シャー・ルク・カーン
シャー・ルク・カーン Shah Rukh Khan | |
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2018年 | |
生年月日 | 1965年11月2日(58歳) |
出生地 | ニューデリー |
国籍 | インド |
活動期間 | 1988年 - |
配偶者 | Gauri Khan(1991年 - ) |
主な作品 | |
『DON』シリーズ 『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 『マイネーム・イズ・ハーン』 『チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜』 『PATHAAN/パターン』 |
シャー・ルク・カーン(Shah Rukh Khan; アラビア文字表記:شاه رخ خان; デーヴァナーガリー表記: शाहरुख़ ख़ान / 1965年11月2日 - )は、インドのニューデリー出身の俳優。愛称は「SRK」もしくは「King Khan」。
経歴
[編集]ニューデリーの St. Columba's High School からデリー大学の Hans RajCollege に進み、後にジャーミヤー・ミリヤー・イスラーミヤー大学で経済学の修士号を取得。学生時代には学業もスポーツも抜群の成績を修め、優等学生として表彰されている。特にスポーツの分野ではサッカーやクリケットに才能を発揮し、故障しなければスポーツ選手になりたかったと語っているほど。
学業を終えるとジョン・バリー主催の演劇グループに所属、現代演劇の俳優として舞台に出演する。1988年に出演したテレビの連続ドラマ「Fauji फ़ौजी」(フォウジー:「兵隊」)で人気がブレイク、ボンベイ(現在のムンバイ)に移住し、映画スターとしてのキャリアをスタートする。
私生活
[編集]15歳で父タージを、25歳で母ファーティマーを亡くす。映画俳優としてデビュー直後の26歳で学生時代からつきあっていた5歳年下のガウリー・チッバーと結婚。ガウリーはヒンドゥー教徒でシャー・ルク・カーンはイスラーム教徒。結婚後も互いの宗教を尊重し、子どもたち(長男アーリヤン、長女スハーナー)はヒンドゥー教とイスラームの両方の儀礼に親しんで育つ。
TVで活躍後、1992年「ラジュー出世する」でジュヒー・チャーウラーと共演し映画デビュー。既に60本近い映画に出演し、1990年代からヒンディー映画界で圧倒的な人気を博し、アジア各国やアメリカ、ドイツ、イギリス、日本にも根強いファンがいる。
主な出演作品
[編集]- ラジュー出世する(Raju Ban Gaya gentleman राजू बन गया जेंटलमैन) (1992)
- 地獄曼陀羅 アシュラ(Anjaam अनजाम) (1993)
- カランとアルジュン(Karan Arjun करन अर्जुन) (1995)
- シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦(Dilwale Dulhanya Le Jayange दिलवाले दुल्हनिया ले जाएँगे) (1995)
- イエス・ボス(Yes Boss यस बोस) (1997)
- コイラ 愛と復讐の炎(Koyla कोयला) (1997)
- ディル・セ 心から(Dil Se दिल से) (1998)
- 何かが起きてる(Kuch Kuch Hota Hai कुछ कुछ होता है) (1998)
- 時に喜び、時に悲しみ(Kabhi Kushi Kabhi Gham कभी ख़ुशी कभी ग़म) (2001、後に邦題は「家族の四季 -愛すれど遠く離れて-」と改題)
- デーヴダース(Devdas देवदास) (2002)
- たとえ明日が来なくても(Kal Ho Naa Ho कल हो ना हो) (2003)
- ヴィールとザーラ(Veer-Zaara वीर-ज़ारा) (2004)
- Swades (2004)
- Paheli पहेली (2005)
- さよならは言わないで(Kabhi Alvida Naa Kehna कभी अलविदा ना कहना) (2006)
- DON -過去を消された男-(Don डॉन - द चेस बिगिन्स अगेन) (2006)
- Chak De India (2007)
- 恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(Om Shanti Om ओम शांति ओम) (2007)
- 神が結び合わせた2人(Rab Ne Bana Di Jodi रब ने बना दी जोडी ) (2008)
- マイネーム・イズ・ハーン(My Name Is Khan) (2010)
- ラ・ワン (Ra.One) (2011)
- 闇の帝王DON 〜ベルリン強奪作戦〜 (Don 2) (2011)
- 命ある限り(Jab Tak Hai Jaan) (2012)
- チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜 (Chennai Expres) (2013)
- FAN (FAN) (2016)
- Raees (2017)
- ブラフマーストラ (2022)
- PATHAAN/パターン(2023)
- タイガー 裏切りのスパイ(2023年)
- JAWAN/ジャワーン(2023年)
クリケットとの関係
[編集]熱烈なクリケットファンとして知られる。クリケットはインドで圧倒的に一番人気のスポーツであり[1][2]、ボリウッド映画と共に最も象徴的な現代エンターテイメントとも言われる[3]。シャー・ルク・カーンはインドのプロクリケットリーグであるインディアン・プレミアリーグ所属のコルカタ・ナイトライダーズの共同オーナーである[4]。他にもアメリカのメジャーリーグクリケット所属のロサンゼルス・ナイトライダーズやカリブ海地域にあるカリビアン・プレミアリーグ所属のトリンバゴ・ナイト・ライダースの経営にも関わっている[4]。
脚注
[編集]- ^ Mumbai Sports & Recreation mumbaimart com. 2023年9月20日閲覧。
- ^ アジア15都市生活者の好きなスポーツ、スポーツイベント 博報堂 2019年7月6日閲覧。
- ^ What India needs is more cricket and less Bollywood Financial Times 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b Not just KKR, but Shah Rukh Khan owns these 3 cricket teams; part of Rs 9147 crore franchise DNA India 2023年10月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Shah Rukh Khan (@iamsrk) - X(旧Twitter)
- Shah Rukh Khan (@iamsrk) - Instagram
- Shah Rukh Khan (IamSRK) - Facebook
- シャー・ルク・カーン - allcinema
- シャー・ルク・カーン - KINENOTE
- Shah Rukh Khan - IMDb