001693
  2. 1996年11月20日発売、ISBN 9784063001754
  3. 1997年2月19日発売、ISBN 9784063001839
  4. 1997年5月21日発売、ISBN 9784063001877
  5. 1997年6月20日発売、ISBN 9784063001884
  6. 1997年7月19日発売、ISBN 9784063001907
  7. 1997年9月19日発売、ISBN 9784063001921

テレビドラマ

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1998年より江角マキコ主演でフジテレビにてドラマ化された。ドラマ版はストーリー展開や登場人物の役名・キャラクター設定などに大幅な変更が加えられている。また、一話完結形式である。

映画

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ショムニ
監督 渡邊孝好
脚本 一色伸幸
原作 安田弘之
製作 野村芳樹
出演者 高島礼子
遠藤久美子
河合美智子
濱田のり子
小林麻子
音楽 ファンキー末吉
主題歌 夜総会BAND「TENJIKUへ行こう〜Trust yourself〜」
撮影 渡部眞
編集 冨田功
製作会社 松竹
配給 松竹
公開 1998年11月28日
上映時間 93分
製作国 日本
言語 日本語
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劇場映画版は1998年11月28日に全国松竹系で公開。テレビドラマ版と関連のない映画オリジナル版であり、内容はむしろ漫画に近く、劇中での時間経過は2日間である。松竹の単独製作であり、テレビドラマ版を制作したフジテレビは関与していない。

主役の坪井千夏役は、当初はテレビドラマ版と同様に江角マキコを予定していたが、映画版の製作決定自体が急だったためスケジュール上の折い合いがつかず、高島礼子が主演となった。

内容は原作に忠実だったものの、ヒットしたテレビドラマ版の要素が無かったため、一般には受けが悪く、この年公開された日本映画の人気投票では、下から数えた方が早い程の低人気で終わり、映画雑誌『キネマ旬報』の1999年1月上旬号では同じフジテレビのドラマの映画化でありながら、大ヒットした東宝系の『踊る大捜査線 THE MOVIE』に対して、なぜ本作がヒットしなかったかを比較する記事が掲載されたほどであった。

VHS化および松竹の専門チャンネルでの放送はあるものの、DVD化はされていない。

あらすじ

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キャスト

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スタッフ

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脚注

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  1. テレビドラマ『ショムニ2013』公式サイトより。

外部リンク

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